2026年5月16日 09:00
代表のオフィスや本丸で日陰暮らしをしています。
乾燥すると丸く縮こまり水分を得ると再び青々と葉を広がることから「復活草」とも呼ばれる非常にユニークなシダ植物です。
草丈は10〜20cm程度で枯れた古い茎と担根体(たんこんたい)と呼ばれる無数の特殊な根が密に絡み合ってできた高さ数cm〜20cmほどの仮幹(かかん)を形成するのが特徴です。
この担根体はスポンジ状の丈夫な塊となり岩肌などにしっかりと着生する役割を担っていて、茎は根元の中心から放射状に伸びて二又の分枝を繰り返しまるで扇を広げたような平たい姿を作り上げます。
最大の見どころである葉は小さな鱗片状で茎に4列に並んでついており乾燥すると内側に強く巻き込んで茶色の休眠状態になりますが水分を吸うと再び鮮やかな緑色に開くという性質を持っています。
山地の岩場に自生し細かく分かれた葉の様子がヒノキの葉である檜葉(ヒバ)に似ていることから「岩に生える檜葉」として名付けられました。
別名を「岩松(イワマツ)」と言い、生薬としては「巻柏(けんぱく)」の名で止血などに利用されることもあります。
厳しい環境でも形を変えて生き抜くその姿は、私たちに勇気を与えてくれます。
学名:Selaginella tamariscina
分類:イワヒバ科イワヒバ属