2026年5月30日 09:00
代表のオフィスまで歩いていくと山間にちらほら見かけます。
日当たりの良い斜面や石垣などでよく見かける繊細な美しさを持つ常緑性のシダ植物で草丈は25〜65cmほどで地中や岩場を這う短い根茎から細かい根を出して定着するとても力強い植物です。
地表などを這う根茎の表面には光沢のある赤褐色の鱗片が見られ、枝のように見える部分は葉の中心を通る葉軸が細かく分かれたものです。
葉の長さは15〜40cmほどの細長い形で鳥の羽のように3〜4回も細かく枝分かれした複雑な形状をしています。
厚みのある柔らかい質感が特徴で通常は明るい黄緑色から緑色をしていますが、日当たりの良い場所では冬に紅葉して赤紫色に変化するというシダ植物としては珍しい魅力を持っています。
葉の裏側の先端にポケットのような半円形の形をした胞子嚢群(ソーラス)をつけるのが特徴です。
同じシダ仲間の「シノブ」に葉の形が似ていることから名付けられ、ホラ(洞)については洞窟のような岩陰に生えるからという説や胞子が入る場所が穴(洞)のように見えるからという説があります。
学名:Sphenomeris chinensis (L.) Maxon
分類:ホングウシダ科ホラシノブ属