2026年7月 7日 07:00
昨今のパートナーや取引先などとの飲み会で必ず話題になるのが私の完全隠居の時期についてです、本来であれば2年前に隠居予定でしたが周囲の反対もあり執行権は役員に譲り経営権を維持した半隠居ということでここに至っています、既に隠居予定が伸びており環境が整えばいつでも完全隠居したいと周囲には話しています。
ところで話をしている人全員が「完全隠居しないほうが絶対にいい」と言うのです、それは自分の父親や先輩の隠居後の姿を見ているからだと言います、私の隠居後の壮大な計画を誰にも話をしていないので寂しい老後生活を案じて言っていただくことに関してはありがたく受け止めています。
ただ本当にどうなのでしょう、26歳で個人事業主として独立し28歳で起業して以来ずっとIT技術畑の最先端を走りながら事業会社の経営を行ってきました、事業別に最大14社も同時並行して経営していた期間もあります。
自分の中には確かに経済的な事も同業他社との技術や知財バトルも含め、超ハイリスクでまるでジェットコースターのような浮き沈みの激しい人生を自分なりに大いに愉しんできた感があります、これらから一切離れたときに自分の中に何が起こるのかは正直見当もつきません。
思えば私の父も保険会社の役員退職後も待遇を受け参与という立場で毎日出社していました、亡くなった日も普段通りに出社し送ってきた運転手が翌朝悲報を聞き大泣きしたという話を母に聞きました、私も生涯現役という選択肢もあると考えるべきなのでしょうか。
何れにしても新たなIT分野の新事業を今2月に新会社を創設し興してしまいました、こちらは上場企業を含め多くの企業を巻き込んだ大規模な共同事業体になります、当然発足人として立ち上げた大きな責任もあります、そしてこの共同事業体は組織構成などの準備が完了し今月から活動開始いたしました。
この共同事業体の創設を考えたのはそもそも完全隠居した後のことを考えてのことでした、しかし中途半端に完全隠居してしまったら多くの人から口では言わないにしろ反感を受けるかもしれません。
ここにきて自分で興した新事業により完全隠居へ向けた最も難しい局面を迎えるとは思いもよらなかったです、ここはじっくりと考えることにしましょう、そして今は自身の責任をまっとうすることだけに集中し日々元気に愉しく過ごすことにしましょう。