
80年代に流通していたキング・オブ・スコッツの17年陶器ボトルです、ボトルコレクターにも大人気で空ボトルだけでも高値で取引されている希少ボトルの一つです、スコットランドの国旗を思わせるデザインはスコットランドのみならず世界中で人気を博しました。
発売元のダグラス・レイン社は蒸留所を持たないボトラーで現在でもビッグ・ピートをはじめ多くの名作を世に出している大手ボトラーの一つです、蒸留所を持たないので多数の蒸留所からカスク原酒を買い取り独自のブレンドによって時代に合わせた風味のウイスキーを生み出しています。
風味はカラメルやバニラを思わせる甘い香りですが程よくスパイシーさも感じられエッセンスが多いというか非常にバランスがとれた風味です、是非ともストレートでゆっくり飲んで欲しい逸品です。
品名 キング・オブ・スコッツ17年 陶器ボトル 80年代流通ボトル
熟成年数 17年
キーモルト 不明
メーカー ダグラス・レイン
ウイスキー種 ブレンデッド
アルコール度数 43度
内容量 750ml
購入相場価格 15,000円~18,000円(2024年12月時点)
買取相場価格 5,000円~6,000円(2024年12月時点)
特記事項 購入相場価格及び買取相場価格は状態によってかなり変動します

イギリスでは結婚や引っ越し祝いとして送られる「船出を祝うベル」としてベルの陶器ボトルが贈り物として選ばれるようです、スタンダードタイプの陶器ボトルはベージュと茶色のツートーンでペイントで文字が書かれていますが、本ボトルは20年のスペシャル陶器ボトルでありディープブルーで文字も浮き彫りで空瓶コレクターにも人気があります。
現存数が少ないのかニーズが高いのかプレミアムショップではスティディに高値を維持しています、コルクがしっかりしているものなら買取価格も高額です。
ちなみにベルのキーモルトはブレアアソール、インチガワー、ダフタウン、グレンキンチー、カリラ、ブラドノックなどでアイラ・スペイサイド・ハイランド・ローランドと花と動物シリーズでお馴染みの各地の名蒸留所という豪華メンバーです、尚現在流通しているリリース品はブラドノックは含まれていません、調べたところ1993年以降に使われなくなったようです。
トロっとした焦がしたカラメルやドライフルーツの香りが長期熟成を表現していますが飲むと意外と味はすっきりしていて洋ナシのような風味がします、まさに当時の甘口系ブレンデッドの代表格のような風味はこういったウイスキーでないと味わえません、独特の風味を経験する意味でも飲んでみる価値は大いにあります。
品名 ベル20年 ロイヤルリザーブ陶器ボトル 80年代流通ボトル
熟成年数 20年
キーモルト ブレアアソール、インチガワー、ダフタウン、グレンキンチー、カリラ、ブラドノック
メーカー アーサー・ベル&サンズ
ウイスキー種 ブレンデッド
アルコール度数 43度
内容量 750ml
購入相場価格 15,000円~25,000円(2024年11月時点)
買取相場価格 5,000円~7,000円(2024年11月時点)
特記事項 購入相場価格及び買取相場価格は状態によってかなり変動します

グレンネヴィスという名称はかつてキャンベルタウンに実在していた蒸留所名で1923年に閉鎖しています、したがって同名のこのウイスキーは名乗っている理由は定かではありませんがウイスキー種はブレンデッドです。
ラベルに書かれているデータから推測して80年代後半から90年代に流通していたボトルだと思います、70年代から80年代にかけては角型のボトルで流通していました、また2000年代に入ってからロングボトルに変更され12年や18年などが流通していました。
調べたところによるとキャンベルタウンに現存しているグレンスコシア蒸留所のモルトをキーモルトとしているブレンデッドのようですが詳しいことは一切解らない謎多いブレンデッドウイスキーです、ただ現在の購入価格は各年代とも高額設定の店もあり現存数が極めて少ないのかもしれません。
キャンベルタウンのモルトウイスキー特有のフルーティな香りにクッキーのような味が感じられ、キャンベルタウンモルトファンは是非とも探し出して飲んでほしいウイスキーです、美味しいという感覚よりも確実に人を選ぶ興味深い独特の風味です、そういう意味で好奇心を擽るお勧めの一本です。
品名 グレンネヴィス12年 80年代後期~90年代流通ボトル
熟成年数 12年
キーモルト グレンスコシア
メーカー グレンネヴィス・ディステラリーズ
ウイスキー種 ブレンデッド
アルコール度数 43度
内容量 750ml
購入相場価格 12,000円~20,000円(2024年10月現在)
買取相場価格 4,000円~6,000円(2024年10月現在)
特記事項 購入相場価格及び買取相場価格は状態によってかなり変動します

