2025年9月30日 07:00
昔から「男の料理」という言葉があります、この男の料理って一口で言うと食べるための料理ではなく愉しむための料理だと思うのです、だから思い描いたようにできたときも一口食べて味や食感を確認したらそれで満足してしまいます、だから自分で食べるよりも誰かに食べてもらった方が嬉しいのです。
そんな「男の料理」を道楽の一つにしている私ですが最近はまっているのが野草を美味しく食べるレシピです、野草とはいえ信じられないくらい美味しいものがたくさんあります、また栄養素も理想的で野菜を買って食べている場合じゃないと思えるほどです。
ルッコラもシュンギクも元は野草でした、日本でもシソやフキなどは野草でしたが野菜として近年では栽培されるようになってきました、また近年野菜が天候不良で時折価格が急騰します、そんな時勢なのか野草研究家のレシピ本がバカ売れしています、また食べられる野草に関して多数の著者が存在しておりどれも売れ行き好調のようです。
というわけで私も野草を使った男の料理を最近愉しんでいます、下処理と食材との組み合わせで本当に美味しくいただける野草は多いです、ただ昔から食べられる野草としてネットに出てくるヨモギやドクダミは食べられるかもしれませんがお薦めしません、何故かというと何をしても美味しくないからです、したがって身体が満足しません。
健康に良くても美味しくないものは男の料理には向きません、その意味では野菜以上に使いやすくて美味しい野草は多種在ります、スベリヒユ・シロザ(アカザ)・ハナダイコン・ナズナ・オニタビラコ・ギシギシ・ノゲシ・ツユクサ・ギョウジャニンニクなどはホウレンソウやコマツナなどより格段に美味しいです、また栄養素的にも優れています、一度食べてみれば山里にある野草レストランの定番食材に使われる意味が解ります。
これらをどのように調理するか各種カット&トライで試しては愉しんでいるのです、愉しんで美味しく食べて健康になるって本当に理想の道楽ではないでしょうか。