先月は13年振りとなる台風30号が発生しました、続いて31号が発生し日本への影響が懸念されましたが東海上に反れ大きな影響は無いようです、ただし年内にも冬型台風が発生する可能性が示唆されています、この異常気象は日本だけではなく世界中で発生しており原因はスーパーエルニーニョの発生であることは疑いの余地もありません。
あまり知られていませんが海水温は実は夏よりも秋の方が高いのです、加えて今年発生したスーパーエルニーニョによって冬まで海水温がかなり高くなることが予測されます、海水温が高いということは暖冬となり冬でも温かい水蒸気が常に発生していることになります。
この冬まで水蒸気が多いと何が起きるかということが実は重要になります、冬季に空気中の水蒸気が高いと北西から流れてくる大陸寒波とぶつかり大雪となる可能性が極めて高くなります、都心でも年明けに大雪になると思っていた方がよいと思います。
記憶に新しいのは2014年2月の平成の大雪です、この時には都内で多い所では30Cmほど一晩で雪が降りました、寒波が長引き雪解けに3日ほどかかった記憶があります、ベランダにも雪が積もり街の景色が一変しました。
直近の注意事項としては冬型台風が発生し日本上陸ともなるとかなりの影響が懸念されます、秋から冬にかけての台風は大型化しやすいのです、世界中に影響を及ぼした今年のスーパーエルニーニョですが来春までは充分に注意した方がよさそうです。
暖冬には年明けに大雪が付きものと覚えておくとよいでしょう、ただし雪が降るという事は気温が大きくマイナスにはならないということでもあります、今年は毎冬に室内に取り込んでいた耐寒性の無い植物もベランダに置きっぱなしでもいいかもしれません。
昨年冬に実は熱帯性の観葉植物やレモンなどの果樹で実験を行っており葉の一部は枯れるものの無事に冬を越すことができました、昨年都心では最も気温が低い日でもマイナスにはなりませんでした、今年は最低でも5度前後に収まるかもしれません。
数年前から各国には法定通貨と連動するステーブルコインが存在しています、ステーブルコインは暗号通貨の一種ですが仮想通貨とは異なり株のように価格変動は起こらず安定しています、しかも発行しているのは銀行でも証券会社でもなく各国の法の下に金融免許を取得した民間企業です。
このステーブルコインの主な活用法は送金や決済です、送金手数料がほぼ無料で瞬時に送金できるために多くの利用者が存在しています、また国によっては銀行口座を持てない人も多くステーブルコインが唯一の決済と送金手段として活用されている例もあります。
決済も公共料金からあらゆる支払いにステーブルコインが使えるようになってきています、法定通貨に交換する必要も無いのです、決済会社が一定量で交換する仕組みになっていればいいだけのことです、既に日本においても給与支払いに活用している企業も出始めています、振込手数料がほぼゼロなので社員が数万人ともなれば大きなコストダウンになります。
更にはこのステーブルコインを使ったレンディング(融資)やファイナンス(投資)も盛んになってきています、これらの全てがブロックチェーン技術によるP2P取引であり、金融機関などの第三者を介さず個人間で全てが完結する仕組みです、しかも24時間の対応で待ち時間無しの一瞬で完了します。
ここで大きな疑問が起きてきます、貯金も融資も送金も銀行口座無しで個人間で安全に行えるなら銀行は必要なのかということです、事実各国では金融法の緩和策が次々に発動され始めておりIT企業などがステーブルコインを活用して金融業務を行いやすくなってきています。
ということは銀行そのものの存在意義はあるのでしょうか、そうでなくても各国の銀行は統合や縮小を余儀なくされています、日本でも小規模銀行を統合させようという動きが以前から出ています。
リーマンショックから約20年が経とうとしています、リーマンショック直後に襲った世界金融パニックが再び形を変えて起ころうとしています、しかも今回は金融インフラの大革命が現実のものになってしまう可能性があります、今度こそ銀行の存続危機は正念場を迎えようとしているのです。
