この数年来の夏季の猛暑は多くの人命を奪っています、鉄柱の整備中に熱中症で宙づりになり亡くなった人や建設現場でのふらつきによる落下事故のニュースには本当に心が痛みます、先日も家の前で道路工事を行っている人を見ていて何かおかしいと強く感じました。
40度近い中で警備員も含め長袖でヘルメットをかぶっています、全員背中は汗でびっしょりに濡れており熱中症になってもおかしくない状況です、休憩するにしても炎天下で日陰もありません、それでも生活の為とはいえ作業しなければならないのは労働という概念を既に超えています。
夏の甲子園も暑さが激しい時間帯を避けるように改善されました、夏場の工事も午前中と夕方以降にシフトするなど労働環境の整備が必要なのではないかと思います。
地方自治体や国をあげて取り組むべき課題だと思うのですが政治家はどれほど過酷な作業なのかを知らないのか誰も声を上げる人はいません、何かがおかしいんです、交通事故に関しては国をあげて取り組んでいます、夏季の労働環境の整備にも是非とも早期に取り組んでほしいと思います。
私は2年前から購入した物件の整備のためスタッフと共に猛暑や厳寒の中で土木作業などを行ってみてその地獄のような状況を肌で感じています、きっと自身で経験していなかったら冒頭の工事現場を見て疑問も感じなかったでしょう、自身で経験する重要性をひしひしと感じる昨今です。
昨冬に身体の「耐寒モード」に関する記事を書きました、これは信州の中でも極寒地で育った私の身体に耐寒モードスイッチというものが付いており寒さが極まる時期に身体が突然寒さに強くなるというものです。
寒さについてはこの「耐寒モード」の存在があるのでどんなに寒いところへ行くにも怖くなかったのですが、逆に私は暑さには極端に弱く30度を超える辺りから汗びしょになり身体が動かなくなるほどです、そんな私は夏が来ると精神的にも元気をなくしていました。
ところが昨年理想郷の地での各種整備で夏の時期に、40度という酷暑日のなか顔や手が日焼けで水泡ができるほどでも長時間肉体労働を行うことができました、その後しばらく酷暑日が続きましたがそれまでの夏とは違って意外に平然と過ごすことができるようになりました。
毎年のように6月に入るやエアコンをつけていても身体が焼けるように暑くて毎朝汗びしょで起きていたのですが、先日のこと朝快適に起きられるようになったことに気付いたのです、そして酷暑日の日中もそれほど汗もかかずに普通にしていられるようになりました。
これはもしかして「耐寒モード」同様に「耐暑モード」を獲得したのでしょうか、周囲のみんなも暑さに弱かった私がカンカン照りの酷暑日にも関わらず普通に作業しているのを見て驚いています、自分でも驚いているのですから当然でしょう。
老後を考えるに「耐寒モード」に加えて「耐暑モード」の獲得は極めて心強いです、寒いだの暑いだのといって家に引きこもっていては健康上よろしくありません、寒い日も暑い日も短時間の軽作業としても快適にできる身体は実に心強いものがあります。
ところがこの「耐暑モード」が裏目に出でしまったのか、つい先日のこと何と高齢者熱中症の初期症状が発症してしまいました、熱中症の初期状態は頭がぐらぐらしてまっすぐ歩けません、高齢になると身体感覚が鈍くなり脱水症状を起こしやすくなるようです。
また塩分濃度が下がると水分を吸収しなくなります、暑さに強くなったのは嬉しいことでしたが今後は夏場は特に熱中症に注意し塩分補給と水分補給に心がけるようにしたいと思います、何よりも寝込んでしまったら愉しめないどころか何もできなくなってしまいますから。
最後に熱中症の初期状態を経験した者から注意事項を幾つかお話ししましょう、熱中症の初期症状は風邪を引いて熱が出た時のような身体感覚になります、そして汗が出なくなりトイレにも行かなくなります、つまり既に身体が脱水状態になっているのです。
こういう症状が出たら塩分補給と水分補給をしっかり取って安静にしましょう、一晩でほぼ完治すると思います、それでも正常に戻らないようであれば早めに病院へ行くことをお薦めします、他の病気の可能性もありますから思い込みは厳禁です。
どうでもよい事ですが無視できない話しを一つ、特に夏場に強烈な匂いを発する人を見かけます、すれ違っただけで雑巾の匂いというかドブ川の匂いというか何とも表現しがたい匂いを残す人がいます、匂いに敏感な私は強烈に鼻を刺激されクラクラしてきます、ということで夏場の強烈な匂いの原因が気になったので調べてみました。
ズバリ匂いの原因はモラクセラ菌という常在菌の一種の仕業であり、この菌はどこにでも存在している普通の雑菌です、この菌が繁殖するとあの雑巾のような独特の嫌な匂いを発生させます、繁殖の条件は湿気と温度で湿り気があり温度が20度を超えると活動し30度前後が最も活発になります。
つまり夏場に汗をかくことでこのモラクセラ菌が身体や服で活発化し匂いを発するというわけです、でも不思議なのですが毎日シャワーを浴び身体を清潔にしてるし着るものも1回着るごとに洗濯しているにも関わらず何故モラクセラ菌が発生する人と発生しない人がいるのでしょうか、これが私の最大の疑問なのです。
ここから先の情報は調べても全く無く別のキーワードを駆使して調べてようやく解りました、一つは人によって皮膚構造が異なり皮膚深部に雑菌が常在している場合は石鹸では滅菌することができないということです。
