「ゴルフにバンカーやハザードがなければ単調で退屈に違いない、人生も然りだ」
世界長者番付で有名なアメリカの月刊雑誌「フォーブス」の創始者であり、作家のB・C・フォーブスのこの一言は実に人生を爽快に表した一言です。
人は思ったようにいかないと焦れたり悪あがきをしては益々窮地に追い込まれていきます、そして継続して訪れる辛い人生に失望します。
逆に今度は、何も無い退屈な時間が続くと生きる望みさえ失っていきます。
では、どっちがいったい不幸なんでしょうか?
見方を変えるとどちらも考え方次第では極めて幸福な状況なのです、更に障害を取り除けば思うようになる障害だらけの人生の方が未来に楽しみがあります。
障害やトラブルが続いたら成長への試練や未来に輝くための糧と捉え、感謝してそれを素直に受け入れることが肝要です、決して嘆くことではありません。
成功している人は試練を繰り返しクリアした結果として今があるのです、生まれ持っての成功者など存在しません。
成功する人は知っています、逃げずに諦めない姿勢の延長に必ず成功が待っているということを。
常に新しい事にチャレンジし続ける。
常に自ら苦労を背負い込む。
その理由など何も無い。
心の欲するままに生きているだけだから。
他者が思うほどの苦痛は何も無い。
リスクの無い無難で平凡な人生なんて、
スパイスの無い料理と同じで味気ないものだから。
※耳順(じじゅん)とは、孔子論語の「六十にして人の話しを素直に聞けるようになった」という節を起源とする60歳代の呼び名である。
調子が良いからといって有頂天になるな。
悪魔はその心の隙間に確実に入り込む。
常に全方位に対し状況センシングを怠るな。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
トラブルは経過時間に比例して大きさを増し、
誠意ある行動に反比例して小さくなる。
だから面倒な事を放置すると取り返しのつかないことになる。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
バブル経済期には世界のICやメモリなどの半導体製造は日本が牛耳っていました、バブル経済が崩壊するとその世界に誇った地位は韓国・中国・台湾に奪われていき、今では当時の面影さえありません。
現在日本で製造されるのは高精密を要求される高度な複合チップだけでメモリなどの量産型半導体の製造は全て海外企業に移転されています、日本の半導体製造は終わってしまったのだろうか、いえ日本人の多くが知らない水面下での日本の半導体メーカーの真の戦略が実は存在しているのです。
それは何かというと半導体製造装置と製造に必要な原料です、これは現在日本が多くのカテゴリで世界シェアの上位にランキングされています、特殊な原料に関しては世界で90%以上のシェアを持ちほぼ独占と言っても過言ではないカテゴリもあります。
例えばメモリ製造で世界シェア1位の韓国の製造工程で製造装置や原料で日本製品の占めるシェアは40%です、2年前横流し防止での輸出規制で日韓で貿易戦争が勃発しそうな気配となり韓国は自国産の装置や原料に切り替えるという政策を出し国を上げて取り組んだ結果がこの数字なのです。
半導体の完成品に関してはアジア諸国にシェアを奪われても製造する重要な部分だけはしっかりと押さえ更に拡大成長を遂げています、いまだに日本は水面下でしっかり利益を積んでいる陰の半導体大国なのです、決して「ものづくり大国日本」は沈下してはいません。