電車に乗ると約70%の人がスマートフォンを見ています、昔は週刊誌やコミック誌だったのですが最近ではほとんどがスマートフォンを見ているか居眠りです。
私にとって乗り物に乗っている時ほどロジカルシンキングするに最適な時間はありません、あれこれと考えているうちにあっという間に到着してしまいます。
特に飛行機は長いので最高です、ビールやワインを飲み半分居眠りしながら身体を休め頭では夢なのか現実なのか解らないような状態でロジカルシンキングにふけっています。
そして出張先のホテルも最高のロジカルシンキングができる空間です、特に海外だとなおさらでテレビも付けずにソファーでコーヒーを飲みながらロジカルシンキングしているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。
普段は長時間ロジカルシンキングはなかなか行えません、それだけに乗り物に乗っている時間とホテルでの自由時間は自分で自由に使える時空間であり長時間ロジカルシンキングには最高の時空間だと思います。
スマートフォンを見たりテレビを楽しむくらいならロジカルシンキングするに限ります、このロジカルシンキングによって多くの特許が生まれ多くの新事業スキームが生まれたという事実が存在するのですから。
蚊や蟻でも人間に勝てる方法がある。
それは何万という大軍を以って一挙集中攻撃することだ。
「数の有効論」が在るとすればこれくらいのことだ。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
リスクと心配事はボケ防止と長寿の薬である。
日々考え悩む事項があるという状況を、
ありがたく受け入れて感謝することである。
※長いビジネス人生、多くの人と出会い、多くの善悪を学びました。
「解決策がわからないのではない、問題が何かをわかっていないのだ」
イギリスを代表する推理作家でディテクションクラブ(イギリス推理作家クラブ)初代会長でもあるギルバート・ケイス・チェスタートンのある意味では厳しい一言、腸(はらわた)に染みわたります。
経営者と会って話をしていると、抱えている課題の多くでこの一言がぴったりきます。
上手く行かない、しかし自分の行動や思考の何処に問題が有るのかが見えていないようです。
その暗闇の中で解決策を考えたところで、何も得られないばかりか更にトンネルの深いところへ潜り込んでしまっています。
経験の浅い経営者がこのような状況に陥る最大の原因、それは情報過多だと思います。
一つの情報を精査する前に、次から次へと新しい情報が入り込み、思考がオーバーフローしてしまっているのです。
情報とはその多くが人が齎すもの、つまり一定期間内に多くの人と会いすぎているのです。
成功する人は、自分のブレインと言える人たちとは毎日のように会いますが、新しい人との出会いを意識的にセーブしています。
成功する人は自分の器をよく知っています。
自分を知って決して無理をしない、常に思考や行動の余裕を持って事に挑みます。
それが、成功法則の基本中の基本というものです。
痒いところだけをピンスポットで掻いてもらう。
これ以上ない心地よさに包まれる。
でもポイントがずれると心地悪くてイラっとする。
同じ行為でもポイントが違うだけで天国と地獄の差である。
※耳順(じじゅん)とは、孔子論語の「六十にして人の話しを素直に聞けるようになった」という節を起源とする60歳代の呼び名である。