2026年7月10日 07:00
紆余曲折ありで手に入れた理想郷ですが、私がここに来るようになる前から先住者がいたことが判明したのです、その先住者とは1匹のオスのキジです、私が行くたびにどこからともなく飛んできては大きな声で鳴き誇ります。
キジはキジ目キジ科キジ属キジのみの独立種で知られており単独行動を取ることから非常に気位が高い鳥だと思います、オスは縄張りを持ち互いに大きな鳴き声で威嚇し合います、メスはオスの縄張りを巡ることで気に入れば巣作りして繁殖します、つまりこのオスのキジは私の理想郷を縄張りにしていて私を外来者として威嚇しているようなのです。
頭には鶏と同じような赤い肉垂があり全身光り輝く青緑色で翼はスカイシルバーという何とも言えない上品な姿です、一時期は食用や剝製にするために乱獲され数を減らしましたが今では絶滅危惧の指定にもなっておらず種を保存できているようです。
ところで辞書などではキジの鳴き声として「ケーン、ケーン」と二度鳴くと書かれていますが、実際は2度ではなく「クェックェーン」と二度鳴きに聞こえる一度鳴きです、オーディオ好きの私の耳感覚では400Hz前後の最も遠くまで届く周波数帯域であることが解ります。
頭の赤い肉垂が鶏のようだと思って調べてみたら鶏がキジ目キジ科キジ亜科ヤケイ属で各種の種の交配によって生まれていたことが解りました、つまりキジは鶏の祖鳥と言っても過言ではありません。
なるほど肉垂といい鳴き声の周波数帯域といいキジと鶏はよく似ています、大きさもほぼ同じです、野生動物もいろいろ調べると極めて興味深い事実が解り本当に面白いです。
キジが先住者であることは認めて仲良く暮らしたいと思うのですが一つ心配事ができました、それはここで鶏が飼えるのだろうかということです、つまり縄張りを持つキジと近縁属の鶏が喧嘩し傷つけあうのではないかという不安です、仲良く共存できることを祈りつつ近未来の鶏の放し飼い計画を進めることにしましょう。