2024年7月30日 06:00
先の数年間に韓国で流行した「ネロナンブル」という造語は、「自分のやっていることはロマンでも他者が同じことをすれば不倫」という意味であり昨今政治経済の多くの人がこの言葉でマスコミに叩かれています。
つまり自身の行いを正当化させる為に自身の行いは棚に上げて美化しておき他者の同じ行為を不正だと攻める行為をいいます、今に始まったことではなく昔からこういう人はどこでも見受けられますがいったいどんな心理で思考し行動しているのでしょうか。
その根幹にあるのは推測の域ではありますが一つはマウンティングでもう一つはコンプレックスです、マウンティングとはボス猿が若い雄猿に対しての行為で相手を後ろ向きにしてまたがり強さを誇示します、ちなみにマウンティングとは「またがる」という意味の英語です。
コンプレックスは古典心理学の創設者アルフレッド・アドラーの著書によれば、「コンプレックス人間はそれを自身に受け入れられずに多くの不可思議な自己啓示行動を行う」とあるように自身を正当化する為には他者を卑下することで欲求を満たそうとする心理であることが理解できます。
いずれにしても私はこういう人から経営や生き方を非難されると反発するどころか成功を確信するようになります、何故ならコンプレックスを抱えるほど上手くいっていない人に非難されるということは逆説的に考えれば現在の延長線上で上手くいくということに他ならないからです。
ときどき突いてくる指摘ポイントがまともな場合もあります、そのポイントについては即改善します、改善すれば他者に非難されるべく事実が無いということになり、逆に非難する人はいずれ他者から非難を浴びるようになるからです。
「どんな嫌みな人であっても有利に捉えて利益活動に活用する、看過できないほどの振舞いを認知したら綺麗に縁を切る」、これをしっかり人間関係の方針として持っていればどのような人間が現れようが恐れるに足りず常に正々堂々としていられます。