「兵法」の本質を学び初めて「論語」の悟りを知る。
何事にも学ぶ順序というものがある。
正しく行わなければ多くの時間を無駄にするばかりか、
宝玉のような教えも瓦礫と化す。
学びとは自分勝手に行うものではなく、
学ぶ方法を間違えないことが肝要である。
何でも自由に選択できる時代は誤った方法が氾濫する。
誤りに気付いたときには大きな後悔の念に包まれる。
そして二度と戻ってこない時間の大きさを知る。
人生において何かの選択が間違っている。
そんな人が実に多いことに驚かされる昨今。
※耳順(じじゅん)とは、孔子論語の「六十にして人の話しを素直に聞けるようになった」という節を起源とする60歳代の呼び名である。
正義とは常に多くのパラドックスを生む要因でもある。
パラドックスは本質を見抜く最大の障害になる。
何事も自身に都合よく脚色してしまうから。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
長続きしないのは志に伴う戦略も計画も無く、
時々の自己利益優先思考に従う思いつき行動だから。
まずは何処に向かうのかというゴールを定めることだ。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
コンビニエンスストアと都市型ミニスーパーの台頭により肉屋・魚屋・八百屋などの個人商店が消えてなくなっていった状況と酷似しているのが昨今の飲食業界です、全国のラーメン店や焼肉店をはじめ中小規模のレストランが今年に入り大挙して倒産に見舞われています。
新型コロナウイルス禍以前にも予想されていた状況でしたが何とか国の持続化給付金や営業時間短縮協力金によって持ちこたえていたとみるのが正解で、その根拠に給付金が支給されなくなるや否や続々と倒産に追い込まれる飲食店が急増しています。
この裏には円安と物価高による仕入れ食材と光熱費の大幅値上げ、そして所得倍増計画での人件費増に加えて借入金返済やリース支払いが重く圧し掛かってきたと考えられます、それならばと価格を上げるとお客さんが離れていくというジレンマによって易々と価格を上げることもできません、その結果止むを得ず破産を選択するしか自分や家族を守る方法がないということです。
今後どのような状況に収束していくかといえば、大手チェーンの大型居酒屋や国際ホテル内にあるような高級レストランと街中華にビストロやショットバーなど客数10数人で満席になるような一人で店を回せる小さな飲食店が生き残ると予想できます、これは不動産屋の空き店舗情報に素直に反映しています。
このどちらにも属さない中間規模の飲食店が生き残るには極めて厳しい状況が今後も続きます、この秋にも2年連続の更なる大幅な物価高が報じられています、所得が当面抑えられる庶民は徐々に外食を控えるようになるでしょう。
代わって売り上げ絶好調なのが高級冷凍食品です、店でしか味わえないような焼き魚やステーキなどの惣菜や具が多い本格的なパスタや丼物がレンジで暖めるだけで作りたてのように美味しくいただけます、日本の冷凍技術は世界一で今やお寿司も自然解凍で美味しくいただける時代です。
わざわざ食べに行かなくても今では家で本格的な美味しい料理が手軽にしかも安価に楽しめてしまう時代なのです、しかも冷凍食品は防腐剤や酸化防止剤などの添加物もほとんど使われなく長期保存でも安全です、どんなビジネスでも時代の流れを正しく読んで素直に合わせることが生き残る方法だと思います。
信頼関係構築に重要なのは間合いと呼吸である。
間合いとは距離感である。
時には熱く相手の中に飛び込み、
時には冷静に距離を置き保つこと。
呼吸とはタイミングである。
相手に飛び込むタイミング、
距離を置くタイミングを見間違わないこと。
上手く信頼関係を構築できる人は、
これらがしっかり身についている。
そして常に極自然に行えている。
※耳順(じじゅん)とは、孔子論語の「六十にして人の話しを素直に聞けるようになった」という節を起源とする60歳代の呼び名である。