2022年11月24日 00:00
「人があなたのことを悪く言う、それが真実なら直せばいい、それが嘘なら笑い飛ばせばいい」
古代ギリシャの哲学者、エピクテトスの時代を意識させないスカッとするこの一言。
私は、ある程度の歳になり初めて他者の自分への悪口は取るに足りないものだと流すことができるようになりました。
若い頃は、自分への根拠のない悪い噂話を聞くと何とも言えない悔しさが滲み出てきました。
これだけは覚えておきましょう、誰もどうでもよい人の事は良くも悪くも言わないものです、つまりは悪口でさえもそれだけ他者を意識させる存在になっているということです。
悪口は更には他者から見れば驚異の対象だということであり、ある意味での評価なのです。
もしも、自身の身に何の後ろめたいものも無いのであれば一環として堂々と、そして悪い噂など笑い流していればよいのです。
悪い噂を流した者もそれを確かめもせずに信じた者も、真実が明らかになった時に今度は逆に他者から悪口を言われる立場になります。
志を持って何かを始めれば必ず好感する人だけではなくそれを善しとしない人が現れます、そんなことを気にしているようでは自分の本当に行いたいことは何もできません。