マイ・ナンバーワン・スコッチ~ジョニウォーカー12年・ブラックラベル
2024年4月12日 11:00
大学時代に先輩に飲ませてもらったジョニーウォーカー・ブラックラベル(通称ジョニ黒)があまりにも美味すぎて一発で虜になってしまった記憶があります、その当時は同じランクの国産ブレンデッドウイスキーの5倍もする1万円ほどの価格で大卒初任給が5万円の時代には手軽に買えるウイスキーではありませんでした。
その後日本は高度成長を成し遂げ円がどんどん強くなり、また輸入税もかからなくなり国産ウイスキー並みの価格に下がり、今ではポケットマネーで買えるウイスキーになりました。
ところでジョニーウォーカーは1909年から100年以上続くスコッチウイスキーの老舗ブランドであり、日本では60年代頃からレッドラベルと共に高級ウイスキーブランドとして親しまれてきたスコッチを代表するブレンデッドウイスキーです。
1990年以降はゴールド・ダブルブラック・グリーン・ブルーと上級だったブラックラベルの更に高級版が次々に誕生しましたが、私を含めて同年代のスコッチウイスキーファンはいまだにジョニーウォーカーと言えばこのブラックラベルであり常飲ボトルとしているファンも多いです。
ちなみにジョニーウォーカー・ブラックラベルのキーモルトはアイラ島のラガヴーリン、スカイ島のタリスカー、スペイサイドのカーデュやダルユーインをメインに40種ほどのモルトを贅沢にも使っています、ラガヴーリンとタリスカーの名前だけでもありがたみを感じるのは私だけでしょうか。
それぞれのキーモルトとジョニーウォーカー・ブラックラベルを飲み比べてみたら非常に興味深い結果になりました、以前はカーデュが強く感じたのですが現在流通しているジョニーウォーカー・ブラックラベルはタリスカーのエッセンスがかなり高いことが解りました。
しかもブラックラベルは12年ですからタリスカーの12年以上が使われているということです、この経験を通して更に大好きなウイスキーになってしまいました、私の家飲み常飲ウイスキーとしては筆頭格です。
今も昔も私の中でのスコッチウイスキーのナンバーワンはジョニーウォーカー・ブラックラベルです、スコッチウイスキーを飲みなれているファンと同様にグリーンやブルーラベルには目もくれずにきっとこれからも常飲し続けることでしょう。
年代ごとにしっかり保存しています、いつの時代も変わらぬ美味さ