
代表のオフィスの庭の石の隙間などから元気に自生しています。
草丈は10〜25cmほどで、地表を這う根茎から茎が真っ直ぐに立ち上がり、茎の上部で扇を広げたように細かく枝分かれし、ウロコ状の小さな葉が乾燥すると内側に丸まり水分を得ると再び青々と開くという不思議な性質があります。
根は岩の表面や樹皮に張り付くように細く伸び、わずかな土やコケを足場にしてしっかりと根を張ります。
秋口になると小枝の先端に胞子嚢穂(ほうしのうすい)という器官をつけ胞子を風に乗せて飛ばします。
水はけの良い環境を好み、その独特な造形美で目を楽しませてくれる非常に生命力の強い植物です。
学名:Selaginellainvolvens
分類:イワヒバ科イワヒバ属
胞子形成期:7〜9月

代表のオフィスの庭のいたるところに旺盛に咲き誇っています。
多年草の草本で春の開花期には茎が立ち上がり5~25cmほどの高さになりますが、花が終わると茎が地面を這うように1m以上に達することもあります。
主茎の節から不定根(ふていこん)を出して定着し四方に枝分かれして広がることで、地面を覆うマット状の群落を作ります。
茎はシソ科特有の四角形で全体に細かな毛が生えており、葉は2枚が向かい合ってつく対生(たいせい)です。
葉は丸みを帯びたハート型や腎臓形で縁には波状の緩やかなギザギザ(鈍鋸歯)があり、葉を揉むとシソ科らしい爽やかな芳香を放ちます。
花は葉の脇から1~3個ほどつき、大きさは1.5~2cmの薄紫色や淡紅色の唇形花(しんけいか)を咲かせます。
下の花びらは大きく3つに裂けており中央の裂片には濃い紫色の斑点と白い毛が目立つのが特徴です。
花の後には萼(がく)の底に4つの小さな分果(実)ができ熟すと茶褐色になって自然にこぼれ落ちます。
つる状の茎が旺盛に伸びて「垣根を通り抜けて」隣家に侵入するほどの生命力の強さから「垣通し(かきどおし)」と名付けられました。
別名「癇取草(カントリソウ)」や生薬名で「連銭草(レンセンソウ)」とも呼ばれ、古くから子供の夜泣きの薬や健康茶としても親しまれてきた私たちの生活に馴染み深い歴史ある植物です。
学名:Glechomahederaceasubsp.grandis
分類:シソ科カキドオシ属
開花時期:4~5月

代表のオフィスの裏庭に突如群生してきました。
改修工事でフェンスを設置したので環境が変わった影響と推測します。
草丈は60〜100cmほどに成長する一年草で環境が良く花穂を摘み取り続けるとさらに大きく繁茂することもあります。
地表近くに浅く広く張るひげ根が特徴で太い根が深く伸びるタイプではないため乾燥には少し弱いという繊細な一面を持っています。
茎はシソ科特有の断面が四角形という非常にユニークな形をしており表面には細かい産毛が生え、上に向かって真っ直ぐに伸びていきます。
枝は茎の節から左右対称に2本ずつ分かれる対生(たいせい:茎に対して向かい合ってつく)で、
葉の付け根にあるわき芽から次々と新しい枝を伸ばして葉を増やし、卵円形で先端が尖り縁にはギザギザとした鋸歯(きょし)があり、裏側には腺鱗(せんりん)という香りのカプセルが隠れていて、このカプセルが触れたり刻んだりすることで潰れあの爽やかな香りを放ちます。

花は茎の先端から総状花序(そうじょうかじょ)と呼ばれる穂を伸ばし、白色やごく薄い紫色の数mm程度の小さな唇形花(しんけいか:上下に分かれた唇のような形)を下から上へ向かって多数咲かせます。
花が終わると萼(がく)の中に4粒の小さな種子を作り、この未熟な実がついた穂は穂紫蘇(ほじそ)や実紫蘇(しそのみ)と呼ばれ刺身のつまや佃煮として食卓を彩ってくれます。
日が短くなると花を咲かせる短日植物(たんじつしょくぶつ)という性質があるため、夜間に街灯の光が当たる場所では花が咲きにくくなるという面白い特徴もあります。
別名の「大葉(おおば)」は元々市場での流通名ですが、「紫蘇」の名前の由来は中国の伝説でカニの食中毒で死にかけた若者が紫色の葉で蘇った(よみがえった)ことから「紫蘇」と名付けられたことに始まります。
アオジソは赤ジソの変種ですが日本では縄文時代の遺跡から種子が見つかるほど古くから愛されてきた非常に歴史の深い植物です。
学名:Perilla frutescens var. crispa f. viridis
分類:シソ科シソ属
開花時期:8〜9月

代表のオフィスの庭にしっかり根付いているシダ植物の一つ。
草丈は40~80cmほどに成長し、地中や地表付近を這う根茎(こんけい)から直接葉を立ち上げます。
根茎は枝分かれしながら横へ伸びる性質があるため、しばしば大きな群生を作って地面を賑やかに彩ってくれます。
葉は鳥の羽のように小葉が並ぶ姿が美しい1回羽状複葉(いっかいこうじょうふくよう)」で、表面には程よい光沢と硬めの質感があります。
1番の特徴は葉の先端部分の頂羽片(ちょううへん)がまるで剣先や槍の穂先のようにスッと長く突き出していることで、その凛とした姿から「穂羊歯(ホシダ)」と名付けられました。
学名のacuminata(アクミナータ)は「先端が鋭く尖った」という意味があり、この植物の個性を象徴しています。
シダ植物なので花や実はつけませんが、代わりに葉の裏側へ胞子嚢群(ほうしのうぐん)という胞子が詰まった小さなカプセルの集まりを作ります。
ホシダの胞子嚢群は綺麗な円形で葉の縁と主脈の間に規則正しく1列に並んでいて、その整然とした並びには不思議な魅力があります。
関東以西の暖かい地域の山野や道端でごく一般的に見られ、常緑性のため1年中その瑞々しい緑を楽しめます。
学名:Thelypteris acuminata
分類:ヒメシダ科ヒメシダ属
開花時期:春~秋(胞子形成期)

代表と山歩きをしているとひときわ主張するような植物が。
草丈は60〜100cm程度で地上に見える茎のような部分は「葉柄(ようへい)」と呼ばれ、硬く、基部は褐色を帯び上部はわら色から緑色をしています。
葉柄から直接羽状に葉が広がる状複葉(うじょうふくよう)になっていて、側羽片(そくうへん)と言われる横に出る葉のパーツは大きく基部が急に細くならないのが特徴で葉の質はやや薄く明るい緑色で光沢はありません。
種子植物のような「花」や「実」は持たず胞子によって繁殖します。
胞子は葉の裏側の縁に胞子嚢群(ほうしのうぐん)につき、葉の縁が内側に巻き込んで胞子を保護していて、一般的に夏から秋にかけて胞子が熟し風に乗って散布されます。
イノモトソウとの違いは葉のサイズと葉の軸にある翼の有無で、イノモトソウは30~50cm程度と小ぶりで葉の軸に緑色のヒレがありシュッとした細長い葉になっています。
学名:Pteris excelsa
分類:イノモトソウ科イノモトソウ属