代表がオフィス用と居住用として、地方に2つの物件を購入して以来、双方の庭でずっと探し続けていた野草。
それはスベリヒユ!
はじめて食べたときに感動して、それから数々の野草を食べてきましたが個人的に不動の1位です!
ずっと見つけられなかったのですが、居住用(「本丸」と呼んでいます!)の庭でとうとう代表が見つけてくれました!
大きい!

本丸の庭が広すぎることもそうなのですが、以前食べたことのあるスベリヒユとは大きさがまるで異なるため、あまりに大きくてわたしは同じ植物だとはまったく気が付かなかったのです。
東京では見かけてもごくごく小さいもの。
↓たとえばよく見かけるアスファルトではこういうところに生えています。スベリヒユはこのように細くて小さいのだと思い込んでいたものですから・・

憧れのスベリヒユがこんなにたくさん!
みんなで分けたのですがわたしだけでもこの量です。夢のよう!

茎も太い!

スベリヒユは醤油と鰹節でいただくお浸しが本当に美味しいです。
その他にも炒め物、スープや味噌汁の具材、生でサラダにしたりスムージーにしたりと色々な食べ方ができます。
茎の部分がコリコリと絶妙に良い食感でたまりません。
ほど良い粘りもスベリヒユの特徴。
同じようにネバネバする野菜でモロヘイヤがありますが、ホウレンソウとモロヘイヤを足して何倍も美味しくしたような野草です!
山形では乾燥させて保存食にするそうです。これだけたくさん収穫できるので、今後やってみたいなと思います!

味だけでなく、スベリヒユは優れた薬用植物で栄養成分がすごいです。
「オメガ3脂肪酸」を豊富に含み、現在、製薬会社が研究用に栽培しサプリメントや機能性食品(飲料)としての実用化を目指しています。
美味しくて身体に良い野草、スベリヒユ!
もっともっとたくさんの人に広まりますように。
ただスベリヒユには、形の非常によく似た見わけがつかない有毒な近縁種もたくさんあるそうです。
野草の詳しい人に教わって採取するのが良いでしょう!
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辛~い鷹の爪をたくさんいただいたので、いつでも食べられるピクルスにしました!
鷹の爪ピクルスはそのまま食べるためのものでなく、ごく少量を少しずつかじりながら口に含んでお料理と一緒にいただくのが美味しい食べ方です!
辛味は料理の塩分を強く感じさせる効果があるため、料理の減塩にもなります。

ほんの少しかじっただけで猛烈に辛い(というより痛い・・)鷹の爪ピクルスですが、なぜか大好評!
みな同じ感想で、なぜか後をひくといいますか、
やっと口のなかの辛さが落ち着いたのになぜかまたかじりたくなって意外に一本はすっといけてしまうのです。

一食に一本で十分!
一度作るととても長持ちします。
そのまま一気に食べると胃にも負担になってしまいますので、お料理と一緒にチビチビ、が最高に美味しいですよ。
とくにカレーを食べるときには欠かせません!
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こちらは本丸の庭。
↓写真中央の枯れ木に絡まっている、何かの蔓性の木。
冬の時期には葉がまったくなかったので何か分かりませんでした。

バラかブドウかな、なんて話していたのですが、6月に入り新芽が出てきてなんとブラックベリーだと解りました!
枯れ木はすべて伐採する予定だったのですが、ブラックベリーを育てるため、この枯れ木だけは当面はこのままにすることになりました。

そこで、来年には実が付くように復活させようと、代表が春先に剪定しました!
ブラックベリーの枯れた枝がすごく込み合っていたので、根本近くまでかなり切り戻しました!
90%ほど枯れてしまっていたため生きている部分だけ切り取るように、迷いなくスパスパと切っていきます。
わたしにはどこを切っていいのか見分けがつきません。
見ていてそんなに取り除いてよいのかと思ってしまうほど潔い。強剪定というそうです!
剪定の甲斐あってか、1ヶ月後の6月末頃には花を咲かせました。
込み合っていた枝もすっきり。

7月に入りどんどん成長しています!

