
代表がオフィスの庭に実験用に植栽しています。
樹高は1〜3mほどに成長する常緑低木で原産地では3mを超えることもありますが、鉢植えでは数十cm〜1m程度に収まるため、身近なインテリアグリーンとして長く親しまれています。
多肉植物特有の浅く張る細い根を持ち、体内に水分を豊富に蓄えられるため乾燥には非常に強いですが、その反面、水のやりすぎによる根腐れには気をつける必要があります。
若い茎は瑞々しい緑色をしていますが、年月を重ねるごとに表面がコルクのように茶色く木質化し、中身に水分を蓄えたまま風格漂う低木のような姿へと成長していきます。
枝はよく分かれて上や横へと広がり表面に毛のないツルリとした質感の多肉質な枝葉が密に茂り、こんもりとしたボリュームのある樹形を作り出します。
ぽってりと肉厚な葉は、向かい合って交互に重なり合う「十字対生」という付き方をし、金属のような光沢のある緑色が冬の寒さや強い日差しに当たると鮮やかなワインレッドに縁取られ美しい変化を見せてくれます。
枝の先に直径1cmほどの小さな星型の花を房状にまとめ咲かせ、白や淡いピンク色の可憐な姿で冬から早春の景色に温もりを添えてくれます。
和名の「フチベニベンケイ(縁紅弁慶)」は、寒さで葉の縁が紅色に染まる特徴ともぎ取った葉や茎から簡単に根付く武蔵坊弁慶のようなたくましい生命力にちなんで名付けられました。
「金のなる木」や「成金草」という名前は、かつて新芽が小さいうちに5円玉の穴を通し成長した枝に硬貨が実っているように見せて販売したという遊び心あふれる由来から広まりました。
縁起の良い名前と季節ごとに表情を変える美しい葉、そして初心者でも育てやすい強健さを兼ね備えたまさに幸せを運んでくれそうな多肉植物です。
学名:Crassula ovata
分類:ベンケイソウ科クラッスラ属
開花時期:11〜3月

代表がオフィスの庭に実験的に植栽したものが根付いたようです。
草丈は10〜30cmほどですがつる(茎)の長さは1〜2m以上に達し地面を覆い尽くすように旺盛に広がる常緑の多年草です。
地面を這うように伸びる茎の節(ふし)から次々と根を出し確実に定着しながら四方へ広がっていく非常に頼もしい性質を持っています。
茎には横に広がって地面をカバーする「栄養茎」と、春に斜め上へと立ち上がって花を咲かせる「開花茎」の2種類があり役割を分担して成長します。
基部がわずかに木質化することもあり、分枝しながら密集した緑の絨毯を作り出します。
葉は光沢のある濃緑色をした卵形やハート型で茎の節に向かい合ってつく対生(たいせい)となり、縁に細かい毛があるので近縁種と見分けられます。
直径4〜5cmほどの青紫色の花を咲かせ、5つに裂けた花びらが同じ方向へねじれて風車のように見えるユニークで美しい形をしています。
実は日本の気候では滅多に見られませんが、その分つるを伸ばすエネルギーが強く圧倒的な生命力で成長を続けます。
名前の由来は、茎が蔓(つる)状に伸びることと花の形がキョウチクトウ科のニチニチソウ(日々草)に似ていることにちなんでいます。
日陰でも元気に育ち、一度植えれば一年中瑞々しい緑を保つグランドカバーの理想的な植物です。
学名:Vinca major
分類:キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属
開花時期:3〜7月

