事業で食用タンポポと関わっていますので、いろいろな料理を試しながら食してきました。
その結果、食用タンポポと相性が最も良いと思ったのが、卵です!
食用タンポポが卵と相性が良いなら、他の野草も合うはず、ということで卵とじにしてみました。
本日はオニタビラコ。
前回のタビラコ(コオニタビラコ)も今回のオニタビラコも、キク科の花で同じタビラコの名はついていますが、厳密にはオニタビラコはタビラコ(コオニタビラコ)とは属が違い別属の花になります。
植物って複雑で難しいですね。
タビラコ(コオニタビラコ)の葉が無毛であるのに対し、オニタビラコは短毛が生え、茎も大きく立ち上がり全体像が大きいのでオニタビラコの名が付けられています。
散歩道でもよく目立つのはこのオニタビラコなので、誰もが見かけたことのある野草でしょう。
またタビラコ(コオニタビラコ)と比べ葉も大きいので、調理や試食するにも良いかもしれません。
こんなに大きいオニタビラコを摘んできました!

なんと75cm!!

野草はちょっと見ない間にあっという間に大きくなります!
あまり大きく成長しすぎると、茎は下の立派な部分は硬く食べられませんので、無理せず上の柔らかい部分にしましょう。
まずは水洗い。
根は抜いていませんので、土もなく汚れは落としやすいです。

あとは通常通りに卵とじを作ります。

軽く炒めて、カツオ出汁・ミリン・醤油で味付けをします。

卵で閉じたら、フライパンに出てきた水分もしっかり卵に吸収させます。
あっという間に完成です!

こちらは別の日。
味の相性が良さそうなニラも少々加えました!

今回ちょっとオムレツ風にしてみましたが、具が多すぎましたね・・。
オニタビラコの祖先はタンポポです、タンポポの卵とじが美味しいだけあって、オニタビラコも期待通りの美味しさでした!
苦みは多少ありますがとにかくクセがなく、本当に野菜として食べられてもおかしくない美味しい野草です!

***
事業で食用タンポポと関わっていますので、いろいろな料理を試しながら食してきました。
その結果、食用タンポポと相性が最も良いと思ったのが、卵です!
食用タンポポが卵と相性が良いなら、他の野草も合うはず、ということで卵とじにしてみました。
本日はタビラコ(コオニタビラコと呼ばれることが多いです)。
タビラコは、おなじみ春の七草の「ホトケノザ」です!
葉だけでなく茎も炒めて、通常通り卵とじにします。
今回油揚げも加えています!

卵で閉じて完成!
タビラコの祖先はタンポポです、タンポポの卵とじが美味しいだけあって、タビラコもすごく美味しかったです。

タビラコは、野草のなかでも味に癖がなく群を抜いて食べやすいです。
野草初心者にもお奨めです。

茎が空洞になっているのがお分かりいただけるでしょうか?
これは、タビラコも空心菜も、もとはタンポポから進化したということです。
タンポポの花茎は空洞ですよね!
タンポポはタンポポ科の原種の植物であるということが解ります。
植物って面白いです。

***
事業で食用タンポポと関わっていますので、いろいろな料理を試しながら食してきました。
その結果、食用タンポポと相性が最も良いと思ったのが、卵です!
食用タンポポが卵と相性が良いなら、他の野草も合うはず、ということで卵とじにしてみました。
本日はハハコグサ。
ハハコグサの若い茎葉は食用とされ、春の七草の一つ「ゴギョウ」です。
タンポポと同じように、ロゼット型の様態で冬を過ごし、春になると茎を伸ばして花を付け、綿毛のある種子をつけて種を飛ばしています。
あたたかくなると一気に成長して茎が伸び茎立ちします。
成長して茎立ちしたハハコグサは想像以上に硬かったので、まだ肌寒い季節のロゼットで地面を這った姿の若い茎葉を食すのがよいでしょう。

葉だけでなく茎も炒めて、通常通り卵とじにします。

ハハコグサはすごいです、フライパンのなかの水分が黄緑色になります!

