ドイツのウイスキーメーカーであるラッケの大変珍しいドイツのアンティークウイスキーです、ちなみに「rauchzart(発音は不明)」は煙っぽいという形容詞のようです、つまりスモーキー(ピートの香りが多い)ということです。
50年ほど前に外資系企業でフリーSE(ITのシステムエンジニア)として就労しており各国へ何度も海外出張していました、その際にお土産として買ってきたのでしょうか、保管していたアンティークウイスキーの中に混ざっていました。
いろいろ調べてみたのですが詳しいことはほとんど解りません、ただ70年代から80年代に流通していた12年熟成のブレンデッドウイスキーということだけは解りました、おそらくですがスコットランドからモルト原酒を輸入して自社製のグレーンウイスキーとブレンドして造られたウイスキーだと思います。
コルク栓には開封防止の細工が施されています、流石に50年も経っているとコルクが痛んで液減してしまっています、これ以上の液減は流石に風味に影響してしまいますので早めにホームパーティで皆で味わうことにしましょう。
ドイツのウイスキーメーカーであるラッケの大変珍しいドイツのアンティークウイスキーです、ちなみに「rauchzart(発音は不明)」は煙っぽいという形容詞のようです、つまりスモーキー(ピートの香りが多い)ということです。
50年ほど前に外資系企業でフリーSE(ITのシステムエンジニア)として就労しており各国へ何度も海外出張していました、その際にお土産として買ってきたのでしょうか、保管していたアンティークウイスキーの中に混ざっていました。
いろいろ調べてみたのですが詳しいことはほとんど解りません、ただ80年代に流通していたノンエイジのブレンデッドウイスキーということだけは解りました、おそらくですがスコットランドからモルト原酒を輸入して自社製のグレーンウイスキーとブレンドして造られたウイスキーだと思います。
年に数回プレミアムウイスキーやワインをホームパーティで皆で飲むのですが、そんな時に開封して味わってみたいと思います。
私が保管しているということは2本買って美味しいと感じたものですので独特の風味が楽しめると思いますが、半世紀前の記憶はほぼゼロです、是非ともどこかで記憶をアップデートしておきたいと思います。
週に2回は通うネパール料理レストランのマスターは年に1度はネパールに戻ります、毎回お土産を頂くのですが今回酒好きな私にとネパールで売られている最も有名だというウイスキーを頂きました。
調べてみたらインド産のグレーンウイスキーにスコットランド産のモルトをブレンドしたインド最大のリカー会社が製造販売しているウイスキーでした、ちなみに日本でもネットで購入することができて約4,000円ほどです。
ネパールと日本の平均給与から換算するとネパールでは10倍の4万円の価値換算になります、それは確かに裕福層しか飲めない高級ウイスキーとなるでしょう、日本でいえば4万円でサントリーの最高級ブレンデッドウイスキー響(ひびき)が3本も買えるのですからどれほどの価格なのかが想像できます。
後日詳しく調べてみて驚いたのですが、このマックダウェルズは「No.1」の名前のとおり世界で30%以上のシェアを持つ真にナンバーワンウイスキーだったのです。
世界ウイスキー販売量ランキングで2022年まで4年連続の1位です、おそらく2023年も1位ではないかと思います、またランキング表の1位から4位までインディアンウイスキーだという事実も見逃せません。
どれもブレンデッドですが流石に人口11億人のバックボーンは大きいです、それにしてもウイスキー流通量の世界シェア1位から4位までがインド産のインディアンウイスキーで4社で世界のウイスキー流通量の3分の2以上のシェアとは凄過ぎます。
味と香りは平均的なブレンデッドウイスキーそのもので特にこれといった特徴もなく日本人であれば買ってまで飲みたいというものでもないと思います、ただ癖が無く甘い香りなのでインド料理にはもってこいのバランスに調整されていると思います。
インド料理店にはククリラムというインドの真っ黒なラムと共に置いてある店も多いようですので、チャンスがあったら是非とも世界一売れているウイスキーを飲んでみては如何でしょう?
