
昔からコストパフォーマンスが高いと評判のホワイトホースのハイクオリティ版のホワイトホース12年はドライ系が好きな人に好まれる銘柄の一つです、ストレートで飲んでもスパイシー&ドライで後味がすっきりしており辛口好きな人には堪らないウイスキーだと思います。
特に水割りやお湯割りにすると角が取れて程よいマイルドな味になり飲み心地は最高です、熟成ブレンデッドのように甘すぎる感じもなくすっきり飲めます。
アイラのラガヴーリンに加えてオルトモア、クライゲラヒ、グレンエルギンという超有名なスペイサイドの蒸留所のシングルモルトがキーモルトとなっているホワイトホース12年は、常飲スコッチウイスキーの鉄板ウイスキーと言っても過言ではありません。
品名 ホワイトホース12年
熟成年数 12年
キーモルト ラガヴーリン、オルトモア、クライゲラヒ、グレンエルギン
メーカー ホワイトホース
ウイスキー種 ブレンデッド
アルコール度数 40度
内容量 700ml
価格 2,500円~2,800円(2025年8月時点)
特記事項 日本限定販売

ハイランドに存在する14の蒸留所で造られたシングルモルトだけをブレンドしたザ・グラッドストンアクス・アメリカンオークです、ブレンド後に再度バーボンカスクで再熟成を施してあります。
モルトブレンデッド自体が数少なく、アイラモルトだけというのは人気があるのですがハイランドモルトだけというのは他に見当たらず大変貴重なモルトブレンデッドウイスキーだと思います、ハイランドファンには堪らないウイスキーではないでしょうか。
香りはモルティでバニラのような甘い香りがします、飲み始めは甘みの中にスパイシーさも加わりフィニッシュにほのかにビター味を感じます、またグラスに注いで時間が経つとフルーティな香りに変化します。
ハイランドモルトウイスキーのエッセンスがこれでもかというくらいに詰め込んだ非常にバランスのよいウイスキーです、個人的にはイチオシのモルトブレンデッドです。
品名 ザ・グラッドストンアクス アメリカンオーク
熟成年数 不明(ノンエイジ)
カスク バーボン(フィニッシュ)
蒸留所 不明(ハイランドの14蒸留所)
メーカー グラッドストンアクス
ウイスキー種 モルトブレンデッド
アルコール度数 41度
内容量 700ml
価格 3,500円~4,000円(2025年7月時点)
特記事項 14ファウンダーモルトブレンデッド~バーボンカスクフィニッシュ

ウイスキーファンなら知らない人はいないほど有名な、400年の歴史を持つジョン・ヘイグ社が製造・販売するディンプルの12年です。
ディンプルは、ヨーロッパでは以前ピンチの名称で売られていましたが現在はディンプルの名称で統一されています。
ちなみにディンプルのキーモルトは、ローランドのグレンキンチー、スペイサイドのノッカンドゥとマノックモアという興味深い蒸留所のモルトで華やかでライトな風味を味わえます。
グレンキンチーは私の大好きなローランドモルトでフルーティで若干の酸味が魅力です、そのグレンキンチーのエッセンスをしっかりと感じることができるブレンデッドであり個人的に評価の高いウイスキーです。
品名 ディンプル12年
熟成年数 12年
キーモルト グレンキンチー、ノッカンドゥ、マノックモア
メーカー ジョン・ヘイグ
ウイスキー種 ブレンデッド
アルコール度数 40度
内容量 700ml
購入価格 2,800円~3,500円(2025年6月時点)

