2026年5月23日 09:00
代表のオフィスまで駅から歩いていくと様々な植物に出くわすなかの一植物。
薄暗い林床や道端、石垣などで非常によく見かける常緑性のシダ植物で草丈は50~100cmほどに成長します。
地表近くや地中に太く短い根茎(こんけい)があり、直接長い葉柄(ようへい)を伸ばして葉を展開するのが特徴で、褐色の鱗片(りんぺん)に覆われ、細いひげ状の根を多数伸ばしてしっかりと張ります。
葉は鳥の羽のような形をした1回羽状複葉(いっかいほうじょうふくよう)で質感はやや薄く光沢のない明るい黄緑色をし、側羽片(そくうへん:枝分かれした小さな葉)が15対以上つくことが多いです。
葉の裏側に円形の胞子嚢群(ほうしのうぐん:ソーラス)を多数つけ胞子が夏から秋にかけて成熟し繁殖します。
薄暗い藪(やぶ)に自生し葉の並びが裸子植物のソテツ(蘇鉄)に似ていることから名付けられました。
この仲間は受精を行わずに胞子を作る単為生殖(たんいせいしょく)を行うものが多く、非常に変異に富んでいるのも面白いポイントです。
学名:CyrtomiumfortuneiJ.Sm.
分類:オシダ科ヤブソテツ属