卵で閉じて完成!
厚みのある葉がシャキシャキし、程よい苦みもあり美味しいです!
この黄緑色は水溶性のビタミンB群が多い証拠ですので、一気に食べても栄養が身体に取り込めずもったいないですので、数日に分けて少しずつ食べることにしました。

こちらは翌日、さらに全体が緑色になっています!
こちらの色つきはミネラルが塩分で酸化して着色するのだそうです。

翌々日、さらに緑色に・・
後面にある小松菜の卵とじとまったく色が違うことがお分かりいただけるでしょうか。
3日間に分けて美味しくいただきました!

***
ベランダ菜園で植物の育て方を勉強しています。
ずっと育ててみたかった念願の大きなアロエも!

カルパッチョや普段の料理に加えたり、さまざまなな料理に活用しています。

皮をむく際には、最初にこのように葉の横にあるトゲトゲをそぎ落とし、丁寧に包丁を滑らすように皮をむいていきます。


アロエは、下処理として下茹でをします。
調理に使用する際は1、2分ほど、そのままいただく方は3分ほど茹でましょう。
氷水でしめて、水気をとります。
今回はシンプルにアロエのお刺身、つまり生でいただいてみることにしました。
生の植物はアルカロイドをそのまま食べることになるので食べ過ぎに注意です。
アロエによってはアクがありますので、塩で中和してからいただきます。

お好みでオリーブオイルを加えると、簡単で甘みが増してまろやかに美味しくなります。

オリーブオイル&粗びき胡椒。一気にイタリアンに。
今後もさまざまな植物を育ててみたいです。

***
ソースの発祥はどこの国かご存じですか?
有名なのはイギリスのリーペリンソースで、ウスターシャ地方で作られていたので、その後「ウスターソース」として世界に広がりました。
ソースはトマトを熟成して作られたものですが、完全に熟成前の生ソースは日本が有名です。
そしてこの世界に誇る生ソースが生まれたのは、トマトの一大産地である長野県なのです。
ご存知の日本人は少ないですね?
ちなみに余談ですが、かの有名な〇ルドックソース。
商品ですが、ソースづくりの際の上澄みの方をウスターソース、中央部分を中濃ソース、底の方をとんかつソースとしています。
もちろん、最後にそれぞれの味を調えてから商品としています。
ウスターの意味の具体的なことは分からず、ただ"薄い"というイメージから消費者はなんとなく中濃ソースを手に取る方が多いといいます。
しかし、ソース作りは熟成期間が必要です、当然上澄みのほうが雑菌などの問題も多くなります、そのため作るのが難しく量も少ないため価値があるんです。
ちなみに関西では、底の方をドロソースとしてよく食べられています。
底の方は本来価値は低いものになるのですが、それを安く手に入れて美味しく食べる工夫がされていたのですね。
これはどのソースが良い、悪い、と言いたいのではありません。
神経質にならずストレスなく美味しいと思うもの、食べたいものを選びましょう!
さて、話を戻して、
今回は長野人の知恵をお借りしてトマトから生ソース作りにトライすることにしました。
作り方は、タマネギとトマトをミキサーにかけてドロドロにしたあと、塩・スパイス類などで味を調えながら煮込みます。
その後熱いうちに瓶詰にして熟成させます。
大体冷蔵庫で1週間ほどで味がまろやかになって完成します!
(写真は作り立てなので赤いのですが、
熟成させていくとどんどん色が濃くなり最終的には茶褐色になっていきます!)
自家製の場合、保存剤を入れてないので30日以内に使いきりましょう!

市販のソースもとても美味しいのですが、どうしても市販品には保存剤などの添加物が加えられています。
休日に時間のあいたとき、気分転換などにも、ぜひ健康に良いソースづくり、楽しいのでおすすめします!
***