2025年8月24日 09:00
葉は根元から放射状に広がり、株の中心からまっすぐに立ち上がります。
江戸時代から盛んに品種改良が重ねられ、品種が非常に多く、葉の形や斑(ふ)の入り方によって今では1,000種類を超えています。
花は夏に葉の間から短い花茎を伸ばし、クリーム色の花を穂状に咲かせます。
花の後には丸く光沢のある実がつき、秋から冬にかけて赤く熟して美しくなります。
直射日光を嫌うため、年間を通して明るい日陰や半日陰の場所が適していますが、代表のオフィスの庭では直射日光が当たるところでも育っています。
日本の気候との相性が良く、古くから観葉植物として栽培され、一年を通して青々とした厚みのある葉をつけ、万年変わらないことから「万年青」と名付けられ、縁起の良い植物とされています。
徳川家康が新年の縁起物としてオモトを床の間に飾ったという逸話があり、引越し祝いや新築祝いに贈られることもあります。
学名:Rohdea japonica
分類:キジカクシ科オモト属
開花時期:5~7月