事業で食用タンポポと関わっていますので、いろいろな料理を試しながら食してきました。
その結果、食用タンポポと相性が最も良いと思ったのが、卵です!
食用タンポポが卵と相性が良いなら、他の野草も合うはず、ということで卵とじにしてみました。
本日はタビラコ(コオニタビラコと呼ばれることが多いです)。
タビラコは、おなじみ春の七草の「ホトケノザ」です!
葉だけでなく茎も炒めて、通常通り卵とじにします。
今回油揚げも加えています!

卵で閉じて完成!
タビラコの祖先はタンポポです、タンポポの卵とじが美味しいだけあって、タビラコもすごく美味しかったです。

タビラコは、野草のなかでも味に癖がなく群を抜いて食べやすいです。
野草初心者にもお奨めです。

茎が空洞になっているのがお分かりいただけるでしょうか?
これは、タビラコも空心菜も、もとはタンポポから進化したということです。
タンポポの花茎は空洞ですよね!
タンポポはタンポポ科の原種の植物であるということが解ります。
植物って面白いです。

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事業で食用タンポポと関わっていますので、いろいろな料理を試しながら食してきました。
その結果、食用タンポポと相性が最も良いと思ったのが、卵です!
食用タンポポが卵と相性が良いなら、他の野草も合うはず、ということで卵とじにしてみました。
本日はハハコグサ。
ハハコグサの若い茎葉は食用とされ、春の七草の一つ「ゴギョウ」です。
タンポポと同じように、ロゼット型の様態で冬を過ごし、春になると茎を伸ばして花を付け、綿毛のある種子をつけて種を飛ばしています。
あたたかくなると一気に成長して茎が伸び茎立ちします。
成長して茎立ちしたハハコグサは想像以上に硬かったので、まだ肌寒い季節のロゼットで地面を這った姿の若い茎葉を食すのがよいでしょう。

葉だけでなく茎も炒めて、通常通り卵とじにします。

ハハコグサはすごいです、フライパンのなかの水分が黄緑色になります!

卵で閉じて完成!
厚みのある葉がシャキシャキし、程よい苦みもあり美味しいです!
この黄緑色は水溶性のビタミンB群が多い証拠ですので、一気に食べても栄養が身体に取り込めずもったいないですので、数日に分けて少しずつ食べることにしました。

こちらは翌日、さらに全体が緑色になっています!
こちらの色つきはミネラルが塩分で酸化して着色するのだそうです。

翌々日、さらに緑色に・・
後面にある小松菜の卵とじとまったく色が違うことがお分かりいただけるでしょうか。
3日間に分けて美味しくいただきました!

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ベランダ菜園で植物の育て方を勉強しています。
ずっと育ててみたかった念願の大きなアロエも!

カルパッチョや普段の料理に加えたり、さまざまなな料理に活用しています。

皮をむく際には、最初にこのように葉の横にあるトゲトゲをそぎ落とし、丁寧に包丁を滑らすように皮をむいていきます。


アロエは、下処理として下茹でをします。
調理に使用する際は1、2分ほど、そのままいただく方は3分ほど茹でましょう。
氷水でしめて、水気をとります。
今回はシンプルにアロエのお刺身、つまり生でいただいてみることにしました。
生の植物はアルカロイドをそのまま食べることになるので食べ過ぎに注意です。
アロエによってはアクがありますので、塩で中和してからいただきます。

お好みでオリーブオイルを加えると、簡単で甘みが増してまろやかに美味しくなります。

オリーブオイル&粗びき胡椒。一気にイタリアンに。
今後もさまざまな植物を育ててみたいです。

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ネパール店のマスターから、ハニーハンターが命がけで採取するヒマラヤの貴重なハチミツをいただきました。
このたいへん貴重なハチミツがカトマンズ市内で手に入るようになったのだそうで、帰郷した際にお土産で買ってきてくれたのです。
ヒマラヤの断崖絶壁を登りハチミツを採取するハニーハンターは、世界で最も危険なハチミツ狩りと言われているのだそうです。
※参考写真


いただいたハチミツは写真ではわかりづらいのですが、通常のハチミツよりも色が茶色がかった澄んだ琥珀色で、爽やかな花の香りがします!!
これまで食べたことのない、本当に美味しいハチミツでした!!
少しずつ大事にいただきたいと思います!
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本日はたんぽぽの蕾と花茎を食してみることにしました!
味と食感がストレートに伝わるアーリオオーリオ(ニンニクのオリーブオイル炒め)で試食しました。
まずは、蕾、花が咲き終わり綿毛に変わったもの、種が飛び終わったものなどを50本ほど採取してきました。
茎を痛めないように丁寧に流水で洗った後は、しばらく冷水でシャキっとさせます。

シャキッとしたら、5cmほどに切り分けます。

たんぽぽの花茎のアーリオオーリオの作り方はとても簡単!
フライパンにオリーブオイルを引いてにんにくスライスを軽く焦げる程度まで熱します。
そのオイルソースを作ったフライパンに、たんぽぽの花茎をそのまま投入します!

炒めながら塩を適量加えて火を止め1分ほど味を馴染ませてできあがり!

こちらの大きな綿毛化して種になったものを思いきって挑戦!

・・ジャリ、ジャリ・・。
綿毛と種はなかなかの存在感。
美味しい!・・・とまでは言えない苦さと渋みでしたが、
栄養のつまった種を食してエネルギーチャージした気分です!
最後はバケットと乗せてブルスケッタでいただきます。
たんぽぽのほろ苦さとガーリック、そしてオリーブオイルがパンの甘みとなじんで美味しい。
意外といけるかも!

今回食してみて、たんぽぽの花茎は葉ほどの苦みはなく美味しいです。
蕾、綿毛化した花、種はどの状態でもほぼ同じくらいの苦さで、葉よりもかなり苦いということがわかりました!
蕾は苦みとともに渋み、味にも食感にも存在感があるので、より工夫してレシピを考えていきたいと思います。
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