ジョニーウォーカーは1909年から100年以上続くスコッチウイスキーの老舗中の老舗ブランドで、日本では60年代頃からレッドラベルと共に高級ウイスキーブランドとして親しまれてきたスコッチを代表する逸品です、本ボトルはその伝統あるジョニーウォカーの80年代に流通していたスウィングです、それ以前の70年代まではコルクキャップでした。
スウィングはノンエイジですが現在でのランクは価格的にはゴールドラベルよりも上位に位置づけられており17年前後というデータがあります、尚現在でも現役であり甘い香りの中にもパンチの効いたスパイシーな味で寝強いファンも多いです。
ちなみにジョニーウォーカー・スウィングのキーモルトはスカイ島のタリスカー、スペイサイドのモートラックとカーデュなどが主なモルトです、キーモルトからもブラックラベルに比べてモルティな優しい香りをイメージできると思います。
品名 ジョニーウォーカー スウィング 80年代流通ボトル
熟成年数 17年前後
キーモルト タリスカー、モートラック、カーデュ
メーカー ジョン・ウォーカー&サンズ
ウイスキー種 ブレンデッド
アルコール度数 43度
内容量 750ml
購入相場価格 9,000円~18,000円(2024年10月現在)
買取相場価格 3,000円~6,000円(2024年10月現在)
特記事項 購入相場価格及び買取相場価格は状態によってかなり変動します

ジョニーウォーカーは1909年から100年以上続くスコッチウイスキーの老舗中の老舗ブランドで、日本では60年代頃からレッドラベルと共に高級ウイスキーブランドとして親しまれてきたスコッチを代表する逸品です、本ボトルはその伝統あるジョニーウォカー12年ブラックラベルの80年代後期から90年代前期頃に流通していたボトルです。
1990年以降はダブルブラック・ゴールドラベル・グリーンラベル・ブルーラベルと上級だったブラックラベルの更に高級版が次々に誕生し、ブラックラベルのありがたみが失われつつありますが、私を含めて多くのスコッチウイスキーファンはいまだにジョニーウォーカーと言えばこのブラックラベルであり常飲ボトルとしているファンも多いです。
今でこそ3,000円でゴクゴク飲めるウイスキーになっていますが私の大学時代には輸入税や酒税が高いうえに為替は今の半分以下です、したがって大卒初任給が5万円という時代にもかかわらず1万円というめったに飲めない最高級ウイスキーでした、こんな高級なウイスキーをポケットマネーで買える時代に生まれた人がなんとも羨ましい限りです。
本ボトルは1,000mlの免税店限定ボトルで750ml通常ボトルに比べて30%ほど割高価格でプレミアムリカーショップで売られています、当時の相対価格で比べても1万円強で買えるなら決して高くない価格であり懐かしさで飲みたいファンもたくさんいるでしょう、そして風味も当時のものは今のものに比べてキーモルトのエッセンスが多く大変美味しい逸品です。
ちなみにジョニーウォーカー12年ブラックラベルのキーモルトは驚くなかれアイラ島のラガヴーリン、スカイ島のタリスカー、スペイサイドのカーデュをメインに40種ほどのモルトを贅沢にも使っています、キーモルトを知っただけで飲まなくてもその風味がどれほど上品で多くのエッセンスが詰まっているかを想像できるでしょう。
今も昔も私の中でのスコッチブレンデッドウイスキーのNo.1はジョニーウォーカー12年ブラックラベルです、スコッチウイスキーを飲みなれているファンと同様にグリーンやブルーラベルには目もくれずにきっとこれからも常飲し続けることでしょう、そんなジョニーウォーカー12年ブラックラベルの往年の味を是非とも堪能いただきたいと思います。
品名 ジョニーウォーカー12年 ブラックラベル 80年代後期~90年代前期流通ボトル
熟成年数 12年
キーモルト ラガヴーリン、タリスカー、カーデュ
メーカー ジョン・ウォーカー&サンズ
ウイスキー種 ブレンデッド
アルコール度数 40度
内容量 1,000ml
購入相場価格 18,000円~20,000円(2024年9月現在)
買取相場価格 6,000円~7,000円(2024年9月現在)
特記事項 購入相場価格及び買取相場価格は状態によってかなり変動します