2025年12月27日 09:00
代表のオフィスの中央の庭に植樹されています。
樹高は30cm〜1mほどのもともと林の中に自生する半日陰を好む低木で成長が遅く形が崩れにい樹木です。
根は細く密生して比較的浅く張り、湿り気のある土壌を好みます。
幹は細く直立して伸び若い茎は緑色ですが成長するにつれて木質化し灰色がかった茶色になります。
枝はあまり分かれず上部で数本の枝が広がる「傘状」の樹形になります。
葉は長さ10cm〜15cm程度の厚みのある長楕円形で茎に対して互い違いに生える互生(ごせい)で、表面に強い光沢があるとともに縁が波打って隆起した部分に腺点(せんてん)と呼ばれる小さな膨らみがあります。
花は枝の先に散形花序(傘のような形)を形成し小さな白い花を咲かせ花冠は5裂して反り返り真ん中に黄色い雄しべが目立ちますが、花自体は葉に隠れるように下向きに咲くためあまり目立ちません。
実は直径6〜8mm程度の球形で冬に鮮やかな赤色に熟し翌春まで長く枝に残るのが最大の特徴です。
正月の縁起物として古くから親しまれ、赤い実をたわわにつける姿が美しく庭木や鉢植えとして非常に人気があります。
マンリョウの実は葉の「下」にぶら下がるように付きますが、センリョウの実は葉の「上」に実がなるので見分け方の最大のポイントです。
名前の由来は同じヤブコウジ属の「ジュウリョウ(十両):いわゆるヤブコウジ」や別属のセンリョウ属の「センリョウ(千両)」に比べ、実が大きく数も多くより豪華に見えることから「マンリョウ(万両)」と名付けられました。
江戸時代から縁起物として実が熟してもなかなか落ちないことやその富を象徴する名前から商売繁盛や家運隆盛を願う縁起木として重宝されてきました。
また、白い実をつける「シロマンリョウ(白万両)」もあり、赤と白をセットで植えることもあります。