この春から本丸の庭や果樹園を整備したり、住居のリノベーションの打ち合わせで何度も訪れているのですが、来るたびに新たな発見があります!
これでも住居周辺だけでまだまだ探索できていません!
敷地一面に広がる庭に植えてある樹木のうち、目立つ大きなものだけしか確認できておらず、今後どんな樹木や植物を発見できるかワクワクしています。
ブラックベリーも、来年実がつくのか、どのようになるのか、楽しみです!
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地方オフィスのレイズドベッドに植えた(5/29)長ナスと、本丸の畑に植えた(5/29)水ナス。
その後無事成長してくれたので初収穫してみました!(7/5)
左から2つが長ナスで、右が水ナスです。
すごく大きいです!

水ナスと言えば、やっぱりお刺身!
そのままわさび醤油でいただきました。
フルーツのように甘く感じて美味しいです!
中も皮も柔らかいです。

長ナスは、今回は普段欠かさず作っているぬか漬けにしてみました。
中が肉厚でふっかふかで甘く、普段食べていたナスとは別物に感じます!
以前農家さん直送の大きいナスを食べたことがあったのですが、カットすると中に黒い種ができていてあまり食感もよくなく、また皮も固かったため、あまり大きいナスに良いイメージがなかったのですが、こちらの長ナスはもちろん種もできておらず皮も柔らかく、美味しくてびっくりしました。
大きいナスへのマイナスのイメージがなくなりました!

今後も収穫ができるので楽しみです!
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本丸の庭にたくさんのスギナが自生しています。
お馴染みの春の名物ツクシですが、栄養茎であるスギナも日本で古くから万能の薬草として利用され、漢方では「問荊(もんけい)」として、ドイツではハーブティーとして古くから親しまれています。
掘り起こしても根さえ残っていれば再生してくる強い生命力を持つ野草。
その豊富な栄養に納得です。
スギナにはビタミン含め多様な成分が含まれていますが、中でも豊富なミネラルを含んでいます。
ミネラルを豊富に含む野菜として有名なほうれん草と比較しても、スギナはカルシウムが155倍、リン、カリウムが5倍、マグネシウムが3倍とその違いは歴然です。
また必須栄養素のケイ酸も多く含んでおり、女性に嬉しい美容やアンチエイジング効果に役立ちます!
本丸の庭一面に広がるスギナ

出張のたびにこのスギナを摘みスギナ茶を作って飲んでいます。
水洗いし砂などをきれいに取り除き、湿っぽさがなくなるまで天日干しを行い乾燥させます。
水分が残ると保管した時にカビが生えることがあるため、乾燥した晴れの日の天日干しが最適です!
干していると、畳のような香りが広がります!!
すごくいいにおい!!

乾燥させたあとは煎って水分を飛ばす方法が一般的ですが、わたしはビタミンなどが損なわれないよう煎らないで飲むことが多いです。
また、この乾燥させたスギナをそのまま適当な大きさにカットしやかんで煮だしてお茶にできますが、わたしはスギナごとそのまま飲んでみたかったので細かい粉末にしました。
粉末にするため、乾燥したスギナをはさみで細かくカットしミルで細かくします。
茎の方にも栄養があるため、捨てずにそのまま行っちゃいます。


スギナ茶はクセがなく、すっきりとした味わいで本当に美味しいです。
雑草感や青臭さは皆無です。
万人受けする味で誰もが美味しいと言うような味です。
煎っていないスギナ茶は抹茶のような風味!
煎ったスギナ茶も香ばしくて美味しいです!

このように豊富な栄養を含むスギナは、成分が強いため過剰摂取には気を付けなければいけませんが、スギナ茶として摂取する分には危険量に達することはまずありません。
カフェインを含まないので、就寝前でも安心して飲むことができます。
スギナは日本各地の野山でも見られるので、手軽でおすすめのお茶です。
道路沿いや、ペットの散歩道沿いは避け、できるだけ自然豊かな地のスギナが良いでしょう。
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