メインのIT事業法人はこの数年来極めて順調に推移しており先日も新たに関連法人を創出し更に事業拡大を続けています、そんな時ではありますが昨年本格隠居にストップがかかり代表権を残したままでの半隠居となりました、その間に新経営幹部の加入などもあり徐々に私の役割を引き継ぐ環境が整ってきています。
特にこのところはクライアントやパートナー企業との打ち合わせや商談には顔を出さなくても問題なく進むようになりました、予定らしき予定が何もないという週もちらほらとできるようになりました、当面はオフィスには毎日顔を出していますが何もなければゆっくり出社し早めに帰宅しています。
そして昨年の春から金曜の夜に行き日曜日まで理想郷の地で各種の作業を行っています、この間も以前のように毎日メールを見る必要もありません、何故ならビジネスメールの多くは私の代わりに業務別の担当役員がやってくれており重要な判断のみ私がするという程度になっているからです。
こんな日をずっと待ち望んでいたのですが本当に実現するとは思ってもみなかったです、今では担当別の役員がそれぞれの責任で進めています、地位承継は順調に進んでいるようです、これなら時が来れば安心して隠居できるというものです、不安材料を残したまま隠居しても悠々自適には暮らせませんから。
理想郷の地に来ているときは一切のビジネス会話も無いしビジネスに関連した不安も何もありません、こちらはこちらの各種作業に集中できます、ただ時間が自由に使えるようになるとまたぞろ新たなことを始めてしまうのが私の悪癖です、やりたいことが山ほど残っています、さて次は何を始めようかとワクワクしています。
私は若い頃から一般的な社会人のヘアスタイルに比べてどちらかというとロング系のヘアスタイルでした、そして40代にオールバックに変更し還暦過ぎた頃から徐々にショートになり今では何とかオールバックにできるほどの長さになっています。
昨今では田舎でスローライフを愉しむにあたり髪の長さがどうも気になって仕方ないのです、特に真夏の暑い日に農作業などを行うとあっという間に全身汗びしょになります、こんなとき髪が短いと本当に楽です、冷たい水を頭からかぶってもタオルで軽く拭くだけで乾いてしまいます。
歳を取ったら何事も見た目よりも楽な方がいいです、服装もどんどんラフになっていきます、今では上下ともブカブカなルーズフィットなカジュアルにしています、着るにも楽だし動きやすいのが一番いいです、歳を取ると若い頃のように軽やかな動きはできません、ぴったりの服だと動きが制限され身体中の筋肉が凝るようになります。
昔「見た目を気にしなくなったら老人だ」と言われたことがあります、年寄りは年寄りらしく恰好よりも実質的に動くのに楽な方がいいと思います、そういえば社会人になって初めて夏場に帽子を被るようになりました。
強い日差しは目が焼けるように熱く感じ皮膚にもよくありません、暑い日でもスーツを着なければいけなかった若きビジネス時代を生きてきて「外見を気にするよりも心身の健康を考えた方がよい」と思うばかり。
26歳の時に大手外資系企業にヘッドハンティングによってフリーSEとして入社して以来海外出張が当たり前のようになりました、以来独立起業後もその波は消えず約50都市以上を行き来し最も多い海外都市は250回を超えます、そんなグローバル人生において老後の人生観にグローバルを意識しないはずはありません。
隠居の波が来たと思ったら突然のように降って湧いてきた人生で4度目となるグローバル波の再来でこのところは更に強く意識しています、海外のファンドから出資の話が持ち上がるや否や急ピッチでグローバル展開がスタートし現在では3ヶ国との取引が実現しています。
更にはあっという間に開発拠点が2ヶ国に誕生し新たにオフショアというグローバルビジネスも始動させました、そしてこういった施策は今後更に増えていくことになるでしょう、本当に海外での老後生活拠点もそう遠くないうちに確立するかもしれません、否こういった波は必ず一つの方向へ収束していくものです。
ところで海外の生活拠点の話を周辺にしていると必ず聞かれるのが「いくつも畑や果樹園が有って道楽でも植物をたくさん育てているのに長期間海外に行っている間はどうするのですか?」というものです。
でも私の人生すべてが成るように成ると考えているので常に不安を覚えることはありません、海外に行っている間に世話をしてくれる人を雇えばいいだけですから、人件費が嵩むというのであれば利益を上げればいいだけです、こういった発想は普通の人だったらおそらく出てこないかもしれません。
波が来たら抗わず素直に乗る、それを行うに必要なものは全て得る、何事も自然の摂理通りに事を進めるだけです、そして強い意識は必ず実現するのです、人生とは生きている間だけです、やりたい事はやれる時が来たらやりたいようにやるだけです、これが「人生を愉しむ」ということだと思うのです。
