世間とは自分が思っている以上に優しい。
わがままに嘘や偽りに弱さや未熟さと、
周囲はみんな解っているけど目を瞑る。
それを口にしないし追求しようともしない。
誰も無意味な波風を立てたいとは思わないから。
ただし自律した大人というのは、
その優しさは本物ではないことを真摯に認識する必要がある。
そんな偽りの優しさに甘えていては成長することはない。
だからいつまで経っても成功することもない。
いつかは成功したいと心から願うのであれば、
過去の行いを省みて自身を律して生きることだ。
甘えの中に成功の二文字は存在しない。
※耳順(じじゅん)とは、孔子論語の「六十にして人の話しを素直に聞けるようになった」という節を起源とする60歳代の呼び名である。
人生設計とはビジョンとゴールを定め、
逆算によってその時々の行動を計画するものである。
そこにリアルな人生そのもののエッセンスは何一つも無い。
人生とは今この瞬間が極めて重要であり全てである。
今起きている事実と選択によって、
その延長線上に未来の人生が創造され育っていく。
「あと何年生きられるか」、
安直な逆算で人生を考えるから今を必至で頑張らない、
「 まだ時間が有る」、
その思考がいつまで経っても重い腰を上げようとしなくなる。
これが今この瞬間を大切にしない要因である。
幸福なる最期を迎えたいと思うのであれば、
いつ死んでも後悔のないように、
今この瞬間に全力を出しきって生きることだ。
人生設計と人生とは根本から次元が異なる事項である。
どんなに計画しても計画通りにならないのが人生。
明日を考えず今この瞬間に、
自分の全てを出し惜しみすることなく出し切ることが尊い。
それが結果的に悔いを残さず、
人生設計以上の幸福なる人生をまっとうできる。
※耳順(じじゅん)とは、孔子論語の「六十にして人の話しを素直に聞けるようになった」という節を起源とする60歳代の呼び名である。
責任を取る覚悟が無いなら、
些細な頼まれ事でもきっぱり断ることだ。
断って嫌われるより、
やって恨まれる方が双方の心の傷ははるかに深いから。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
やりたい事で利益にならないビジネスを道楽ビジネスという。
ただ成功者は例え道楽ビジネスでも手を抜かない。
道楽ビジネスも生業ビジネスも全てが常に真剣勝負である。
真剣に取り組めば道楽ビジネスも大きな利益を生むこともある。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
それぞれが自分の使命を知り、
その使命に従い役割をまっとうすれば、
それぞれの持つ能力は100%活かされる。
それぞれの目標と価値観が一致したとき、
分散されたベクトルが一つになり、
少人数でも大きな力を発揮する。
和の法則とは数やそれぞれの能力に非ず。
それぞれが自分と相手を知り相互に認め合い、
一つに纏まるところに在る。
※耳順(じじゅん)とは、孔子論語の「六十にして人の話しを素直に聞けるようになった」という節を起源とする60歳代の呼び名である。