2026年5月22日 07:00
野菜栽培をベランダで初めてから10年以上が経ちました、この間には水耕栽培やハイドロカルチャーなどの土を使わない栽培方法なども各種やってきて思うのが野菜は土で育てるのが一番良いという結論です、野菜本来の繊維質や味など同じ野菜でも土の方が断然良いものが収穫することができます、また同じ期間での収穫量でも土に軍配が上がります。
その意味では土壌の研究も各種やってきました、水はけがよく水持ちがよい、そんな相反するような構造の土が最も野菜が元気に育ちます、そのためにいろいろなものを土に混ぜて実験してきました、そしてもう一つ土壌構造に加えて土壌菌の質も野菜栽培に重要なことが解りました。
その土壌菌のなかでもカビの仲間である糸状菌の存在が必須です、この菌が土壌に適正数存在すると地力が高いといい存在しないもしくは存在数が少ないと地力が低いといいます、この糸状菌は面白い性質を持っており植物の根と絡み合って根に栄養素を伝達するのです。
しかし多くなりすぎると植物を分解して枯らせてしまいます、ここにも土壌の状態から見えない菌の存在や状態を見極め菌をコントロールできるノウハウが重要になります、これも全てベランダ菜園を通して何度も何度も実験を繰り返して自身の目で確認した結果において糸状菌をコントロールできるようになったのです。
そしてこのノウハウを農地栽培に応用して新たな野菜作りの方法を編み出せたのです、少ない面積でしかも短期間に大量の野菜を作るにはどうするか、傍から見たらベランダで発砲スチロールやペットボトルで遊んでいるようにしか見えないでしょう、でも私なりの考えが正しいかどうかを何年もかけて実験していたのです、菌は本当にすごいパワーを秘めているのです。
野菜栽培だけではなくアフターハーベストにおいても各種の菌の性質を知って自由に扱えるようになると本当に愉しいです、オーバーな話ですが食生活を何倍も価値あるものにさせてくれます、同じ食材でも菌の力を借り熟成するまでの時間を惜しまなければ極普通の肉や野菜が高級食材に変わるのです、そして食べて美味しく健康と長寿の薬に変わるのです。