
代表の本丸ロッジの中心に植樹されています。
樹高は通常2~6mほどに成長する低木~小高木で、生垣では剪定により1~3mほどで管理される常緑広葉樹です。
細根が密に発達するため根鉢を作りやすく、移植や定植が比較的手軽に行える扱いやすさを備えています。
若い茎や新梢は滑らかな質感の緑色をしていますが、成長した幹の樹皮は灰褐色に変化し縦に浅い裂け目や筋が入ります。
株の下部から盛んに分枝して枝葉が密生し、非常に強い萌芽力を持つため刈り込みにもよく耐えます。
最大の特徴は枝に完全に対生する楕円形から倒卵形の葉で、革のような厚みと強い光沢(ツヤ)を持ち、縁には浅い波状の鋸歯があります。
新枝の葉の付け根から花柄を伸ばし、花弁と雄しべがそれぞれ4つ(本)ある直径5mmほどの控えめな淡緑色の花を集まって咲かせます。
直径7~8mmの球形のさく果を結び、熟して淡紅色に3~4つへ裂けると、中から鮮やかなオレンジ色の仮種皮に包まれた種子が顔を覗かせます。
名前は一年中青々とした葉を保つ「真青木(マサアオキ)」から転訛した説が有力で、古くから生垣や庭木として重宝されてきました。
年間を通して美しい光沢葉を保ち、熟した実の鮮やかな色彩変化で彩り、丈夫で頼もしい定番の樹木です。
学名:Euonymus japonicus
分類:ニシキギ科ニシキギ属
開花時期:6~7月

代表の本丸ロッジの庭のツツジの間からいつの間にかひょっこり出てきて、抜群の存在感を醸し出しています。
草丈は1~1.5mほどで、生育環境が良いと2m近くまで直立して大きく伸びる、日本に自生するユリの中で最大級の規模を持つ多年草です。
地下には食用「ゆり根」として知られる黄白色の大きな鱗茎(球根)を持ち、株を支える「下根」と養分や水分を吸収する「上根」という2種類の根を伸ばします。
緑色で赤褐色や紫褐色の細かい斑点が入る太い円柱状の茎を持ちますが、草本のため木質化した幹は存在せず、枝分かれもせずに1本の茎が真っ直ぐ立ち上がります。
短い葉柄のある長さ10~15cmほどの披針形から卵状披針形をした葉を互生させ、表面には縦にはっきりと走る平行脈が見られます。

開花期には、茎の先端付近に直径20~25cmにも達する大きな白い花を咲かせ、大きく反り返る花びらの中央には黄色い筋と紅褐色の斑点が散在し、非常に強い甘い芳香を放ちます。
花後には長さ約5cmの円柱状のさく果を上向きにつけ、秋に茶色く熟して3つに裂けると、薄い膜状の翼を持った扁平な種子を風に乗せて散らします。
名前は山地や丘陵地の林縁などに自生する「山の百合」に由来し、英名では「Golden-rayed lily of Japan」と称されます。
学名の「auratum」が「黄金色の装飾のある」を意味する通り、豪華な花姿と気品あふれる香りで古くから人々を魅了してきた、日本の野山を代表する絢爛豪華な名花と言えます。
学名:Lilium auratum
分類:ユリ科ユリ属
開花時期:7~8月

