毎年年末が近づくと、代表のチーズ好きを知る方々からチーズが届きます。
特にロックフォールやゴルゴンゾーラなどのブルーチーズ系がお好みの代表。
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ゴルゴンゾーラは北イタリア・ロンバルディア州のゴルゴンゾーラという村で生まれた伝統的なチーズで、世界三大ブルーチーズのひとつです。
独特の風味で刺激的なチーズ、とても魅力があり本当に美味しいです。
今年の頭、新年会にゴルゴンゾーラのピカンテをいただきました!
ゴルゴンゾーラにはピカンテとドルチェがありますが、ピカンテは青カビが多く独特の風味と味わいでややかたい組織が特徴です。
ドルチェ青カビが少なくほんのりとしたミルクの風味と甘さがあり、デザートにも使われるほどクリーミーでやわらかい組織が特徴です。
じつは、ピカンテもドルチェも添加されている青カビの量は同じなのです。
製法や熟成期間の違いでここまで特徴が異なる2つのチーズができあがるのだそうです。
とっても奥が深いチーズ。
みなで美味しくいただきました!
みなでひと通りいただいたあと、こちらの熟成したゴルゴンゾーラピカンテをなんとさらに熟成させ新しいゴルゴンゾーラを味わってみようと言い出したのは代表。
そうです、熟成させつつ水分を抜いていくパルメジャーノの製法のようになります。
ただでさえ美味しいゴルゴンゾーラ。
パルメジャーノのようなゴルゴンゾーラ・・?
ゴルゴンゾーラで作ったパルメジャーノ・・?
とにかく想像しただけで美味しいに決まっている予感がします・・
しかし、いざ作るとしてもどうやるのでしょう。とても難しいです。
なぜならゴルゴンゾーラなどの熟成チーズは冷蔵庫にそのままにしておいたらあっという間に熟成されて、たちまち溶けるようにビショビショになっていきます・・
ビショビショにならないように、かといって乾燥させすぎてもダメ、絶妙な塩梅の密閉&開封具合を調整し、乾燥させていきました。
そして2ヶ月後、ついに完成!
この日はチーズの外側の部分多めです。
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↓一方、この日は中心部が多め。
中心部の方が青カビが多いです。
外側と中心部では味わいが違い、どちらもそれぞれの美味しさと人による好みがありますが、取れる量の違いで値段が変わるそうです!
青カビタイプのチーズは内側からカビが広がって行きますので、内側の方が青カビチーズらしい風味で、外側はゴーダチーズのようにアミノ酸たっぷりの濃厚な味になります。
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乾燥して水分が抜け半分ほどに小さくなり硬くなったゴルゴンゾーラは、パルメジャーノに近い食感になりアミノ酸の旨味がおそろしく凝縮されています!!
中心部はカビの風味が深みを増してより刺激的に!、そして旨味も倍増しています!
ゴルゴンゾーラの独特の風味が好きな方には最高の味だと思います!
外側はもう、「旨味の塊」といった言葉しか表現のしようがありません!
万人に好まれる最高の味だと思います!
今回の実験は大成功でした!
***
ミニダイコンを育てています!
ミニダイコンなら畑が無くてもプランターで育てることができるのでうれしいですね。
そして、栄養価の高い葉の部分をたくさん食べられるのもメリットです。
↓可愛いかいわれが出てきました。
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↓さきほどのあの可愛いかいわれさんが巨大に成長しました!
約30日ほど経ったと思います。
この葉で光合成によってどんどん栄養を作って根や茎に蓄えていきます。
だから根野菜は葉の間引きをしないのか・・
初歩的なところからとても勉強になりました!
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↓さらに30日後!
根と茎がプランターからはみ出そうなほど成長してきました!
ダイコンの白い部分はほとんどが根で、上部の細かい根が生えていない部分が茎になります。
いろいろな形のかわいいダイコンができました!
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いざ生を試食・・
これまで強烈な風味を持ついろいろな野草を食べてきたわたしはちょっとやそっとの苦みやえぐみでは動じないのですが、このダイコンはそんなわたしが悶絶するほどの味・・!!!
辛い、とにかく辛い!ワサビと同じ鼻にくる辛さです!!
わたしは生ではほんの少ししかかじることができません。
スーパーでよく見かける大きなダイコンは大きく育つよう品種改良され水分で大きくされています。いわゆる水ダイコンと言われています。
つまりこの小さなミニダイコンと細胞数は変わらないということです!
こちらのミニダイコンは無理矢理に水分で膨らませていない分、味がギュッと濃縮されとても辛いのです。
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↓日本由来の品種改良されていないダイコンは、カブと同じように皮が剥けます。京ダイコンなどもそれにあたります。
水ダイコンとは違って細胞の水分が少ないので、食感もカブとまったく同じです!
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こんなに辛いのですが、その分熱を入れると水ダイコンに熱を入れた時よりも遥かに甘くなるのも不思議です。
より辛さが増しますが、すりおろしてもとても美味しいです!
消化を助けてくれるのも、ありがたいですね!
ミニダイコンは家庭菜園でおすすめされている野菜なので、ぜひ挑戦してみるのも楽しいかもしれません!
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生食向きのかわいいミニニンジン、ベビーキャロットを育ててみました!
ニンジンは大好きなのですが、恥ずかしながらスーパーに置いてある姿しか見たことのなかったわたしは以前農家さんから送っていただいた葉付きニンジンを見て感動してしまったと同時に、その葉の美味しさに虜になってしまったんです。
葉はあっという間に悪くなって黒くなってしまうので市場には出せないので、農家さんから獲れたてを仕入れるか、自分で育てるかしか方法がなかったのです!