ジョニーウォーカーは1909年から100年以上続くスコッチウイスキーの老舗中の老舗ブランドで、日本では60年代頃からレッドラベルと共に高級ウイスキーブランドとして親しまれてきたスコッチを代表する逸品です。
その伝統あるジョニーウォーカー12年ブラックラベルの現行品が本ボトルです、一環としてスリムなロング角瓶は今もなお健在でこのボトル形状を見るだけで安心感があります。
1990年以降はダブルブラック・ゴールドラベル・グリーンラベル・ブルーラベルと上級だったブラックラベルの更に高級版が次々に誕生し、ブラックラベルのありがたみが失われつつありますが、私を含めて多くのスコッチウイスキーファンはいまだにジョニーウォーカーと言えばこのブラックであり常飲ボトルとしているファンも多いです。
今でこそ3,000円でゴクゴク飲めるウイスキーになっていますが私の大学時代には輸入税や酒税が高いうえに為替は今の半分以下です、したがって大卒初任給が5万円という時代にもかかわらず1万円というめったに飲めない最高級ウイスキーでした、こんな高級なウイスキーをポケットマネーで買える時代に生まれた人がなんとも羨ましい限りです。
ちなみにジョニーウォーカー・ブラックラベルのキーモルトは驚くなかれアイラ島のラガヴーリン、スカイ島のタリスカー、スペイサイドのカーデュをメインに40種ほどのモルトを贅沢にも使っています、キーモルトを知っただけで飲まなくてもその風味がどれほど上品で多くのエッセンスが詰まっているかを想像できるでしょう。
今も昔も私の中でのスコッチブレンデッドウイスキーのNo.1はジョニーウォーカー・ブラックです、スコッチウイスキーを飲みなれているファンと同様にグリーンやブルーラベルには目もくれずにきっとこれからも常飲し続けることでしょう。
品名 ジョニーウォーカー12年 ブラックラベル
熟成年数 12年
キーモルト ラガヴーリン、タリスカー、カーデュ
メーカー ジョン・ウォーカー&サンズ
ウイスキー種 ブレンデッド
アルコール度数 40度
内容量 700ml
購入価格 3,300円~3,600円(2024年9月現在)


鋳造のサルを肩に乗せたデザインも素晴らしい、ラベルデザインも伝統的で品があります
私が最近常飲ブレンデッドとしているモンキーショルダーは2005年に誕生した新しいブレンデッドウイスキーです、ブレンデッドといってもグレンフィディックをはじめとしたスペイサイドの3つの蒸留所のモルト原酒だけをブレンドして造られる贅沢過ぎるモルトブレンデッドウイスキーです。
価格もシングルモルト並みの価格です、むしろシングルモルトのグレンフィディック12年よりも高額です。
メーカーのウィリアム・グラント&サンズ社はスペイサイドの蒸留所を幾つか所有している蒸留所オーナー兼ウイスキーメーカーであり100年以上の歴史がある会社です、80年代にはシーバス・リーガルやバランタインに次ぐシェアを誇ったグランツシリーズを製造・販売しています、この実績あるウイスキーメーカーが展開する新ブランドのモルトブレンデッドは極めて信頼できるブレンデッドだと評価できます。
その長年培ったウイスキー造りの伝統の技術とノウハウで作られるモンキーショルダーは、スコッチファンなら誰しも納得する極めてバランスの取れた味と香りで私も一発で大好きなウイスキーになってしまいました。
ちなみにサンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション2013 で金賞を2つの部門で受賞、インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ2013で金賞、IWSC2015で優勝、その他ウイスキー雑誌で数々の賞を獲得している実績があります。
尚現在すべてバッチナンバーが表示されています、バッチナンバーはブレンデッドウイスキーの製造ロットナンバーであり、バッティング時期によってカスクが若干変わったり調合が変わったりしますので明確にするのはファンにとっては大変嬉しい処置です、ちなみに現在手元にあるのがバッチ27です。
品名 モンキーショルダー
熟成年数 不明(ノンエイジ)
カスク 不明
蒸留所 グレンフィディック、バルヴェニー、キニンヴィ
メーカー ウィリアム・グラント&サンズ
ウイスキー種 モルトブレンデッド
アルコール度数 40度
内容量 700ml
価格 4,000円~5,500円(2024年1月時点)
特記事項 3ファウンダーモルトブレンデッド