世界最大の出荷量を誇るマックダウェルズ No1
100年ぶりにイングランドに誕生したウイスキー蒸留所であるセント・ジョージス蒸留所は、2007年より蒸留・貯蔵を開始しその熟成過程をボトルに詰めてチャプター番号を付け極少量をウイスキーファンに向けて販売しています。
ちなみにチャプターとは「章」の意味で新たな蒸留所のウイスキーの完成までをストーリー化しているのが実にお洒落です、このチャプター4は熟成21ヶ月のもので1つ前のチャプター3は18ヶ月のものです。
非常にラッキーなことに先日行きつけのリカーショップで偶然発見して即購入しました、15年前に発売されたものですので何かの理由で1本だけ倉庫に保管されていたのでしょう、惜しげもなく通い続けるとこういうビッグチャンスに恵まれるものなのですね。
もしかしたら必ず毎土曜日夜にレアウイスキーが無いかと探しに来るので、店長が在庫リストから売れ残っている珍しいボトルを見つけてそっと棚に置いてくれたかもしれないと勘ぐったりしました、ちなみに15年前当時の5,000円ほどで購入できました。
このチャプター4はファーストフィル・バーボンカスクでのピーテッド版です、ウイスキーとして完成するまでの過程の味を確認できる極めてレアなウイスキーベビーということです。
尚、チャプター1からのデータを調べてみたのですが公式な情報は何も得られませんでした、日本にはあまり輸入されていないのかもしれません、もし並行輸入品でも世の中に現存しているのであれば幾つかのチャプターを手に入れて、是非とも歴史的イングリッシュウイスキーの再興記念遺産をチャプター順に味わってみたいと思っています。
調べではチャプター16が未熟成イングリッシュシングルモルトの最終章のようで7年熟成です、その後2015年からザ・イングリッシュ8年という完成版として商品化したのだと思います。
当時はイングリッシュウイスキーにはまったく興味が無かったので詳しいことは解りません、今から思うとオンタイムで蒸留所の歴史を体感できたのに惜しいことをしたと後悔しきりです。
後付情報で歴史を知ることは極めて重要です、しかし私は好きな事にはアンティークオーディオもそうですが当時の現物を手に入れて五感で知ることをポリシーにしています、知りたい事を探求しながら手に入るまで待つ日々、こんなワクワクする楽しい持間は他にありません。
イタリアンにはイタリアンウイスキーが合うのではないか、そんな予想からか当時グループ会社の直営レストランにスタッフが持ち込んだイタリアンウイスキーをみんなで飲んでみました。
イタリアンウイスキーの代表格PINI(プーニ)ゴールド、飲んだことがなかったのですが高級なボトルスタイルといい如何にも上品そうな味がしそうです。
プーニ蒸留所はいろいろなカスクのシングルモルトを排出しているイタリアを代表するウイスキー蒸留所です、このPINIゴールドはほぼノンピートでファーストフィル・バーボンカスクだけで熟成されているのでフルーティな香りとマイルドな木の香りがミックスされた上品な香りに仕上がっており飲みやすいシングルモルトです。
PINIでは他に赤ワインカスクやカスクヴァッティングなど種類が豊富ですが熟成年数を表示しているのではなく、いろいろな熟成年数のカスクをヴァッティングして独自の味と香りを調えてシリーズ化しています。
アルコール度数が43度なのでストレートでも安心して飲めますし、ストレートから水割りまでどんな飲み方をしても味と香りのエッセンスが壊れることはありません。
なかなか良い経験をしましたが、日本での購入価格は決して安くはありません、その意味で言うとバーボンカスク熟成のシングルモルトではコストパフォーマンスが高いブッシュミルズやタラモアデューなどのアイリッシュウイスキーのほうを支持してしまいます。
勿論私個人的にはということですが、高級な雰囲気を醸し出すボトルデザインといいイタリアンが好きな人へのプレゼントには最適かもしれません。
直営のイタリアンレストランにて