バブル経済期には世界のICやメモリなどの半導体製造は日本が牛耳っていました、バブル経済が崩壊するとその世界に誇った地位は韓国・中国・台湾に奪われていき、今では当時の面影さえありません。
現在日本で製造されるのは高精密を要求される高度な複合チップだけでメモリなどの量産型半導体の製造は全て海外企業に移転されています、日本の半導体製造は終わってしまったのだろうか、いえ日本人の多くが知らない水面下での日本の半導体メーカーの真の戦略が実は存在しているのです。
それは何かというと半導体製造装置と製造に必要な原料です、これは現在日本が多くのカテゴリで世界シェアの上位にランキングされています、特殊な原料に関しては世界で90%以上のシェアを持ちほぼ独占と言っても過言ではないカテゴリもあります。
例えばメモリ製造で世界シェア1位の韓国の製造工程で製造装置や原料で日本製品の占めるシェアは40%です、2年前横流し防止での輸出規制で日韓で貿易戦争が勃発しそうな気配となり韓国は自国産の装置や原料に切り替えるという政策を出し国を上げて取り組んだ結果がこの数字なのです。
半導体の完成品に関してはアジア諸国にシェアを奪われても製造する重要な部分だけはしっかりと押さえ更に拡大成長を遂げています、いまだに日本は水面下でしっかり利益を積んでいる陰の半導体大国なのです、決して「ものづくり大国日本」は沈下してはいません。
成功へのチャレンジを諦める。
怖いのは周囲の期待を裏切ること。
しかし本当に怖いのは自分に失望することだ。
本当の自尊心とは最後まで諦めない「強い心」。
自分の弱さを言い訳する為に存在しているのではない。
※耳順(じじゅん)とは、孔子論語の「六十にして人の話しを素直に聞けるようになった」という節を起源とする60歳代の呼び名である。
2年以上に渡る新型コロナウイルス禍で経営が低迷している企業が多い中で、なんと売り上げを伸ばしている業界が多数あります。
一つはIT業界です、テレワークなどでパソコンメーカーや周辺機器企業、また電子署名やWeb会議などのアプリケーション開発企業、更にはグループウェアなどを開発販売している企業などが業績を伸ばしています、更には家庭用の回線業者やプロバイダも新規顧客が倍増しています。
また家庭電化製品業界ではパン焼き機やオーブンなどの調理器具や小型冷風機、ホームシアター製品やゲーム機などが販売好調のようです。
居酒屋やスナックなどが低迷する中で酒類製造業が大変だろうと思っていたら大間違いです、缶ビールや缶チューハイなどは製造が間に合わないほど売れ行き好調です、更に冷凍食品や乾燥麺なども売り上げ倍増で特に袋麺をはじめとしたインスタントラーメン類は空前の売れ行きだと言います。
化粧品業界はコスメティックは半減しているものの消毒や保湿剤などは好調で製造ラインを需要のある製品にシフトして対応しているようです、ソーシャルディスタンスによって自宅で過ごすことが多くなっています、この生活スタイルの変化によって思わぬ業界が売り上げを伸ばしているのです。
業界のパワーバランスがシフトしても日本全体では一時的には大きく経済の落ち込みはあるものの中長期での経済パニックは今のところは起こらないように思えます、順応能力が高い日本人には変化を受け入れながらも逞しく経済活動を行ってほしいと思います。
出会いによって人生が大きく変ることがある。
同様に別れによって人生が大きく変わることもある。
重要なのは出会いでも別れでもない。
その結果において何がどうなったかだけである。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
天使と悪魔は別次元に存在しているのではない。
常に自身の心の中に同居している。
そしてどちらか一方が表面化しているだけである。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。