代表が自宅から持って来られ実験的に植えてみたのですが見事に定着したようです。
草丈は30〜80cmほどに成長する常緑のシダ植物で、明るい場所では直立気味に伸び、日陰や吊り鉢ではアーチ状に美しく垂れ下がる優雅な姿が魅力です。
最大の特徴は、地中の細い根のところどころにつく直径1〜2cmほどの貯水球である塊茎(かいけい)に水分と栄養を蓄え、シダの仲間でありながら乾燥にも耐える非常にタフな性質を持っています。
根元からランナー(匍匐茎:ほふくけい)という細長い茎を四方に伸ばし、新しい芽を出して次々と群生を広げていく旺盛な繁殖力があります。
葉は細長い1回羽状複葉で、軸の左右に小さな葉が規則正しく並び、個々の小さな葉の付け根が耳のように張り出して軸を覆うユニークな構造をしています。
夏から秋にかけて葉の裏側に腎臓の形をしたオレンジ色から茶色のソーラス(胞子嚢群)を一列に並べ胞子を飛ばして命を繋ぎます。
根に玉のような丸い塊茎ができるシダであることから「玉羊歯(タマシダ)」と名付けられました。
属名の「ネフロレピス」はギリシャ語で「腎臓」と「鱗片」を意味し、胞子を保護する包膜が腎臓のような形をしていることにちなんでいます。
学名:Nephrolepis cordifolia
分類:ツルシダ科タマシダ属

代表のオフィスの敷地入口の大岩にがっちり張りついています。
つるの長さは10~20m以上にも達し、樹木や建物をキャンバスにするように力強く伸び広がるブドウ科の植物です。
他のつる植物とは異なり茎から気根は出しませんが、代わりに枝が変化した巻きひげの先端が吸盤のようになり、対象物に強固に張り付いて登っていきます。
若い茎は瑞々しい緑色ですが、成長するにつれて茶褐色に木質化し、古いものでは直径が数十cmにも達する立派な幹となって、樹皮には縦に浅い裂け目が入ります。

葉は茎に対して互い違いにつく互生(ごせい)で、通常は先端が3つに裂けた形をしていますが、勢いの良い枝では完全に3つの小葉に分かれることもあり、秋には鮮やかな赤色に紅葉して壁面を彩ります。
目立たない黄緑色の小さな花を多数咲かせ、直径5~7mmほどの球形の実がブドウのように白い粉を吹いた黒紫色に熟します。
冬に落葉し「夏の間だけ葉を繁らせる」ことからその名が付き、樹木や岩を伝う(つたう)性質が「ツタ」という名前の由来となりました。
学名:Parthenocissus tricuspidata*
分類:ブドウ科ツタ属
開花時期:6~7月

代表のオフィスの庭の岩陰でさりげなく控えめに咲いています。
草丈は10〜30cmほどに成長する多年草で、江戸時代末期から明治時代にかけて観賞用として渡来したものが野生化し、今では日本中の道端や庭先で愛らしく咲く姿がよく見られます。
地上に茎を持たない無茎(むけい)という特徴的な構造をしており、葉や花を支える長い柄はすべて地下の鱗茎(りんけい)から直接空へと伸びる根生(こんせい)という姿をしています。
地下には太い主根を持ち、その周りに木子(きご)と呼ばれる小さな鱗茎をびっしりと作って、種を作らずとも爆発的に増えていく驚異的な生命力を秘めています。
葉は3枚のハート型の小葉が寄り添う三出複葉(さんしゅつふくよう)で、夜や雨の日には葉をピタリと閉じて眠る就眠運動を行い、その半分に折れ曲がった姿が片側が食べられた(片喰)ように見えることが名前の由来です。
葉の裏にはオレンジ色の小さな点が散らばっているのが特徴で、この繊細な模様も観察の楽しみの一つになります。
直径1.5cmほどの淡紅紫色(ピンク色)をした可憐な5弁花を複数咲かせ、花びらに流れる濃い紫色の筋が美しいアクセントを添えてくれます。
花は太陽の光に反応して開き、夜や雨の日には傘を閉じるようにそっとすぼまる性質があり、天気に合わせて表情を変える姿は見ていて飽きることがありません。
一度定着すると駆除が難しいほどタフな性質を持っていますが、その鮮やかなピンクの花色は美しすぎる野生の花として独自の存在感を放っています。
学名:Oxalis debilis var. corymbosa
分類:カタバミ科カタバミ属
開花時期:5〜7月