そして昨年6月にはアメリカでステーブルコインの運用に関する法案が成立しました、この成立を受け各国では徐々に激震が広がることが予想されます、他方で個人情報の流出事件が止まりません、実はこの2つの事案は無関係のように見えて実は繋がっているのです、これを理解しているかどうかが今後の人生の分かれ道になるかもしれません。
癌や生活習慣病を引き起こすとされている体内の活性酸素は何かと悪者扱いされています、ところで地球上に存在する植物や動物などの有核生物の細胞内には必ずミトコンドリアが寄生しています、多くの人は知る由もないかもしれませんが生命体の体内で発生する活性酸素は実はこのミトコンドリアが酸素を消費する呼吸によって生成される物質なのです。
では何故自分が寄生する宿主の生命を脅かす活性酸素をミトコンドリア自体が生成するのでしょうか、これが最大の謎であり科学者の研究テーマでもあったわけです、しかし科学や医学の発展とは恐ろしいスピードで謎を解明し現在ではほとんどが常識化されています。
実は活性酸素は真核生物に呼吸や飲食によって取り込まれたウイルスやカビなどの侵入者から身体を守る役目を担っているのです、つまり白血球の中のキラーT細胞やマクロファージが侵入者を攻撃する際に多くの活性酸素が利用されるのです、もし身体内に活性酸素が無ければ侵入者から防御できずにあっという間に侵されてしまうでしょう。
また脳内の神経細胞も活性酸素を用いて神経細胞を繋ぐシナプスの制御を行っていることが解ってきました、これは記憶や思考などの多くの脳機能に関わる問題であり活性酸素が不足するとシナプスが大量に生成され細胞を複雑に結びつけてしまうのです、これによって正常な脳機能を維持できなくなるという恐れがあります。
地球上の生命体は細胞内にミトコンドリアを共生させることで進化を遂げてきました、そしてミトコンドリアは自ら生成した活性酸素を武器に外部の侵入者から宿主を守り、宿主が常に正常な状態を維持できることで自らの種の保存をしていると考えることができます。
そう考えると活性酸素を悪者扱いにし抗酸化物質をサプリメントなどで過剰に摂取したらどうなるでしょうか、そういったことも今後は考えていく必要があるのです、何事も全てがバランスが最も重要なのです、適度な活性酸素は最大の身体の防御役となるし過剰な活性酸素は猛毒にもなるのです。
更には活性酸素が癌を作ると言われて久しいのですが、実は癌治療に用いられる紫外線や放射線は活性酸素を発生させる目的であることはあまり知られていません、細胞に紫外線や放射線を当てるとミトコンドリアが活発化し活性酸素が素早く生まれるのです。
これは極めて興味深い事実です、活性酸素によって生まれる異常細胞を活性酸素によって除去するというのですから、物事は一方向から見て考えてはいけません、あらゆる方向から見て総合して考えることが重要なのです、そして常に真実は一つなのです、自然界の真実を見つける作業が科学という学問なのです。
終わったことをあれこれと回想しては反省したり次の同じ状況への対応策を考えることはありませんか、もしこういう回想が多いと感じる人は極めて成功する可能性が高い人です、逆に終わった事は終わった事として回想しても「まあいいか」で終わらせる人は成功とは縁が無いかもしれません。
先ず回想すること自体が記憶の整理として重要な働きをします、つまり記憶すべき事項と忘れてもいい事項が振り分けられるために曖昧な思考回路が鮮明に整ってきます、これを脳のデフォルトモードネットワークといいます、これによって同じ状況に遭遇した際に肌感覚で回避したり対処することができるようになります。
回想し振る舞いを熟考することが少ない人は同じ失敗や嫌な状況を何度も繰り返します、つまり思考のアップデートが行われないまま歳だけを取っていきます、場合によっては還暦過ぎても小学生並みの対処方法しかできない人になっているかもしれません、つまり大人としての社会通念が育たないのです。
