2023年10月 6日 11:00
水割りでウイスキーを飲むなら絶対に口当たりのよいブレンデッドに限ります、ただしあくまでも自論ではありますが。
外食や家飲みでのウイスキーのスタイルはゴクゴク飲める水割りかお湯割です、それでいろいろ試したのですがアイラモルトは最大の特徴であるピーティ感やスパイシー感が軽くなってしまって価格の高さもあってか何か損した気分になってしまうのです。
その点でブレンデッドやアイリッシュはストレートやロックで飲むのとそれほど味や香りが変わることはなく美味しく楽しめるのです、そんな飲み方するときにブレンデッドで最適なのがデュワーズ12年です、どんなスタイルで飲んでも味も香りもほとんど変わらず実に腰が安定したウイスキーだと思います。
ビールと同じで手元に常に置いてないと不安になるウイスキーの一つで、切れそうになれば買いに走ります。
先日家飲みに来たスタッフにも薦めてその場にあった開けたてをプレゼント、アイラモルトの虜になっている彼は多分物足りないと思っているのだろう、でも飲み続けているうちにブレンデッドの良さも徐々に解ってくるようになると思います。
ちなみにデュワーズのキーモルトは、ハイランドのアバフェルディとロイヤルブラックラ、スペイサイドのクライゲラキ・オルトモア・デヴェロンという知る人ぞ知る超が付くほどの豪華すぎる蒸留所メンバーです。
花と動物シリーズの終売ディステラリーであることは勿論のこと、シングルモルトファンはこれらの事実をしっかり理解しているからこそありがたみを感じて大切に飲み続けるのです、おそらく彼もこういった裏情報が解ってくるとデュワーズの存在のありがたみを少しは感じるようになるでしょう。
オフィス近くのリカーショップで買ってすぐにオフィスで撮影