
代表のオフィスの畑の農作物をむさぼっています。
体長は6~7mmほどで鮮やかな光沢を持つ一般的なテントウムシのイメージとは対照的にナスやジャガイモなどの葉を食べる草食性の昆虫です。
最大の特徴は体に細かい軟毛が密生していることで、益虫のナナホシテントウのようなツヤがなく表面はくすんだ黄褐色や赤褐色に見えます。
肉食のテントウムシがアブラムシを食べるのに対し、本種はナス科の植物を特に好み、葉の裏側から表皮だけを残して削り取るように食害します。
その食べ跡は独特で、葉に穴を空けず網目のすだれ状に残るため、園芸や農業の現場では「テントウムシダマシ」という別名で厄介な害虫として知られています。
名前の由来は左右の羽にある合計28個の黒い斑点にあり、学名の「vigintiocto」も「28の」という意味を持っています。
主に関東以西の温暖な地域に生息していますが、非常によく似た近縁種に、体長約8mmと少し大きく涼しい地域を好む「オオニジュウヤホシテントウ」も存在します。
外見だけで両者を判別することは非常に困難ですが、どちらもナス科の作物にとっては油断できない相手と言えます。
光沢のない体色や規則的な食害痕など、一見すると地味ながらも観察するほどに際立った生態を持つ生き物です。
学名:Henosepilachnavigintioctopunctata
分類:コウチュウ目テントウムシ科

代表のオフィスや本丸ロッジの庭のあちこちで好き放題生えています。
草丈は通常60cm~150cmほどですが、窒素分の多い肥沃な環境では2m近くに達することもある非常に生命力の強い一年草です。
直根性で主根が太く地中深くしっかりと根を張り、直立する丈夫な茎の表面には緑色に混じって赤紫色の縦縞が入ることもあります。
成長すると茎の根元付近が木質化して非常に硬くなり乾燥させると軽くて丈夫な杖として利用できるほどの強度を備えます。
主茎から多数の枝を出して横方向へも大きく広がり、三角形から菱状卵形をした葉を互生させます。
最大の特徴は新芽や若い葉の両面に「白い粉状毛」と呼ばれる透明な球状細胞が密生していることで、まるで白い粉を被ったように見える姿が白藜(しろざ)の名前の由来となっています。
夏から秋にかけては、茎の先端や葉の脇から円錐状に花序を伸ばし、直径1.5mmほどの黄緑色の小さな花を隙間なく密集して咲かせます。
花には花弁がなく5裂した萼(がく)に包まれており、花後には五角形の小さな実の中に光沢のある黒い種子を1粒結びます。
ユーラシア大陸原産で、古い時代に日本へ渡来した史前帰化植物と考えられており、若葉の粉が赤紫色になる変種は「藜(あかざ)」の名で知られています。
一見するとありふれた野草ですが観察するほどに興味深い生存戦略を持つ植物です。
学名:Chenopodiumalbum
分類:ヒユ科アカザ属
開花時期:8~10月

代表の本丸ロッジの庭の中央で気持ちよく咲いています。
樹高は地植えで最大約3m鉢植えで約2m程度まで成長し、その長さを活かしてフェンスやオベリスクを彩る日本で古くから親しまれる代表的なつるバラです。
根はバラ科特有の直根と細根を持ち、水はけの良い肥沃な土壌に深く根を張ります。
茎はつる性ですがアサガオのように自ら巻きつく性質はないため、人の手で誘引して仕立てる必要があります。
株元は年数を経るごとに太く木質化して自立する基盤となり、そこから枝が斜め上方向へ旺盛に伸びていきます。
最大の魅力はバラ特有のトゲが非常に少ないことで、初心者でも手入れや誘引が容易で扱いやすいのが大きな特徴です。
葉は複数の小葉が集まった奇数羽状複葉ですが、開花期には葉が見えなくなるほど圧倒的な密度で花が密集します。

