「誠にその才あれば、弱しといえども必ず強し」
漢書「ジュンイク伝」に記された、三国志にあって知将で知られるジュンイクの一言。
ジュンイクは曹操の重要な家臣の一人で、魏国建国に政治の基礎を作った文才です。
曹操は献帝を自国の許に移すことに成功します、その後ライバル武将たちの妬みなのか、あらぬ意地悪を事あるごとに受けることになりました。
「義を尽くし信じて起こしたことなのに、自分の起こした行動は間違いだったのだろうか?」
落ち込む曹操に、ジュンイクは冒頭の言葉で励ましたのです。
「本当に才能がある者は、今はどのような状況であれ何れは評価され台頭します。 才能のない者は今がどのように輝かしい実績を上げていようが何れは崩壊します」
成功する者はその途中経過を評して一喜一憂しません、真の評価は時が来れば自ずと明白になるのですから。
「天の時」を見極めて長期的な展望の基に計画を錬れること、必ず自身の夢を実現できる人となります。
※「ジュンイク」の漢字は当用漢字にない為に変換できません、したがってカタカナ表記としています。
「人の為」と書いて「偽(いつわり)」となる。
他者に教えることで自身も多くを学ぶ。
他者を助けることで自身も救われる。
有益な情報発信は有益な情報を得る。
人の為は為ならず。
自身も多くの恩恵を享受できるということだ。
だから未来の自身の為に今は他者に与えることだ。
※耳順(じじゅん)とは、孔子論語の「六十にして人の話しを素直に聞けるようになった」という節を起源とする60歳代の呼び名である。
今誰しも早期に新型コロナウイルスパンデミックが収束することを願っていると思います、ところで話しは少し古くなりますが新型コロナウイルスパンデミック発生から半年後のアメリカ経済の3ヶ月経済成長率がマイナス33%という信じがたい調査結果が発表されました。
これは統計開始以来最悪のデーターで14年前のリーマンショック時のマイナス8%をはるかに超える記録的な状況です、当時アメリカの主要経済活動はほぼマヒ状態と言っても過言ではなく、今も尚その状況は大きくは変わっていません。
この傾向を見て瞬間的に脳裏に浮かぶことは新型コロナウイルスパンデミックが収束した後の10年間は、おそらく現存する人類がかつて経験したことのない大不況時代を経験するのではないかということです、リーマンショックでさえ正常化に5年以上かかりました、バブル経済崩壊では正常化に20年かかりました。
アメリカの景気後退は全世界に影響を及ぼします、しかも時間差攻撃でじっくりと回ってきます、これが私が最も恐れる世界規模で起こる最大級の経済不況です、そして日本の場合この2年で国も地方自治体も特別予算を使い果たし財政的に余裕はありません、今後更なる感染拡大が起きても給付金等の支援は期待できません。
真の恐怖は新型コロナウイルスのパンデミックではありません、今後じわりと訪れるであろうアフターコロナ経済不況です、自身の生活は自助努力で守るしかありません、みなさんの心の準備の程は如何でしょうか?
科学的見解では0点も99点も同じである。
100点でなければ全てが「仮説」となるからだ。
ビジネスも然り。
100点という結果を残さなければ0点と同じだ。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
辛いことがあるから何気ないことが幸せだと感じる。
満足だけなら幸福感を見出すことはできない。
人も然りで、劣悪な人がいるから普通の人が善く見える。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。