2026年7月31日 07:00
戦後日本の景気拡大期として超が付くほど有名なのが1965年11月から57ヶ月間続いたイザナギ景気です、東京オリンピック1964の1年後に訪れ給与が年に倍々に増えるほどの好景気でした、毎日のように橋や道路などの工事が進められ町があっという間に綺麗になり食事の内容もガラッと変わったのがまだ小学生だった私にも実感できるほどでした。
次いで2002年2月から73ヶ月間という長期景気拡大を齎したイザナミ景気です、リーマンショックにより一気に全世界が奈落の底に落ちるまでの6年間という期間ですが好景気という実感は薄くバブル崩壊の影響がようやく落ち着きを取り戻した程度の感覚でした。
そして何とこの29日の景況感発表でイザナミ景気の73ヶ月を超える2020年6月に始まった74ヶ月連続の景気拡大期となったことが発表されました、5年ほど前にブログに書いていたことが現実となってしまいました、ただこの期間はコロナウイルスのパンデミックが始まった頃であり本当なのかという思いがします。
しかしこの景気拡大期は継続中でどこまで伸ばすかは解りません、しかしこの景気判断でおそらく国民全員が疑問符が頭に浮かぶでしょう、それほど今回の景気拡大期は国民生活の実態を反映しているものではないと言わざるを得ません。
それもそのはずで景気判断は上場企業などの大手企業の営業実績に加えて貿易状況などで判断され国民の生活実態とは別物なのです、バブル期に見られたように大企業の利益が中小企業に回り、更に中小企業の利益が一般国民に回り国民全員が浮かれたような時代ではないのです。
一つは企業の接待費や設備購入費に枠が設けられ経費として認められる範囲が限定されるなどバブル期のようにお金が市中を回りにくくなっているのです、もっともお金がお金を生む好景気はバブルというが如しで実体経済とはかけ離れた景況感だったと思います。
ただ国が潤っても国民の実感が伴ってこその景況感であってほしいと願うばかりです、ある限られた業界企業や人にだけお金が流れる仕組みは何れは崩壊していくと思います、その為に選挙があるのですが日本は本当に平和な国なのだなと思うばかりです。