2022年11月18日 00:00
2022年11月11日、日本の主力メーカーが半導体大国の復活を目指して目を覚ましました、そのドリームチームの新社の名称は「ラピダス」でラテン語の「速い」からきています。
新社ラピダスにはトヨタ・キオクシア・ソニー・NTT・ソフトバンク・NEC・デンソー・三菱UFJの8社が資本参加し、これらの企業は過去業界世界1位など上位ランキングを誇る企業群であり本気度が伺えます。
今後台湾の半導体メーカーなどとも連携し2027年に市場投入を目指して事業推進していきます、しかも世界で最もニーズの高い微小複合チップが主製品とあり世界中から注目を集めています。
現在半導体業界の主力商品はメモリチップです、これは既に1990年代に日本は韓国や中国に抜かれて敗退したカテゴリです、その後日本メーカーはメモリではなく高性能複合チップに生き残りをかけました。
この延長線上に今回の新社発足があります、日本は今後薄利多売のメモリではなく必要不可欠な高性能微小複合チップで世界シェア1位を狙っていくのです。
自動車産業や家電業界、また医療分野に軍需など、今や必要とされている高性能微小複合チップのニーズは無限大に存在しています、このチャンスを逃さず再び半導体大国の地位を取れるかどうか、大いに期待したいと思います。