2026年6月12日 07:00
昨秋の内装や作業小屋などの不要部分や付帯設備のぶち壊しに始まった本丸建物の工事ですが床や壁の工事が終わりシャワールームやトイレなどの設備も設置され始めています、残すところは2Fベランダの鉄製手摺の撤去と外装工事です、屋上は徹底的な防水加工を施して浸水による老化を防ぐ仕様にしました。
建物部分の工事はゴールが見えてきましたが並行して1年前からスタッフと共に庭や果樹園の整備を行っておりこれまでに優に100本を超える木を伐採しました、放置された枯れ木や鬱蒼と枝が暴れた木と雑草に覆われていた空間が見通し良い爽やかな空間に変わりました、とはいえ出来るだけ自然を生かすことを意識しているので極端な人工的空間は創らない方針で進めています。
そんななかで今現在行っている作業はガーデニングが中心です、畑や果樹園は木の伐採と処理で大変でしたが今度は大きな石の移動です、これが思いのほか重労働です、もう何個の石を撤去したり置き換えたりしたでしょうか、そして筋肉痛と引き換えに広い何も無い空間がどんどん出来上がっていきます。
何も無い広い空間は私の感性ともマッチしており気持ちがいいです、もう一つの意味は未来への準備のためです、この圃場は農業法人でいろいろな事業を展開するための重要拠点になります、果樹や野菜作りをして販売するだけが農業法人の収益事業ではありません、法人としたからには農家にはできない新たな農業関連事業を幾つも興したいと考えているのです。
地方で人が集まる場所を想定するなら駐車スペースが最も重要になります、そこで市道に繋がる私道を限界まで広げ車がすれ違えるようにしました、この結果市道よりも広い私道が理想郷に誕生しました、並木通りのように植えてあった木を伐採し大きな石を数十個も移動させました。
また意味のなさなかった空間を形成していた庭木や石を排除して東屋も自然に溶け込む位置に移動させました、重労働の土木工事により理想的な空間の完成が近づいています、まだ途中ではありますがどんどん景観が変わっていきます、購入当初の写真と見比べるとまるで別の場所のようになっています。
意味のなさない空間はデッドスペースと呼びます、つまり極めて気の流れがよろしくないわけです、「理想郷に一つとしてデッドスペースが無いようにする」、これが私のガーデニング思想です、デッドスペースだった場所に手を加えることで有意義な空間に代わります、これが本当に気持ちが良いのです。
私の中には強い空間意識があります、狭い空間に所狭しとあらゆるものが詰め込まれた場所が大嫌いなのです、住居も庭も何もないぽっかり空いた空間が無いと落ち着かないのです、そんな意味でガーデニングも徹底して妥協せず一から作り直す気持ちで行っているのです。