何事も経験ということで厳寒の季節に理想郷の地で朝から作業をしてみました、ちなみにその日の朝の最低気温はマイナス9度で作業開始の8時でもマイナス6度です、暦上も2月初旬までは大寒で1年で最も寒くなる季節です、それでもスタッフと共に果樹の剪定と将来的にも不要な樹木や枯れ木の伐採作業を行いました。
作業開始してすぐに指の感覚が無くなりハサミが上手く使えません、それでもチェーンソーとノコギリで40本ほどを伐採しました、この日のメイン作業は日当たりを悪くしている住居や果樹園の周りをぐるっと囲むように約50本ほど植えられているヒノキを潔く伐採です。
せっかく育っているヒノキなのにもったいないという声が聞こえてきそうですが重要なのは生垣ではなく果樹や庭木です、これらの成長を妨げる生垣はマイナスになってもプラスにはならないのです、しかも隠すような生垣はこの地では不要です。
ここに隠すものは何もないし押し入れやドアと同じで何かに囲まれた窮屈な空間がどうも好きになれないのです、空間はせめて一部を除いて基本的には仕切っては駄目でオープンだからこそ自然やその空間を大いに満喫できるというものです。
昨年の春に植えたイチジクやサクランボの成長が悪く、特に生垣近くの果樹が虫にやられたり湿気と日照不足で成長しないばかりか枯れてしまったものも少なくありません、原因をいろいろ考えたのですが結局のところはこの生垣が風通しを悪くして更には影を作ってしまうので日照不足により根腐れを起こしているのです、そこでできるだけ風通しを良くして日光が当たるように生垣を伐採することにしたのです。
そんなわけで真冬の厳寒の中で作業をしてみました、不思議なことに東京だと10度前後で寒く感じるのに時折突風が吹くマナス6度でも理想郷の地ではそれほど寒くは感じないのです、むしろ東京に戻った日は3度でも暑く感じてしまうのです、寒さに強くなったのか慣れたのか、何れにしても身体はこの地で無難に生活できるように寒冷地仕様に進化を遂げているようです。
地方拠点の要のオフィスの大幅追加工事が終わってから未だにオフィスとして機能していないにも関わらず次々と追加工事を行っています、今度は西側の幅広の出窓のあるメイン業務室の外におそらく大工も初めてではないかというほどの大型のシェード(庇)をオール木製で作ってもらいました、普通はアルミサッシでカーポートのようなものを造るのですが私は木に拘りがあるのです、木の放つ香りや存在感が大好きだからです。
途中経過を見たのですが神社ではないかというようなしっかりした造りで当たり前ですが押しても引いてもビクともしません、面積10帖の大きな屋根でカラーステンレスでカバーしてもらいます、屋根の内側はまるでログハウスのようです、オフィスの内装を全面的にログハウスの室内のようにリノベーションしてますので一貫性を持たせるようにしたのです。
このシェードを造った意味はすごく重要です、まず西日からメイン業務室を守りますから窓を全開にしてもパソコンの画面が反射して使えないということがなくなります、また雨の日にもこのシェードの下でDIYなどの作業を雨を気にせずに行えます、同じく収穫物を選別したりする農作業も雨を気にしなくて済みます。
更には空気が綺麗な地ですから気分転換に外で音楽を聴きながら風に当たりロジカルシンキングを愉しみたいという私の長年の夢も日差しや雨を気にせずにいつでも行えます、盆栽やオーディオのメンテナンスは土や埃が気になって室内では行えません、ラボには広いベランダがありますので可能でしたがこの地で雨を気にせず行えるスペースがありません、そういったニーズを全て解決してくれるのがこのスーパービックシェードなのです。
また一つ愉しみ事が増えました、やりたい事をやりたいようにやるための理想郷です、やりたいことはこの地で全部やってしまおうと思うのです、人生は一度きりで生きている間だけなのです、やりたい事をやるために必要なお金であれば何とか作ればいいのです、45年間ずっとそうやって新事業を幾つも起こしてきました、この「やりたいことに必要なものは得ればよい」思考は理想郷構築の礎でもあるのです。
1年前に手に入れた理想郷本丸の地ですが、仲介してくれた不動産屋さんから周辺に土地を譲渡したい人がたくさんいて相談を受けているという話を聞いていました、私も拡大したい旨の話を周囲にしており極めて良い流れを感じたものです、その後徐々に幾つかの譲渡希望の土地の話を持ってきては早々に引き受けてほしいというお願いに変わりました。
幾つかの候補のうち理想郷と隣接する土地から購入を検討開始しましたが、今回その第一弾として住居区分の土地の購入に向け動き出しています、その土地は理想郷の地の欠けた角を埋めるように隣接した130坪ほどの土地で、これを購入すると住居区分の土地がほぼ長方形に整います。
