2021年11月20日 00:00
普段から人は意味も無く社交辞令を言うものである。
でも困ったことに本気で受けとめる人がいる。
「勘違い人間」と「ナルシスト」は実に厄介な存在だ。
褒め言葉は半分聞き流すことが大人というものだ。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
2021年11月20日 00:00
普段から人は意味も無く社交辞令を言うものである。
でも困ったことに本気で受けとめる人がいる。
「勘違い人間」と「ナルシスト」は実に厄介な存在だ。
褒め言葉は半分聞き流すことが大人というものだ。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
2021年11月19日 00:00
「主将たる者が人を登用する際には十分に注意しなければならない事がある。 善柔な性格の者は人に逆らわない、だから同じ仲間から贔屓(ひいき)される者が多い。 そこで主将がその者を良いと思い用いれば国を治めがたくなる。 なぜならば、その者は悪をこらしめ善を勤めることができないからだ。 家中は一応無難であろうが乱の発端となる、主将は自らの目を開かねばならない」
「名将言行録」に載せられている三本の矢の教えで知られる毛利元就の深い一言は、経営者には耳が痛いだろう。
従順な者が参謀にいると経営者は憂いなく過ごせます、ところがこの従順な者が時として内乱の火種となることがあるのです。
考えてみれば解ります、従順な者とはどのような性格の人なのでしょうか。
要は「事なかれ主義」で経営者の意思を自分の都合に置き換えては下に伝え、下の意見や言い分もまた自己の都合に置き換えては経営者に伝えます。
つまりは、知らぬうちに経営者はこの従順な者に暗黙のうちにコントロールされるようになるのです、このようになった組織はあっという間に内部分裂が起こり崩壊の道を辿ることになります。
私は幾度となくこのような組織を見てきました、参謀にYESマンを就けることは自ら経営者失格を周知させることと変わらぬことだということです。
成功する人は従順な良い子だけでは組織が成長しないことを知っています、異種な思考を持つ参謀を得てはじめてアクセルとブレーキが備わるのです。
大事を成すには、まずは全ての関わる人の本質を見極めることが肝要です。
経営者の最大の仕事は人事です、それから事業を組み立て利益活動を行うのです、これを「経営」というのです。
誤った人材登用は最大の経営失策となり、遅かれ早かれ必ず結果に表れます。
2021年11月17日 00:00
「もうはまだなり、まだはもうなり」
「もう駄目だ」と考えるときは、
まだ解決策が幾つも残されているものだ。
「まだ大丈夫」と考えるときは、
もう限界を越えているのかもしれない。
いずれにしても自分に無理しないことが肝要。
一旦は現状を真摯に受け入れ感謝することだ。
感謝の気持ちが足りないから煩悩に支配され迷う。
自分の心に従い現状に感謝して生きること、
それが幸福に暮らせる方法だと思う。
※耳順(じじゅん)とは、孔子論語の「六十にして人の話しを素直に聞けるようになった」という節を起源とする60歳代の呼び名である。
2021年11月14日 00:00
人間の欲が無くならない限り、
その欲を食いものにしたビジネスもまた無くなることはない。
だから詐欺師がこの世から消滅することはない。
ここで悪を生んでいるのは誰かということを考えるべきだ。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
2021年11月12日 00:00
国の経済力を示すGDP(国内総生産)ですが日本は1980年代中盤に一時的に世界第1位となりましたが現在はアメリカ・中国に次ぐ3位です、3位だから経済大国だと思っているのは大間違いです、ちなみに国民一人当たりの生産力では現在24位です、つまり一部の企業の売上利益が日本の総生産額を押し上げている事実が浮かび上がってきます。
更には購買力平価(PPPベースのGDP)では現在4位ですが2050年にはブラジルやインドネシアなどの国に追い抜かれて10位以下まで落ちると予想されています、この購買力平価というのは国内総生産に比べてその国の経済力の実態を示しているというものであり、国を正常に維持する為にどれほどの予算が必要かというもので人口が多いほど高くなる傾向があります。
またビッグマックの価格はその国の経済の実態を反映しているという指標がありますが、1990年には日本は世界一高額でしたが現在ではアメリカの半額であり韓国にも追いこされています、3年前にサラリーマンの平均年収で韓国に追い越されているので当然と言えば当然です。
どの国でも近年では貧富の差が大きくなり国民の所得層が二極分化しています、日本も多分にもれずこの格差が年々大きくなっています、つまり国民の一部の人だけが富裕層を形成し多くの国民は生活していくのがやっとだという実態が明確になってくるのです、そんな状況で日本は経済大国だと本当に思えるでしょうか?
1991年のバブル経済崩壊後から現在まで30年間の平均年収はほぼ横ばいです、対して他のアジア諸国は右肩上がりで伸びています、バブル経済崩壊から10年目の2001年に日本経済を見事に言い表した「失われた10年」は後に「失われた20年」になり、そして今度は「失われた30年」と世界中の経済評論家から言われるのでしょう。
今まで発展途上国と言われていた東南アジアや南米諸国に一度行ってみてください、経済発展力の勢いの凄さを身をもって知ることになるでしょう、でも良いじゃないですか経済大国でなくても、ほんの80年ほど前まで世界を制覇していたヨーロッパ諸国を見ならうことです、何故なら日本も少子高齢化社会の国に移行してしまったのですから競争よりも老後生活の豊かさを求めるようになればいいのです。
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