2023年9月 6日 11:00
キルホーマン蒸留所が124年ぶりにアイラ島で産声を上げる以前では最も新しい蒸留所だったのがブナハーブン蒸留所です、そのブナハーブン蒸留所のスタンダードともいえるのがブナハーブン12年です。
ブナハーブン12年はアイラモルトの特徴の一つであるピートを使っての麦芽の乾燥を行わなっていないのでピート臭はありません、したがって熟成樽の香り成分を充分に楽しめます。
その点においてはブルイックラディ蒸留所のザ・クラシックラディと同系統のアイラモルトですが、こちらが大先輩ということになります。
アイラモルトらしからぬ上品な味わいと香りで、ワールド・スピリッツ・コンペティション2011に銀賞、インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション2010に金賞を受賞しています。
アイラモルトとしてではなく上品な味わいのスコッチウイスキーとして評価すべきで、その意味ではアルコール度数が若干高めでも飲みやすい味のウイスキーに仕上がっています。
クラッカーやバケットとの相性がとても良いと感じる味なので、食事をしながらでもアイラモルトを楽しみたいときにはもってこいのウイスキーかもしれません。
<2023年10月16日追記>
驚いたのがこの間まで普通に買えていたのに何故か現在では12年及び18年は極めて入手困難な状況になっています、ブナハーブン25年は手に入るのですが7万円以上します。
<2024年11月15日追記>
1年前には入手困難で市場では1万円以上で取引されていたのに現在では輸入品ですが正常な状況に戻りました、価格も倍ほどに高騰していたのですが現在は従来価格に戻っています、ということで「アラート」は落としておきました。
品名 ブナハーブン12年
熟成年数 12年
カスク 不明
蒸留所 ブナハーブン(アイラ島)
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 46.3度
内容量 700ml
価格 6,000円~7,500円(2024年11月15日更新)
特記事項 ノンピート