2024年7月31日 06:00
「数より質」とは昔からよく言いますが数を誇る理論も確かにあります、特にビジネスでは一定の継続期間と回数が実績として高く評価されます、また大きな根拠としてサイトなどで表示すれば威力を発揮します、ここには面白いように人の不思議な心理が垣間見ることができます。
例えば期間は10年がものを言うようになります、9年では相手にもされないのですが10年以上ともなると突然のように評価が変わるのです、だから私は門下生にもよく言います、「事業を作ったら10年は継続しろ」と、これが面白いように成果も出なかった事業が10年以上となると突然のように拡大成長してくるのです。
創業して10年以上同じ事業を営める企業は3%以下という統計があるほど10年同じ事業を営むことは価値が高いのです、ただしこの統計は年商1億円以上の中小企業が対象となっています、どんな企業でも一つの事業を10年続けることは極めて尊くそして大きな実績と根拠となることは間違いありません。
また回数でいうと100回がものを言うようになります、これも99回では効果が薄く100回を越えてくると突然大きな意味と価値を持つようになります、例えばセミナーや公演の回数、実証試験の回数、臨床試験のサンプル数、どれも最低100以上を示すことが信用される根拠となります。
人の数に対する心理を理解しそれを解った上で思考を凝らし粛々と物事を進めることが無理のないビジネス推進の方法であり結果において価値多い人生を歩めるのだと思います、焦らずじっくり数を粛々と重ねることこそ「数の理論」を正当化させる方法だと思うのです、そしてその結果において根拠を作り上げることができるのです。