この歳になってつくづく思うことがあります、「捨てる神あれば拾う神あり」、本当に人間関係否それも含めて人生とはこの一言に尽きるのかもしれません。
この人がいなくなると大変なことになる、起業してから四十数年というもの突然経営幹部がスピンアウトして離れて行ったり開発の要がヘッドハンティングされたり幾度となく窮地を経験してきました、でも必ずと言ってよいほど空いた穴を埋める人が突然のように目の前に現れるのです。
どんな人との出会いもそれ以前にはその人とは出会っていないわけです、きっかけが無かったら出会っていなかった人がいなくなったということは出会う前に戻ったということです、つまりこれからも常に出会いのチャンスが幾度となく訪れるということです。
そして重要な人材がいなくなった後にこれまで以上の善い状況にもっていけばどんな離別も必然の離別となります、つまり離別したことによって新たな有益な人と出会い、その出会いによって理郎的な状況に変わるかもしれないのです、だから離別を怖がる必要もないし心配することも何もないのです。
自分だってスピンアウトして起業したし、今よりも高いところを目指してお荷物になる人と離別を選択してきたのです、他者だって同じことで理由があって離別を選択するわけです、気持ちよく笑顔で見送ってあげればよろしいかと思います。
離別が間違っていたと思えば誤りを認めて戻ってくる人もいるし、永遠の別れになる人もいます、それもみな自身が望んで選択してきた結果なのです、自身ですべての結果責任をとれば済む話です。
結果責任をとれない他者依存の強い人は自律できていないのだと思います、そういう人ほど人が去ることに恐怖心を覚えるのです、他者だって自分の人生を全うしているに過ぎません、その人生の中でたまたま出会い同じ時空間を一時期に共有していたに過ぎないのです、そう考えれば出会いに意味があるように離別にも大きな意味があるのです。
何事にも意味と理由があることを理解し真摯に受け入れることによって対象の事象に価値を見出せるのです、そういう人は人生を100万倍も愉しめる人なんだと思います、「捨てる神あれば拾う神あり」、実に前向きな気持ちにさせてくれる響きです。
今年はスポーツの世界的イベントが目白押しです、今月はミラノ・コルティナ冬季オリンピックが開催され日本は過去最高となるメダル数を獲得し幕を閉じました、また6月にはサッカーの世界イベントであるFIFAワールドカップが開催されます、そして来月早々には待ちに待ったプロ野球の世界大会であるWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が幕開けします。
このスポーツの世界的イベントの中で私のビジネス人生の節目とドンピシャでシンクロしている大会があります、それはWBCです、何と第一回目の2006年から見事にビジネス人生の節目と開催の年がシンクロしているのです。
第一回目の2006年は全社一丸となって上場を目指して公開準備室を設置し証券会社や監査法人と共に上場に向け始動した年です、第二回目の2009年は上場目前で上場企業の傘下に入るというビジネス人生の屈辱ともいえる大きな試練を受けた年になりました。
第三回目の2013年は親会社が上場企業の傘下に入った際に休眠させていた現在のITメイン事業会社を再始動させコア技術の研究を開始した年です、そして第四回目の2017年にはそのメイン事業会社で出資を集い将来の経済基盤となる大規模なコアシステム開発に着手しました。
第五回目はコロナウイルスパンデミックにより1回飛ばして2023年になりました、この年にはメイン事業会社のコアシステム及び関連プロダクツが完成し更に大きな投資を受けて事業が一気に飛躍した年になりました。
そして今回2026年は第六回目の開催となります、既にこれだというシンクロする事象が今年に入り突然のように多発しています、本格隠居を予定していた年なのに隠居に待ったがかかるほど日々刻々と各種の朗報がもたらされています。
こんな感じで今年もWBC開催とシンクロした大きな事象が複数同時に起きるような気がしています、「何をやるかではなく誰とやるか」は私の口癖であり信条です、昨年から新たな極めてクリティカルな人や企業との出会いが多発しています、この年になっても日々ワクワクが止まらないとは本当にありがたいと思う昨今。
ところで今年の夏ごろから本格的なスローライフに移行しようと考えて各種の計画を実施しています、ビジネス人生からの本格隠居に待ったがかかりそうな気配を感じつつもスローライフ移行計画は継続どころか更に発破がかかっています、人生成るようにしか成らないし成るようにすればいいだけの話です、ということでしばらくは2つの人生を同時並行する日々が続くのでしょう。