また市道から私道を得て本丸住居に辿り着くのですが、その私道の脇の土地であり購入するといろいろな利便性が生まれるのです、例えば意味が無くなる生垣が取れるので広々とした景観になるし、その土地に将来的にスタッフの住居を建てればいろいろな意味で不安が解消します。
未だに本丸住居の本工事が始まっていないというのに既に拡大計画が動き出す、普通はあり得ないのですが私は素直に流れに乗るタイプですので来たものは受け入れて理想とする世界を広げていきたいと思います、予想外に本工事にお金がかかりそうなのですが欲しいものが手に入るなら足りないお金は作ればいい、ビジネス経験で培った感覚はここでも発揮するものです、思い通りにならない悩みよりも思い通りにできる悩みの方が善いに決まっているのです。
11年続く恒例の東京ラボ新年会ですが今年は過去最大の8人での開催でした、今年も見事に晴れ上がり降雪予想も他所に暖かな陽だまりの中でスタートしました、椅子もせっかく地方オフィスに運んだものを再度引き上げて数合わせしたりスペースを確保するために地方オフィスにコレクション物を大量に運んだりと準備も大忙しの年末でした。
ところで今年からは地方オフィスで開催しようと思っていたのですが全員が移動するのはスケジュール的にも至難の業、そこで恒例の新年会は今後も継続して東京ラボで行うことにしました、私も新年は東京ラボで過ごすという年間リズムが出来て都合がよいです。
毎年恒例となった貴重なワインや日本酒などの酒類を空けるのも今年は例年に比べ格別なものを用意しました、ワインは何と還暦祝いに頂いた1956年のフランス産ワインで何と70年ものです、頂いたときに70歳の新年会に開けようと丁寧に保管していました、また年間数百本しか製造されないという入手困難な極上純米吟醸酒はオークションで4万円でも手に入りません。
他にもシャンパンに80年代のレミーマルタンXOや台湾の最高級酒など、グイ飲み用のワインもメドック2021やサンテエステフ2014などのボルドーワインなど私個人的に好きなものをセレクトしてみんなで飲み干しました、私はワインを飲み始めた頃から記憶を飛ばして何をどれほど飲んだか記憶を失ってしまいました。
また料理は毎年お手製を何種類も用意するのですが8人分は流石に難しいので鶏大根・エビのアーリオオーリオ・簡単なおつまみを用意しそれ以外は市販のものに頼りました、ただチキンの丸焼きだけは毎年ネパール料理レストランに身内の分も作ってもらっています。
この真の身内だけの東京ラボ新年会はこれからも継続したいと思います、家族持ちの人も何とか都合をつけて集まってくれます、理想郷始まりの場所である東京ラボ、ここでの新年会は感慨深いものがあります、可能な限りは続けていきたいと思います。
本丸の大掛かりなぶち壊し工事が終わりいよいよ本館の工事が開始されると思いきや予定外の待ったがかかりました、内装を行う前の基礎工事である床下全てにコンクリートを敷き詰め鉄筋の柱の隙間を塞いでビルのような土台を創ってもらう左官屋さんの手が当面空かないとのこと、結局最も最初に行う基礎工事は来春以降になってしまいます。
このタイミングでの待ったは天が「急がずゆっくり愉しみながら造りなさい」というメッセージだと考え計画を見直すことにしました、ということで本館の工事の前に休憩所を先に創ってしまおうかと思います。
休憩所はぶち壊した農作業小屋の跡地にオール天然木を使って休憩や屋外作業ができるオープンなガレージログハウスみたいな仕様にしたいと思います、こんなことをいろいろと考えていたのですがガレージログハウスとは別にやはりオール天然木を使った本格的な山小屋風のログハウスを創りたいと思うようになりました、大金を使うなら必要に迫られたものを造るのではなく納得の上での本当に欲しいものを造りたいのです。
ということで旧作業小屋の跡地にはガレージタイプのオープンログハウス、蔵が建っていた石造りの基礎の上には山小屋風のログハウスを建てようかと考えています、日を追うごとに思い付きにしてはなかなかいいアイデアだと思えるようになってきました。
こうなると想像が止まりません、暇さえあればログハウスのカタログを見てはどんなデザインにするか検討しています、住むわけではないので冷暖房効率はそれほど考えなくても良いのですが風通しが良くて開放的な空間にしたいと思います。
穏やかな日にはここでコーヒーを飲みながらジャズでも聴ければ最高です、工事が大幅に伸びたのですから焦ることなくワクワクすることをあれこれと考えつつ今年くらいは年末年始を理想郷に行ったり来たりしながらゆっくりと過ごすことにしましょう。