思い出したくもない嫌な事であればあるほど回想して自分の振る舞いの悪いところを探し修正方法を導き出すのです、嫌な思いの多くは自分の対処法に誤りがあるからです、そして相手の本心をその際に読み取っていてもそれを認識し受け取れなかったのは自分の振る舞いの結果なのです。
経験を通して回想しては熟考によって思考のアップデートを行う、この繰り返しの先に社会通念や人間力がどんどん磨かれていくのです、経験によって徳を積むとはこういうことです、だから社会的に成功するのです、対して回想と熟考を行わない人はいつまでも同じ事を繰り返します、つまり進化できないがために成功しない人生で終わるのです。
嫌な経験を嫌な経験で終わらせない、失敗を失敗で終わらせない、これは極めて重要な進化のポイントです、嫌な事をすぐ忘れてしまっては進化のチャンスを自ら放棄してしまっています、進化と成長のチャンスを放棄することは人間に生まれたことに対する冒涜そのものです。
自分に解る範囲の業務を優先する、面倒なことを避けて楽な方法を選ぶ、難しい話よりも楽しい話を好む、自分と同じ趣味の人に惹かれる、自分と同じ意見の人と出会うと安心する、実はこれらの行動は全て思考の進化を妨げる自虐行為なのかもしれません、居心地よい状況に思考のアップデートは無いのです、したがって進化も成長もしないのです。
近年の脳科学の研究で面白いものはたくさんあります、こういった研究成果を集めては自身の思考と照らし合わせて思考の疑問を解いていくのが最近の私の道楽にもなっています、本当に人間の脳機能や思考特性とは空よりも広く海よりも深い空間なのだと思います。
今日は誰もが納得する話です、それは「言葉は思考を塗り替えてしまう」という現象です、考えていた事が言葉を発した瞬間にこれまで思考に存在していた事がその言葉によって塗り替わってしまうのです、そして二度とその思考状態に戻ることはできないのです。
解りやすく説明すると、例えば幾つもあるドアの一つを空けると他のドアの先には行けません、これと同じ状態が思考領域にも起こるのです、思考している状況では幾つもドアがあるのにその中の一つのドアを開けてしまうのが言葉を発するという行為になるのです。
そもそも言葉によるコミュニケーションは他者と正確に思考伝達を行えるように進化の過程によって身に着けた人間だけに存在する能力です、したがって言葉を発した瞬間に思考は次の段階に進むために瞬間的にアップデートされこれまでの思考状態が塗り替わってしまうわけです。
ここで重要な事があります、例えば理論や技術などを思考している状態で完成するまでは言葉に発しない方がよいということです、文章にまとめることは思考を精査する行為なので思考が塗り替わることはありません、むしろ絞り込んだり方向を変えたりと思考の精査に繋がります、一番良い方法は思考の修正を繰り返しできる空想の中だけで結論まで導き出すことです。
逆にモヤモヤした感情や方針が決まらない事は言葉に発した方が思考が一つに固まります、決意や方針はそういう意味では他者に向かって言葉で発してほしいのです、また他者に相談するのも言葉に発することで意思が固まります、方針を決定させたい時は一人悶々と悩まない方がよいのです。
気持ちや考えを言葉に発すると、それまでの躊躇いが吹き飛び覚悟が決まり行動意欲が起きます、逆に覚悟が決まらないのはいつまでも頭の中だけで一人あれこれと考えているからに他なりません。
人間の脳や思考はまだまだ研究されていない分野や事項がたくさんあります、そして多くの科学者が今も尚研究しています、実は世の中は自分の事が解らない人だらけなのです、脳科学と心理学は私の疑問にズバリ答えてくれる情報が多いので本当に大きな発見があります。
これは何れ形になって現れるでしょう、人は意味も理由もないことに興味を持たないのです、人がとる無意識の行動とは脳が造り上げた行動マニュアルそのものです、表面性格はそれに従っているだけです、実は私はこの脳が勝手に作り上げていってしまう行動マニュアルに非常に強い興味を持ち惹かれているのです、その意味は何れ解る時が来るでしょう。