2026年10月13日 07:00
4年ほど前にAI関連で複数の特許出願を行いました、その際に脳科学や心理学など脳と思考の科学に関する情報を拾い集めました、中でもIQ(知能指数)に関する情報において自分の思考や行動の疑問が解けたものが在りましたので記録に残しておきます。
IQは平均値をIQ100として設定しています、ここでIQ85からIQ115までの人は人口の70%にあたります、これはどの国でもほぼ同じ比率です、そして教科書や役所の書類などの公的文章やインフラ設備は全てこの階層にいる人が完全に理解したり操作できるように設計されています。
IQ69以下の人は国によっては知的障害者として扱われます、問題となるのはIQ70からIQ84までの人であり見た目もコミュニケーションもIQ85からIQ115の平均的な人と何も変わらず普通に社会に溶け込んで生活しています、その意味では境界知能と呼ばれており全人口の15%前後の人が存在しています。
境界知能者が地球上に実に6人から7人に1人の割合で存在しているのです、つまり職場とか友人知人などに必ずいると考えた方が良いでしょう、平均的な小学校で言えば1クラスに5人はいるのです、この人は日常生活には支障はありませんが契約事項や法的問題などを理解できずに犯罪やトラブルに巻き込まれる可能性が高いのです。
IQ85からIQ115の平均的な人は文章を読んでそれが何かを理解でき設計図があれば組み立てもできます、しかし理論や技術分野でゼロから発案することはできません、また理論や技術が何故そうなるのかを明確に理解することができません、他者の考えを自分の思考に置き換えてしまうので解らないことが何かが解らず物事の本質が見えません。
また複数の物事を関連付けて思考することができず一つづつ作業していくので非効率な作業方法になります、更には途中で初歩的なミスに自発的に気付いてしまうがために逆にゼロからやり直しも多くなってしまうという欠点もでてきてしまいます、作業前に予め作業に必要な項目が見えずに準備が完璧にできないのです。
また経験していない事や理解できない人に興味を持つ前に恐怖感を覚えます、マニュアルがあれば完璧にできるのにマニュアルに書いてないことは自分なりの解決策や判断が容易にできません、でもこれが一般的な人だということですので落ち込む必要もありません。
IQ120前後の人は平均的な人よりも計算も早く理解力にも長けるために他者比較により自分は特別な人間だと意識する傾向があります、そのため頭の良さや器用さを無意識にアピールしてしまうことがあります、でも上には上がいることを知ると途端に大人しくなります、他者比較を以て自分の慰めにしている人はこの階層である可能性が高いです。
IQ130以上のギフテッドと呼ばれる階層にいる人は全体の2%で50人に1人です、この人はテーブルの上に置かれた物を見て経緯や背景までを洞察します、誰が何のためにそこに置いたのかが気になり推測したり他者に確認します、そして他者事には興味を持たないので他者比較もなく一人の空間に恐怖感や孤独感を覚えません。
話しを瞬時に理解するだけでなくその話の先に広がる世界が見えています、更にはそれを基に思考し新たな理論や技術を確立したり現実に存在しない物をゼロから生み出すことができます、話を聞いただけでその人が欲しいものが頭の中に描かれます、それは物事の表面だけを捉えているのではなく裏側に在るものまで見えているからです。
記憶力も驚異的で一度見聞きしたものをずっと記憶しています、複数の変数を同時に且つ瞬時に計算し結論を導き出すのでノートもメモも不要です、点在する事象の共通項を探す分析力にも長けています、ただし行動より思考が先行するので飽きやすく単純作業に強い拒否感を示します、また常に新しい事にとっさに興味を抱きます、そのせいか精神的に不安定で自己嫌悪に陥る人も少なくありません。
ここで面白い事実があります、ノーベル賞を受賞し天才として世に名を残す人は実はIQには無関係なのです、事実境界知能のノーベル受賞者は現時点で解っているだけで2名存在しています、いまだにIQ試験だけでは測れない思考構造が存在しているのです、その意味ではIQはその人の思考特性を知る一つの参考にしかなりません。
尚、IQ130以上の人を対象に調査研究している専門機関ではIQ135以上でアイデンティティを確立できた人は社会的に成功しているという調査報告を出しています、他者が見えない世界が見えているのですから当然かもしれません、ただし3万人に1人となるIQ160を超えると今度は見える世界が違い過ぎて社会から孤立し成功できないといいます。
最後にIQの差が20以上ある人とは階層に無関係にコミュニケーションや人間関係に支障が出るという実験報告があります、話も嚙み合わないし互いを理解することができないのです、更に差が30以上あるとIQが高い側の人に強いストレスがかかるため同じ時空間を共有できずに共存そのものが難しくなります。
まさに類は友を呼ぶのです、同じ階層の人同士では会話もスムースでストレスや緊張感も感じません、もしかして生活や業務を共にできない関係があるとしたらIQの差が30以上あることが原因なのかもしれません。
断っておきますがIQは学校の成績や資格試験の合否には一切関係ありません、計算力や読解力などの能力とは異なり物事がどのように見えて考えるのかという思考特性と考えればいいでしょう、また社会経験や生活スタイルによってもIQは変動します、同じ人でも一時的に上がる人もいれば下がる人もいます。