私にとっての最高のロジカルシンキングタイムは朝早く起きてから出社準備までの約3時間です、この間はコーヒーをたっぷり淹れてジャズを聞きタバコを燻らせます、こうしてボケーッとしていると自然に頭の中で複数のロジカルシンキングがフル回転し始めます。
こういったことが40年以上も続いています、そうするとこれが一つのライフサイクルとなってくるのです。
海外出張のときでもそうです、多くは早くても10時ごろからミーティングが用意されていますので出かけるまでの時間は部屋で大人しくワンカップ用のドリップコーヒーとホテルに備え付けのケーブル放送のジャズを聞きながらロジカルシンキングに耽っています、こうしているとあっという間に数時間が経ってしまうのです。
ロジカルシンキングするときは目を瞑ります、これは視覚情報が入ってくるのを阻止するためです、目からの視覚情報は脳の90%以上の領域を使うことが知られています。
目を瞑るとこれまで感じなかった音が聞こえてきたり、感じなかった味が感じるようになったりと身体の五感が極まります。
この状況下でのロジカルシンキングは現世とは別世界にいるような感覚さえ覚えます、まるで映画を観ているような感覚の中で具体的なビジョンが複数同時に広がっていくのです。
また出願特許の多くはこの瞬間にバラバラだった情報が一つになり、これまでになかった解決方法を思いつくのです。
朝のコーヒー&ジャズ、私のロジカルシンキングの最高のエネルギー源なのかもしれません。
1年かけて丁寧に描いた絵が売れず、
数時間で適当に描いた絵が売れたりする。
ビジネスも人生も同じようなものだ。
では、何が勝者と敗者とに分けるのだろうか?
勝者はそれを体験して認め、
敗者はそれを受け入れないところだ。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
能力が無いわけではない.
たまたまその業務に向いてないだけだ。
自身の個性を正確に見極め受け入れろ。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
「作られた自然に虫たちをわざわざ持ってこようなんていうのは嫌いです、虫のほうから自然に寄ってくるような空間でなければ絶対ダメだと思います」
知らない人はいない漫画&アニメ界の巨匠として君臨する手塚治虫の哲学にも似たこの一言、ロマンの中にも実に考えさせられる言い回しをしています。
手塚治虫は漫画やアニメ界に大きな功績と影響を残しました、また独特の哲学を自身の作品に取り入れては世界中にいる多くのファンを魅了しました。
この一言も哲学そのものです、ここで虫と言っていますが未来都市構想などへの提言であり、虫とは生命体全てを指し勿論人間もここに含まれます。
人工的な環境を作り押し込めようとしても、それはやはり住む人も含めて全てが作りものでしかないのです。
自然に皆が集まってくる環境、それが真の理想郷であり、それを作り実現させていくような国であってほしい、政治家は自分でそこに住みたいと思える環境を作ってほしい、その意味でこの一言が光るのです。
人はそれぞれの方法で生きている。
生きるために身に着けた方法、
大切なものを守るために身に着けた方法、
それを他者がとやかく言うことではない。
好む好まざるは別にしてまずは認めることだ。
どんな人にも生きる権利と守るものが在る、
それを認めて客観視できるのが大人の思考。
人としての道さえ間違ってなければ、
いろんな生き様が在ってもよい。
ただし認めることと理解することとは別物である。
※耳順(じじゅん)とは、孔子論語の「六十にして人の話しを素直に聞けるようになった」という節を起源とする60歳代の呼び名である。