2023年11月15日 11:00
謎のアイラモルトにあって昔からショットバーでは置いてあって当たり前の定番のように扱われているフィンラガン、そのなかでもカリラの若熟成との噂が高いフィンラガン・オリジナルピーティは確かにカリラを思わせるピート臭とスパイシーな味がダイレクトに楽しめます。
フィンラガンという名称は過去にアイラ島に存在していた城の名前であり、伝統的なアイラモルトであることを名称でも印象付けています。
謎のアイラモルトの傾向としてカスクストレングスやカスクバッティングなど原酒や原酒に近いものをそのままボトリングしているのを特徴としている銘柄が多いなかで、常飲としてストレート飲みで気楽に楽しめるのはやはりアルコール度数が40~43度のものです。
ウイスキーは継続して楽しく飲めて初めてその存在価値があるのです、カスク原酒も時には飲みたい気分にもなりますが永く愛飲できるお勧めの逸品ということになると、どうしても飲みやすく且つ明確な特徴を醸し出している銘柄ということに落ち着きます。
その意味からしてフィンラガン・オリジナルピーティは、アイラモルトエッセンスをダイレクトに堪能でき謎のアイラモルトのなかでは価格や味と香りのバランスなどを考えるにウイスキービギナーにもお勧めできる私のイチオシの1本です。
尚、フィンラガンにはフィンラガン・オリジナルピーティの加水する前の原酒をそのままボトリングしたフィンラガン・カスクストレングス(58度)もありますので飲み比べてみるのも面白いかもしれません、価格もちょうど1.5倍程度と非常にリーズナブルですのでお勧めです。
品名 フィンラガン オリジナルピーティー
熟成年数 不明(ノンエイジ)
カスク 不明
蒸留所 不明(アイラ島)
ボトラー ヴィンテージモルト
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 40度
内容量 700ml
価格 3,500円~4,500円(2023年11月時点)