「人があなたのことを悪く言う、それが真実なら直せばいい、それが嘘なら笑い飛ばせばいい」
古代ギリシャの哲学者、エピクテトスの時代を意識させないスカッとするこの一言。
私は、ある程度の歳になり初めて他者の自分への悪口は取るに足りないものだと流すことができるようになりました。
若い頃は、自分への根拠のない悪い噂話を聞くと何とも言えない悔しさが滲み出てきました。
これだけは覚えておきましょう、誰もどうでもよい人の事は良くも悪くも言わないものです、つまりは悪口でさえもそれだけ他者を意識させる存在になっているということです。
悪口は更には他者から見れば驚異の対象だということであり、ある意味での評価なのです。
もしも、自身の身に何の後ろめたいものも無いのであれば一環として堂々と、そして悪い噂など笑い流していればよいのです。
悪い噂を流した者もそれを確かめもせずに信じた者も、真実が明らかになった時に今度は逆に他者から悪口を言われる立場になります。
志を持って何かを始めれば必ず好感する人だけではなくそれを善しとしない人が現れます、そんなことを気にしているようでは自分の本当に行いたいことは何もできません。
雲は幾重にも階層的に存在する。
雲上の景色を見たければ雲の上に行くしかない。
下から見ている人には、
その上にある景色を創造すらできない。
一度でも雲の上に行った人は創造するに容易い。
何時間もかけて説明するよりも、
雲の上に連れて行き実際に経験させるのが真の教育。
※耳順(じじゅん)とは、孔子論語の「六十にして人の話しを素直に聞けるようになった」という節を起源とする60歳代の呼び名である。
今年に入りあらゆるものの価格が段階的に急上昇しています、10月の生鮮食品を除く消費者物価指数は3.6%の上昇となり約40年半ぶりの大幅上昇を記録しました。
電気・ガスはこの半年で軒並み20%以上の上昇となり地方によっては30%近くも上昇しています、また数字には表れない各種のサービス価格も足並みを揃えるかのように上昇に転じています。
他方で所得に関しては最低賃金の押し上げもあり若干ながら上昇に転じていますが消費者物価指数の伸びを吸収するまでには至っていません、更には高齢者医療負担率が上昇し年金の納付年齢の延長が検討されています。
政府や地方自治体ではこうした庶民の生活に直結する事態に対応し低所得者層を対象に早くも各種の支援策を打ち出していますがおそらくは焼け石に水で効果の程はほとんど期待できません、こうした目先に迫った経済基盤の危機的状況をどう捉えるかである意味ではその人の未来が決まってしまいます。
ちなみに40年前は経済氷河期と言われた第二次オイルショックの影響が色濃く残っていた1982年です、その4年後に世の中を狂喜乱舞させた超インフレ現象であるバブル景気が5年近く続いたことを記憶している人は今の若い世代の人ではほとんどいないでしょう。
私の分析では国際政治的にも国際情勢的にも、そして経済状況的にもバブル前夜と極めて酷似している状況が各所で現れています、ただしバブル経済期はある意味では陰陽両極な非情なる世界であり世の中が狂喜乱舞しているのを尻目に多くの破産者を生みだした事実を見過ごしてはいけません。
私的には今後数年間のうちに経済二極分化が極まるところまで極まると読んでいます、バブル当時に誕生した「勝ち組か負け組か」の合言葉、法人個人関らずあらゆるところで意識されるようになるのではないでしょうか、こんな状況を迎える静かなる嵐の前夜に何を思考し誰(組む相手)を選択するか、この判断次第で10年後の未来が見事に決まってしまうと言っても過言ではありません。
山高ければ谷深し。
暴騰した金融商品は暴落するという教えである。
利益を得るにはそれ相応のリスクが付きものである。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
どうせ叶わぬ夢ならば、
超ド級のでっかい夢を描くことだ。
楽しい日々の継続から本当に夢が叶ったりするものだ。
逆に無難で小さく纏めた夢は意外と叶わない。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。