突然ですが人生には経験すべき3つの場があると言います、この3つの場を経験した人は一皮剥けて人生観が大きく変化し本当の大人に成長すると言われています、その3つの場とは。
・正念場、雑念を払い新しき道を選択せざるを得ない状況
・土壇場、自分ではどうにもならない状況
・修羅場、激しく戦い合う紛争状況
私は上記3つは人生65年、経営38年で嫌と言うほど幾度も経験してきました、だから今私に必要な「場」は、4つ目のこれです。
・踊り場、階段など段差の中央に在る平坦な休める場所
休み無しに駆け上がって来たこれまでのビジネス人生、最後の仕上げを行う前に一度じっくり顧みて修正すべきを修正し確固たる隠居後の経済ベースを構築し、更なる高嶺に向かうための各種最終準備をしようと考えています。
あと2年で表舞台からフェードアウトします、それまでにどれほどの後継者を誕生させることができるのか、ある意味大いに愉しみでもあります。
最近はこんな夢を時々見ます、老後に大きく成長した後継者達と美味しいお酒を呑み語り合うのです。
「善き夢を見するがな」(豊臣秀吉)
孔子論語にこんな教えがあります、「青年の戒めは色恋にある、成年の戒めは争いにある、老年の戒めは儲け話にある」、なるほど面白い人生観です、若い時は知恵が体力に劣り30歳~50歳では知恵と体力が拮抗する、そして老後は知恵は極まるが体力がおぼつかなくなります、還暦過ぎてから本当にこれがよく解ります、そして今考えていることがあります。
それは隠居を意識しているのか近未来に究極の分身を作ろうかと考えています、ただしそれを行うためにはとてつもなく大きな投資が必要になります、そして既に密かにかなりの投資を行っているのです。
その分身は自然人ではなく独自のAIを駆使した資産構築&運用システムです、私に代わって24時間365日各種の取引サイトを巡回し自動で金融商品を売買してくれるというAIボットです、私の好むような方法で資産を無難に運用してくれるのです。
これで毎月の生活費が生み出せれば自分で使うのは勿論、使いたい人に使ってもらえば更に毎月利用料も入ってくると思っているのです、勿論利益は課税対象です、そんな申告に必要な収支計算まで月次で出してくれたら楽です。
実はこれ偶然生まれたアイデアではなく理想の未来を考えると必然的にこうなるのです、またITを駆使すればそう難しくなく構築できることも各種の研究実験で解っています、歳を取ると知恵を絞って自身で動かなくても稼ぎ続ける方法を考え出すものです、一つの自己年金確立に本格的に構築してみたいと思います。
更には上手く稼動できれば事業推進ボットやコンテンツ作成ボットなどの分身を次々に作っていきたいと思っているのです、理想形は何でも代わりにやってくれるヒューマノイドということになっていくでしょう、実に愉しみでなりません。
人と会う必要もなく自家栽培の野菜と家族同然のペットの世話と道楽事に没頭し、毎月のように温泉や海外旅行に行きゆったりするのが理想の隠居生活なのです。
この数日大きく世の中の流れが変わったと感じているのは私だけでしょうか、新型コロナパンデミックは今後も何度かの波を形成しつつ収束するにはまだまだ期間が要すると思っています。
そんな過日イギリスのアストラゼネカ社のワクチン開発にも従事したオックスフォード大学の研究者からこんなレポートが出されました、「新型コロナウイルスは抗体を持った人に感染するごとに弱体化するように変異しいずれは旧型コロナウイルスのように単なる風邪ウイルスになっていく」というものです。
このレポートを裏付ける事実としてインドの感染者数のトレンドカーブにも明確に見てとれます、インドはワクチン接種率が10%にも満たないのに1ヶ月間で1日50万人近くの感染者があっという間に激減し5万人以下になりました。
自然感染で抗体を持つ人が増えその抗体を持つ人に感染しつつ弱体化したと観るのが正解かもしれません、「事実は小説より奇なり」でまさにこの事実は疑いようのない真実だと思います。
日本も第5波で爆発的に感染者が増えました、インドのトレンドカーブを観ていた私は「9月中旬には感染者が激減して第5波は早期に終焉する」と周囲に明確な予告を出していました、そして本当にその通りになりました、私は昨年の4月から日本だけではなく世界中の感染者数の推移とワクチン接種率を日に何度も特別サイトで眺めては常にトレンドを読み今何をすべきかを計画し実行に移してきました。
事実この1年半の間に資金を確保して新事業法人を2つ設立し上場企業との共同事業提携も締結しました、またこの間に構築した事業サイトは10以上で表示させるコンテンツも一気に充実させました、特許出願も国際特許を含めて9件にも及び現在2件を出願準備中です。
更には飲食事業での店舗は昨年の5月に長期休業して内外装工事と店内の不用品の廃棄、更には今年に入り空調・音響・照明設備を一新させました、これらのすべてがウィズコロナ時代を見据えた準備です、ウィズコロナという「天の時」を読んで準備してきた人は大きなチャンスを得ます、何もせずに収まるのをただただ待っていた人はここで大きく出遅れることになります。
何時の時代もチャンスはピンチと背中合わせに産まれています、それを肌感覚で読んで水面下で密かに計画実行していたか否か、この行動の結果は雲泥の差となり数年後に明確に表像することになります。