もう一つは服を室内干しすることで空気中に漂うモラクセラ菌が服の繊維の中で自然繁殖するというものです、着ると体温で活発化し夏場は汗をかくので更に大繁殖してしまうというわけです。
これらから対処法は2つあります、先ずは身体を洗った後に滅菌ローションを塗ることです、特に脇や背中を清潔にすることが重要です、私は大学生の頃からアルコール系の滅菌ローションをシャワー後に使います、そして服は室内干しせずに天日干しもしくは乾燥機で乾燥させ完全に滅菌させることです。
滅菌&消臭効果のある洗濯石鹸を用いるのも効果があるようです、ただし匂いの研究報告にあったのですが石鹸の匂いと身体の匂いの相乗効果で匂いが消臭されるどころか増大されることもあるそうです、体臭が気になる人は自身の体臭と石鹸の匂いの関係性も考えた方がよさそうです。
何れにしても今の世の中は何かにつけてハラスメントが叫ばれます、強烈な匂いもスメハラ(スメールハラスメント)になり職場では問題になります、香水は勿論のこと口臭に加えて体臭にも敏感になってほしいと思うばかりです。
大自然の中でガーデニングや野菜作りを始めてから早3回目の夏を迎えます、昨年は特に夏場に蚊に刺されまくり多い日で20数ヶ所も刺され両腕が腫れるほどでした、ところが今年は何度か刺されるものの腫れも少ないし痒みも長く続きません。
また昨年はブユにたった1ヶ所刺されただけで2週間以上も腫れと痒みが続き非常に苦しい思いをしました、しかし今年は同時に8ヶ所も刺され両手の指と甲がパンパンに腫れました、しかし3日目の朝にはほぼ腫れと痒みが消え刺された痕だけが赤く残る程度になりました。
自分の身体の何かが変わったと考えていろいろ調べてみました、その結果は免疫寛容(めんえきかんよう)という身体反応だったのです、蚊などに刺されたときは正常な人であればアレルギー反応を起こし腫れと痒みが数日続きます、腫れや痒みは皮下でヒスタミンが合成されることによります。
ところが何度も刺されているうちに蚊毒に侵されても身体が特別な異常状況ではないとアレルギー反応を起こすのを止めてしまいます、この慣れが免疫寛容というものです、同じように養蜂家はミツバチに何度も刺されているのでアレルギー反応を起こさないので素手でミツバチを扱えるようになります。
ただし蚊毒に強くなったと喜んでばかりいられません、それは蚊に刺されたことが解らないことで伝染病の手当てが遅れることがあるからです、日本ではかなり稀ですが東南アジアなどでは蚊に刺されるのに慣れており手当てが遅れ重症化することがあるようです。
どんなことも良いことの裏には悪いことが、悪いことの裏には良いことがあるのです、私的には蚊に刺されることに強くなったのは喜ばしいことですが刺されたことを認識するように注意したいと思います、何事も自然の摂理を侮ってはいけないのです。
ところで免疫寛容という身体反応は心理的な事項にも当てはまると思います、ミスや失敗を繰り返していくうちに心理順応し大した問題ではないと流してしまうようになっていきます。
つまり他者が本人に代わりミスや失敗をしっかり指摘してあげることが肝要なのです、周囲がミスや失敗に寛大になったらその本人は何度も同じミスや失敗を繰り返すようになってしまうでしょう。
また他者のミスに寛大な人は自身のミスに対して既に心理順応してしまっていて他者のミスも流すようになっているからに他なりません、これは他者のミスや失敗にに対して寛大なのではありません、自分擁護の裏返し反応なのです。
還暦を超え更に年齢を重ねるにつれ各種の老化現象を体験してきます、そんな老化現象の一つに笑い話にしかならないオカルトみたいな現象があります、それは「歯の自然脱落」というものです、これは治療しているわけでもない健康な歯がある日突然痛みもなく抜け落ちる現象です。
先日も1本食事をしていて抜け落ちました、最初は食品に硬いものが入っているのかと思ったら自分の葉だったのです、本当に笑い話のような事実です、痛みもほどんどなく血も出ません、子供の頃の乳歯が抜けるような感じでポロっといきます。
この歯の自然脱落の前兆としては治療を1度もしていない健康な歯なのに痛みもなく急にぐらぐらしてきます、医者に診てもらおうかと様子見しているうちに浮いてきたなと思ったらあっという間に抜けてしまうのです、この間は1ヶ月もありません、2年前にも1本経験しているので今回は特に慌てることもなく受け入れられました。
歯は一番寿命が長い犬歯でも62年です、つまり乳歯から永久歯に生え変わってからの年齢を計算すると70歳以前にほぼすべての歯は寿命を迎えているということです、還暦までは親知らず以外で歯の治療をしたことがない私ですが、流石に自分ではどうしようもできない老化現象に驚きます。
ところで高齢者になって歯の自然脱落を経験しない人は継続的に歯の治療を受けていた人ではないかと思います、歯が丈夫な人ほど治療していないので天然で無傷のまま寿命を迎えます、そして突然ポロっといくわけです。
ケーブルの硬いビニール被膜をニッパー代わりに噛み切ってしまうほど丈夫だった歯に感謝しつつ人工の歯を甘んじて受け入れることにしましょう、そして老後を大いに愉しむためには身体のどの部分にも憂いのない状態を継続させること、これを一番に考える今日この頃なのです。