2023年7月28日 11:00
アイラモルトのスタンダード化しているような存在のボウモアですが、このボウモア12年はボウモアのまさにスタンダードといえる存在でありアードベックが男性に好まれるのに対してボウモア12年は40度ということもありアイラモルト女子にも好かれる傾向があります。
ボウモア12年はアイラモルトの女王と称されているようですが実に納得です、ストレートで飲んだ後にチェイサーを飲むとうっすらと柑橘系フルーツの香りとさっぱりとした酸味感が口の中に広がり女性が好む理由はこれなのかもしれません。
アイラモルトらしい味と香りですが非常に飲みやすいアイラモルトだと思います、ピート臭もしっかり入っているものの実に柔らかい香りでどんな料理に合わせても料理の味を壊すことがありません。
ちなみにボウモア12年はアイラモルトの特徴であるピート臭と濃厚さを示すゲージの中央に位置されているリファレンスアイラモルトで、他のアイラモルトの評価の参考にされるほどバランスの取れたアイラモルトです。
私個人的には絶対にやらないのですがロックや水割りで楽しむ人も多いようです、確かにアイラモルトの歯茎に刺さるようなきつさが緩和されてマイルドになり美味しいとは思います、ただ何故か個人的にはアイラモルトだけはビールをチェイサー代わりにしてストレートで歯茎に感じる刺激を楽しみながら頂くのが一番美味しいと思うのです。
カリラ12年に惚れる前まで私のナイトキャップウイスキーであり、カリラ12年に次いで量を重ねたアイラモルトでしょう、アイラモルトビギナーにもお勧めの逸品です。
品名 ボウモア12年
熟成年数 12年
カスク バーボン
蒸留所 ボウモア(アイラ島)
ウイスキー種 シングルモルト
アルコール度数 40度
内容量 700ml
価格 5,500円~7,000円(2023年7月時点)