それ以来憧れの存在だったので、育てることができてうれしいです!
グロウテントのなかだと葉が元気になりすぎて硬くなってしまったので自然光のもとに移しました!
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実の部分も甘くて美味しいです!
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ニンジンはダイコンと同じ根菜類だと思っている方も多いと思います。
でも葉をみれば、そして食してみれば、それが大きな大きな先入観であることが一目瞭然です!!
葉の形は、ダイコンの葉がアブラナ科特有のロゼット型なのに対しニンジンの葉はまったく違う形状をしています。
そして味わってみると、ニンジンの葉はパセリとニンジンを混ぜたような味がします!
ニンジンはパセリや三つ葉やセロリなどと同様の、セリ科ということが納得できました!
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にんにくは好きという方も多いと思いますが、おなかにダイレクトに刺激を受けてしまったり、大事な予定のある日はにおいが気になるので摂取を控えてしまう方も多いと思います。
わたしもその一人で、いつでも気にせず大好きなにんにくを楽しみたいと思い、にんにくスプラウトを作ってみました!
にんにくを切り刻んだりして細胞が破壊されると、アリナーゼという酵素が活発になり、アリインと反応してアリシンが発生します。
このアリシンはにんにくやたまねぎなどに含まれる刺激臭や辛味成分です。
にんにくを発芽させることでこのアリシン値は下がるので、刺激にもならずにおいも気にならなくなるのです。
しかも鉄分、カルシウム等のミネラルやビタミン類が何十倍にも増えるので、普通のニンニクより栄養価が高くなるんです!
嬉しいことづくめですね。
にんにくスプラウトは購入もできるのですが、自分で作れば安くたくさん作ることができます。
作り方やその優れた効果効能は現在はネットでも出てきますのでぜひ挑戦してみていただければと思います。
ネットでは外皮を剥いて鱗片ひとつひとつを育てているものが多いのですが、ちょっと手間なので大胆に種球を丸ごとで育ててしまっています!
↓この蓋つきカップが種球を丸ごとで育てるのにすごく使いやすいです!
これを同じように何個も育てています!
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ただ、やはり種球丸ごと育てるとカビやすくなり難しいです!そのため、ポイントは根が生えてきやすいように盤茎の方もしっかり処理してあげることです。
いかに根を生やさせるか、が大事です。
とにかく根を張ることができれば芽は出てきます。
↓気候さえ合えば、わずか数日で根と芽が出てきます!
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↓芽が切れているのは、何度も何度も収穫しているため。
何度収穫しても芽が伸びてきました!
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水につけるだけ、液肥も使っていないのにすごい生命力ですね!
どうやら伸びてきた芽はその後もしっかり光合成をしているので、こんなにも長い期間、水だけで成長し続けることができるようです!
芽も鱗片も丸ごと食べることができます!
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この根っこも、シャキシャキしてすっごく美味しいですよ!!
ちなみに、にんにくを買っておいたことを忘れていて、芽が生えていた経験がある方も多いかと思います。
にんにくスプラウトづくりはちょっとハードルが高いな、という場合でも、にんにくは生命力がすごいのでしばらく種球のまま放置しておくだけでも↓このように芽が出てきます。
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にんにくは気温15℃くらいを下回ってくると今度は冬支度で鱗片に栄養を蓄え始めるので、芽はピタッと成長を辞めます。
にんにくスプラウトは寒い季節以外は長い期間楽しむことができます!
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卵の味噌漬けという食べ方を教えていただきました!
昔、貴重な卵を長期で保管しようと信州で考えられた作り方だそうです。
茹でた卵を味噌で漬けるのかな・・?くらいに思っていたらビックリ!
まずは生卵をそのまま冷凍庫に入れてしまいます!
生卵を冷凍したことのある方はいらっしゃるでしょうか?
解凍した卵はどうなるかというと、白身の部分だけが溶けてなくなってしまうのです。
この残った黄身を出汁味噌で漬けます。
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ちなみにわたしは以前は大好きだった卵かけご飯ですが、今では若干熱を通した卵が好きで、生卵はほとんど食べなくなりました。
生卵を使った卵かけご飯は確かに手軽で美味しいのですが、数年ほど前から食後身体がダルくなるのを感じていたからです。本当に、身体が嫌がってる感じといいますか、食べたいと思えなくなったんです。
その理由がわかりました、生卵は消化に負担がかかっていたのですね。
(若いころは多少身体に負担をかけてもまったく体感として感じないんですよね・・!><)
さて、一週間ほどして完成しました!
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こちらの味噌漬けは本当に美味しいです。
どれだけ美味しいかというと、卵かけご飯の「美味しい」と感じる部分だけを抽出しさらに100倍美味しくしたような味です。うまく伝えられないのですが・・笑
それでも時々あの卵かけご飯の味が恋しくなるわたしにはピッタリです!
味噌の部分は、ご飯にかけても美味しいですし、お湯で割って飲むこともできます。
昔は体調を崩したなどによく飲まれていたそうで、子供は風邪をひくとこのお湯割りが飲めるのでちょっと嬉しかったそうです。
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(↑写真は、自家製のバジルを浮かべてすっきりした香りにしています。)
本当に身体がぽかぽかと温かくなるので寒い季節には欠かせなくなりました!