新型コロナパンデミックにより延期された隠居は今となって考えるに隠居延期は必然だったと思えてなりません、この1年半という期間は私の人生にとって長期間のリスク管理しながらの事業推進という身をもっての経験ができ他に代えがたい大きなノウハウを得たと感じています、「天はこの期に及んでまだ隠居する時ではないと言っている」、延期を決断した時にそう強烈に感じたのは紛れもない事実です。
昨今の私は来たるべき時に向けて長い期間をかけて徐々に生活リズムをシフトさせています、生活リズムを一気に変えるとジェットラグと同様に睡眠障害や身体の不調を引き起こしてしまいます、なので1年単位に段階を踏んでじっくりと取り組んでいるのです。
昨年の6月に第一段階目として6時前には起床して家でゆっくりしてから10時に出社し4時にはラボに移り道楽事を行うようにシフトさせました、更に今年の6月からはもう一段階シフトさせ5時前には起床して11時に出社し3時にはラボに移動しています、オフィス業務がどんどん時間短縮しています。
また就寝時間は今では0時前にシフトしています、以前は午前2時くらいですからだいぶ早まってきています、最終的には23時就寝で4時前には起床するのを目標としています。
この生活リズムのシフトの理由は将来を考えてのことです、経営や開発業務は既に重要なポイントさえ押さえれば担当に任せられる状況になっています、月に数日出社すれば何事も無く推進する状況が私の理想です。
そして世はソーシャルディスタンスのあおりでテレワークが一般的になってきています、その2年も前にリモートワークで社内共有サーバーに何処に居てもアクセスできグループワークでオフィスに居るかのようにスタッフと各種業務が行えるようにシステム構築を完了させていました。
起床後は道楽事を思いっきり行ってから早い昼食、その後2時間ほど経営や事業の業務をリモートワークで行い昼寝をしたらまた道楽事に没頭、オフィスには月に数回の出社でしかも数時間居るだけ、年に2回は2ヶ月以上オフィスにも顔を出さずに海外で生活、これが理想の隠居生活スタイルです。
場所にも時間にも人にも縛られないマイペースな時空間と人間関係が私の理想郷です、その時の生活リズムを今から作っている今日この頃です。
1年延期での東京2020オリンピックが本日開会式を迎えます、世界中の誰もが開催に懐疑的でした、また反対する声が多かったのも事実です。
しかし私的には新型コロナウイルス緊急事態宣言下での開催には不安要素も勿論あるのですが素直に喜びたいと思います、そして出場選手を応援したいと思います、開催されたら直の観戦も楽しみにしていたのですが無観客となってしまった以上は家でゆっくりテレビ観戦したいと思います、この歳になったら大人しく大型液晶テレビとホームシアターシステムでのサラウンド音響でビール片手にゆっくりと愉しむのもありかと思います。
そんな世界的イベントの裏では今世界中で異常気象の災害が報道されています、日本も昨年に続き九州や中国地方などでは豪雨による災害が多発していますが中国では1000年に一度と言われるほどの豪雨による災害で多くの被災者が出ています。
また真夏でも30度を越えることがないカナダで50度という猛暑、アメリカのカリフォルニアでは55度という高温記録を塗り替えました、この原因として地球規模での温暖化とされていますが要因がCO2(二酸化炭素)によるものだと言われています。
私は勿論この影響も多分にあると思いますが一部の科学者が10年以上も前から論文を上げている太陽活動期の問題の方が大きいと考えている一人です、太陽は11年周期の極反転による活動周期と500~600年という長いスパンでの活動周期があることが既に知られています。
これらは地質や樹木に含まれる残留宇宙線量を計測する事で間接的に太陽の活動を知ることができるのです、日本でも多くの大学や研究所が継続的に各地で調査しています、この長い周期の活動期の始まりは直近では1900年辺りから始まっているのです、つまりこの先更に200年以上は太陽の活発な変化が継続する可能性があります。
また活動期は拡大と縮小を激しく繰り返します、つまり熱い期間と寒い期間が交互に数年単位で繰り返されると考えられます、ここが重要なポイントです、灼熱の年もあれば氷河期かと思えるような年も突然やってくるのです、そして現在の科学では短期の気象予想はできても数十年という長期間の気象予想はできないのです。
人類が地球に生まれて200万年、先人たちも同じような過酷な環境を工夫を凝らして乗り越えてきました、我々もまた工夫を凝らせば乗り越えていけるでしょう。
私はと言うと、あの世に逝くまではできるだけ快適に暮らしたいと考えて暇さえあれば居住地選びをしています、まず1日の気温変化が少ないのは海の近くです、海水温は昼と夜ではほぼ変化しません、季節によってのゆったりとした変化のみで安定しています。
とは言え偏西風をもろに受ける日本海側は黄砂やPM2.5、そして豪雪のリスクがあります、また地震・台風・噴火などのリスクを解消して行くと幾つかの場所が見えてきます。
地球規模での異常気象、それを受け入れて工夫によって避ける方法を模索する、安全安心を手に入れるのは自分が最も納得する方法を考えて実行することだと思うのです、自分が納得する方法ならどんな状況になろうとも後悔することもないでしょう。