2023年8月18日 11:00
何を隠そう私がこれまでに一番多く飲んだアイラモルトがこの明るい琥珀色に輝くカリラ12年です、一時期はショットバーではこれしか飲まない時期もあったほどです。
一癖も二癖もあるピート臭やヨード臭が強く感じて敬遠する人もいるでしょう、でも一度好きになってしまうとこの香りが堪らなくなってしまうのです。
特にブルーチーズ好きの私にはブルーチーズを美味しく食べるためのウイスキーと言っても過言ではないほどで、アンモニア臭がきつく味が濃いブルーチーズと味も香りも本当に相性が抜群なのです。
ロックで飲むと若干の水分で連鎖アルコール分子が分解して味がガラッと変わるのも楽しいです、ストレートで気になっていたヨード臭も香ばしいカラメルコーティングのアーモンドのような香りに変化するのには驚きます。
アイラモルトの命ともいえるピート臭(スモーキーフレーバ)、ヨード臭(磯の香り)、加えてスパイシーな味を存分に堪能でき私個人的にはリーズナブルな価格ということもありアイラモルトのなかでもイチオシの逸品です。
尚、現在日本で手軽に購入できるカリラ蒸留所の銘柄はカリラ12年に加えてカリラ12年の原酒であるカスクストレングス版などがあります、もしもUD社発売の「花と動物シリーズ」のカリラ15年を現在飲んでみたいと思ったらオークションで落とすしかなく最低でも7万円は覚悟する必要があります、しかし味はカリラ12年に比べてコクが増して甘みが加わり至福の逸品です。
品名 カリラ12年
熟成年数 12年
カスク バーボン
蒸留所 カリラ(アイラ島)
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 43度
内容量 700ml
価格 6,000円~7,500円(2023年8月時点)