代表の本丸ロッジの庭でツツジの隙間を縫ってすくすくと枝を伸ばしています。
つるの長さは5〜10m以上、環境によっては20m近くまで達し、他の樹木や人工物に右巻きで巻き付きながら大きく成長する落葉つる性木本です。
地中には直根性と側根をしっかりと張り、萌芽力が強く非常に強健で、盆栽では根を地上に露出させる「根上がり」の素材としても親しまれています。
若い茎は緑色から褐緑色ですが、成長すると木質化し、自立する単独の幹を持たない代わりに年月を経た太いつるが幹の役割を果たして灰褐色の樹皮に縦の浅い裂け目やイボ状の皮目を作ります。
つる状の枝から側枝を伸ばして旺盛に繁茂し、長さ5〜10cmほどの広卵形から円形をした葉を互生させ、縁には浅い鋸歯があり秋には鮮やかに黄葉します。
雌雄異株で、春になると葉の脇から短い集散花序を伸ばして直径7mmほどの淡緑色〜黄緑色の控えめな5弁花を咲かせます。
最大の魅力は秋の結実で、10〜12月に球形のさく果が黄色く熟すと外皮が3つに裂け、中から鮮やかな朱赤色の仮種皮に包まれた種子が顔を覗かせます。
その華やかな美しさからいけばなやリースの装飾としても広く利用されています。
名前の由来は、葉の形や赤い実のつき方がモチノキ科の「ウメモドキ」に似ている蔓性植物であることに因みます。
目立たない花から一転して秋に劇的な色づきを見せる、生命力と豊かな鑑賞価値を兼ね備えた魅力溢れる植物です。
学名:Celastrus orbiculatus
分類:ニシキギ科ツルウメモドキ属
開花時期:5〜6月

代表の本丸ロッジのいたるところでいつの間にか大きく育っています。
草丈は1~2mほどに達し、道端や空き地などに生えて非常に大型に成長する北米原産の多年草です。
地中にはゴボウのように太く多肉質の根を深く伸ばし、太い円柱状の茎は成長するにつれて鮮やかな赤紫色を帯び、上部で盛んに枝分かれして横に広がり、冬には地上部が枯れて根の状態で越冬します。
互生する葉は長さ10~30cmほどの長楕円形で縁にギザギザがなく、秋になると鮮やかに紅葉します。
夏から秋にかけては、葉と向かい合う位置から長さ10~15cmほどの総状花序(そうじょうかじょ)を伸ばし、白から薄紅色をした5枚の萼片(がくへん)が花びらのように見える可憐な花を咲かせます。

花後には小さなカボチャに似た緑色の実をつけ、熟すと直径8mmほどの扁平で艶やかな黒紫色の液果となり、つぶすと染料(インク)にも使われた濃い赤紫色の果汁が滲み出ます。
明治初期に渡来し、名前は太い根の形状が日本のヤマゴボウや食用のゴボウに似ていることに由来します。
全草、特に根や種子に強い毒性を持つため誤食には厳重な注意が必要ですが、鮮烈な赤紫色の茎と葡萄のような実が描くコントラストは、野外観察においてひときわ目を引く野性的な魅力にあふれています。
学名:Phytolacca americana
分類:ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属
開花時期:6~9月

代表の本丸ロッジのいたるところで見かけます。
翅(はね)を含めた全長は40~50mmほどの中型のセミで、赤褐色から茶褐色をベースに緑色や黒の斑紋が入り、個体ごとの色彩変異が大きいのが特徴です。
オスの腹部は鳴き声を響かせるための共鳴室が発達しており、メスよりも長く太い形をしています。
最大の特徴である「カナカナカナ・・・」という金属的で甲高い鳴き声は、日本では秋の訪れを感じさせる哀愁を帯びた音色として愛されていますが、実際は早く6月下旬~7月の梅雨時から鳴き始めています。
スギやヒノキ、広葉樹などの薄暗く湿気のある林を好み、光や気温の変化に敏感なため、主に朝夕の涼しい時間帯や薄暗い雨天時に鳴き声を響かせます。
また、アブラゼミなどの抜け殻がツヤ消しのマット状であるのに対し、ヒグラシの抜け殻は小ぶりで表面に強い光沢(ツヤ)がある明るい飴色をしているのも面白い識別点です。
名前は夕暮れ時の「日暮れ」に盛んに鳴くことに由来し、漢字では「蜩」や「日暮」と書かれます。
哀愁ある鳴き声のイメージに反して早くから活動し、ツヤツヤとした美しい抜け殻を残すなど、知るほどに風情と発見に満ちた生き物と言えます。
学名:Tannajaponensis
分類:カメムシ目セミ科