花は直径3~6cmほどの小輪で、濃いピンクから赤紫色をした八重咲きが房状に連なり、一気に咲き乱れる様子は圧巻の美しさです。
香りは控えめな微香で、秋には小さな実(ローズヒップ)をつけますが、翌年の花付きを優先する場合は花後すぐに剪定します。
古くから普及していながら作出者や国は不明という神秘的な背景を持ち、酷似する「エクセルサ」よりもトゲが少なく枝の伸び方が穏やかなことから、野ばら系統の交雑種であると考えられています。
春から初夏の庭を劇的に華やがせる、力強さと優雅さを兼ね備えた植物です。
学名:Rosa 'King'
分類:バラ科バラ属
開花時期:5~6月

代表の本丸ロッジに梅の木に合わせて数本植樹されています。
樹高は3〜8mほどに成長する落葉小高木で、地表近くに細い根を横に広く張る浅根性の性質を持っているため、極端な乾燥や過湿には少しデリケートな一面もあります。
若い茎は瑞々しい緑色から次第に赤紫色へと色づき、成長した幹は暗い灰褐色で、表面に横向きの筋が目立つ味わい深い質感へと変化していきます。
葉が展開するのとほぼ同時に直径1.5〜2cmほどの可憐な白い5弁花を咲かせ、中心から長く突き出した多数の雄しべが繊細で華やかな印象を与えます。

初夏に実る果実は直径3〜7cmほどで、表面には桃のような産毛がなく、新鮮さを保つための「ブルーム」と呼ばれる白い粉に包まれているのが特徴です。
果皮の色は赤や黄、紫など品種によって実にバリエーション豊かで、爽やかな酸味と甘みが詰まった瑞々しい果肉は、夏の訪れを感じさせてくれる特別なご馳走になります。
短い枝に花芽を密につける性質があるため、春の花霞のような美しさと初夏の収穫の喜びをどちらも欲張りに楽しめる果樹です。
「桃に似ているけれど酸味が強い(酸い桃)」ことが名前の由来という説や、表面に産毛がない「素の桃」から名付けられたという説もあり、古くから「李(すもも)」の名で親しまれてきました。
学名:Prunussalicina
分類:バラ科サクラ属
開花時期:3〜4月

代表の本丸オフィスで前住民の方が植栽されたもので勢いよく生長しています。
樹高は1.5~5mほどに成長し、生育タイプによって「直立性」から「つる性」まで多様な仕立てを楽しめる非常に生命力豊かな落葉低木です。
宿根性で地中に太い根を張りシュート(ひこばえ)と呼ばれる勢いのある新しい茎を活発に伸ばして株を広げていく旺盛な繁殖力を持っています。
一般的な樹木のように一本の太い主幹を持つのではなく根元から複数の茎が束になって伸びる叢生(そうせい)という形になり、古い茎は年数を経るごとに茶色く木質化していきます。
野生種には鋭いトゲが密生しますが現在はトゲのない園芸品種が広く普及してます。
枝には2年サイクルという面白い性質があり、1年目に伸びた枝には実がつかずそのまま越冬し、2年目になった枝から出た側枝にようやく花を咲かせ、実を収穫した後にその枝は枯れて次世代へとバトンを繋ぎます。

葉は茎に対して互い違いにつく互生(ごせい)で、3〜5枚の小さな葉が集まった手のひらのような形をしており梅の花を思わせる白や淡いピンク色の可憐な5弁花を咲かせます。
1株でも実を結ぶ自家結実性があるため、手軽に収穫の喜びを十分に味わうことができます。
果実は小さな粒が集まった集合果で、最初は緑色、成長とともに赤色、そして完熟すると名前の通り真っ黒に輝き、アントシアニンの恩恵と摘みたてならではの甘酸っぱい芳醇な味わいを楽しませてくれます。
季節とともに移ろう実の色やダイナミックに伸びる枝葉の力強さは、豊かな驚きと充足感を与えてくれます。
学名:Rubus 属
分類:バラ科キイチゴ属
開花時期:5〜6月