ネパール店のマスターから、ハニーハンターが命がけで採取するヒマラヤの貴重なハチミツをいただきました。
このたいへん貴重なハチミツがカトマンズ市内で手に入るようになったのだそうで、帰郷した際にお土産で買ってきてくれたのです。
ヒマラヤの断崖絶壁を登りハチミツを採取するハニーハンターは、世界で最も危険なハチミツ狩りと言われているのだそうです。
※参考写真


いただいたハチミツは写真ではわかりづらいのですが、通常のハチミツよりも色が茶色がかった澄んだ琥珀色で、爽やかな花の香りがします!!
これまで食べたことのない、本当に美味しいハチミツでした!!
少しずつ大事にいただきたいと思います!
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ソースの発祥はどこの国かご存じですか?
有名なのはイギリスのリーペリンソースで、ウスターシャ地方で作られていたので、その後「ウスターソース」として世界に広がりました。
ソースはトマトを熟成して作られたものですが、完全に熟成前の生ソースは日本が有名です。
そしてこの世界に誇る生ソースが生まれたのは、トマトの一大産地である長野県なのです。
ご存知の日本人は少ないですね?
ちなみに余談ですが、かの有名な〇ルドックソース。
商品ですが、ソースづくりの際の上澄みの方をウスターソース、中央部分を中濃ソース、底の方をとんかつソースとしています。
もちろん、最後にそれぞれの味を調えてから商品としています。
ウスターの意味の具体的なことは分からず、ただ"薄い"というイメージから消費者はなんとなく中濃ソースを手に取る方が多いといいます。
しかし、ソース作りは熟成期間が必要です、当然上澄みのほうが雑菌などの問題も多くなります、そのため作るのが難しく量も少ないため価値があるんです。
ちなみに関西では、底の方をドロソースとしてよく食べられています。
底の方は本来価値は低いものになるのですが、それを安く手に入れて美味しく食べる工夫がされていたのですね。
これはどのソースが良い、悪い、と言いたいのではありません。
神経質にならずストレスなく美味しいと思うもの、食べたいものを選びましょう!
さて、話を戻して、
今回は長野人の知恵をお借りしてトマトから生ソース作りにトライすることにしました。
作り方は、タマネギとトマトをミキサーにかけてドロドロにしたあと、塩・スパイス類などで味を調えながら煮込みます。
その後熱いうちに瓶詰にして熟成させます。
大体冷蔵庫で1週間ほどで味がまろやかになって完成します!
(写真は作り立てなので赤いのですが、
熟成させていくとどんどん色が濃くなり最終的には茶褐色になっていきます!)
自家製の場合、保存剤を入れてないので30日以内に使いきりましょう!

市販のソースもとても美味しいのですが、どうしても市販品には保存剤などの添加物が加えられています。
休日に時間のあいたとき、気分転換などにも、ぜひ健康に良いソースづくり、楽しいのでおすすめします!
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本日はたんぽぽの蕾と花茎を食してみることにしました!
味と食感がストレートに伝わるアーリオオーリオ(ニンニクのオリーブオイル炒め)で試食しました。
まずは、蕾、花が咲き終わり綿毛に変わったもの、種が飛び終わったものなどを50本ほど採取してきました。
茎を痛めないように丁寧に流水で洗った後は、しばらく冷水でシャキっとさせます。

シャキッとしたら、5cmほどに切り分けます。

たんぽぽの花茎のアーリオオーリオの作り方はとても簡単!
フライパンにオリーブオイルを引いてにんにくスライスを軽く焦げる程度まで熱します。
そのオイルソースを作ったフライパンに、たんぽぽの花茎をそのまま投入します!

炒めながら塩を適量加えて火を止め1分ほど味を馴染ませてできあがり!

こちらの大きな綿毛化して種になったものを思いきって挑戦!

・・ジャリ、ジャリ・・。
綿毛と種はなかなかの存在感。
美味しい!・・・とまでは言えない苦さと渋みでしたが、
栄養のつまった種を食してエネルギーチャージした気分です!
最後はバケットと乗せてブルスケッタでいただきます。
たんぽぽのほろ苦さとガーリック、そしてオリーブオイルがパンの甘みとなじんで美味しい。
意外といけるかも!

今回食してみて、たんぽぽの花茎は葉ほどの苦みはなく美味しいです。
蕾、綿毛化した花、種はどの状態でもほぼ同じくらいの苦さで、葉よりもかなり苦いということがわかりました!
蕾は苦みとともに渋み、味にも食感にも存在感があるので、より工夫してレシピを考えていきたいと思います。
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日常に野草を取り入れて楽しんでいます。
過酷な環境で育つ野草。
人の手でお世話して育てたらどうなるか、試してみたくなりました。
今回栽培してみたのはタンポポの仲間であるオニタビラコ。
ベランダ菜園に使っている土にオニタビラコの種をばさっと撒いてみました。
タビラコ(コオニタビラコ)はおなじみ春の七草の「ホトケノザ」で、
オニタビラコと同じキク科の花ですが、厳密にはオニタビラコはタビラコ(コオニタビラコ)とは属が違い別属の花になります。
散歩道でもよく目立つのはこのオニタビラコの方なので、誰もが見かけたことのある野草でしょう。
使用した土は数年かけて作った自家製の腐葉土で、豊富な栄養を含んだ土です!
土だけでなくタビラコへの水やりにもかなりの神経をそそぎました。
あげすぎてもダメ、あげなすぎてもダメ、です。
天気予報は欠かさずチェックです、天候によって微妙な見極めが大切です。
過酷な環境で生きる野草に、この至れり尽くせりの環境を与えたらどのような成長になるのか期待していたのですが、観察をしていて不思議なことに気が付きました。
現在育てている他の植物たちはこの栄養たっぷりの土でぐんぐん成長しているにもかかわらず、タビラコだけがいつまで待ってもなかなか芽が出てこなかったのです。
そして、成長速度も野のものとは違って、全然大きくなりません。
こちらは一か月近く経ったタビラコの様子です。
やっと大きなもので10cmほど成長しました。
箱の奥に茂っているのはパセリです。

ちなみにこちらは、
一年中日光の当たらない、荒れた土という過酷な環境で見つけたオニタビラコです!

なんと75cm!!


やはり野草には野草らしく、その強靭な生命力を活かして、自然に任せて育てる方がよいかもしれない、と分かりました!
植物はいろいろな気づきをくれて本当に面白いです。
今後も、適度に見守りながらお世話していこうと思います!
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春に蒔いた食用たんぽぽ、越冬して2年目の春の葉が大きくなってきました。
テスト用に収穫してきました!

やはり、大きい!!
春1番物より、2週間で3倍の大きさに育っています!
大きなもので30cm超、
今年も順調に収穫できそうです!

ちょっと苦みが有って独特の味を何かに活かしたいと、
昨年からいろいろ考えていたアイデア。
その一つが、ふき味噌のように使ってみること。
そこで、早々にふき味噌と同じ要領で調理してみました!
ただ、ここでイタリアン風の味を出したいために、
オイルはオリーブオイル、出汁は鶏ガラ出汁にしてみます。
こちらが、美味しく大当たりでした!
刻んで大量に使います。

おつまみにも、隠し味用のソースにも。
何でも使えそうです!
さらには、保存性が半端なく良いのも嬉しいところ。
冷蔵庫で軽く半年以上保存が効くそうです!
味噌の醗酵効果は凄いです!
