2026年2月22日 09:00
代表のオフィスの車庫に大屋根のようにかかって豪快に咲いています。
自立する幹を持たず、つるを10~20m以上に伸ばす蔓性落葉木本(つるせいらくようもくほん)で、冬でもつるが枯れずに残り茎が木質化して太くなる「木の仲間」です。
根にはマメ科特有の根粒菌(こんりゅうきん)が共生していて空気中の窒素を栄養にできるため痩せた土地でも元気に育つ強さを持っていますが、移植を嫌うため一度植えた太い根を切ると弱りやすい性質があります。
成長したつるは木質化して灰褐色になり老木になると大蛇がうねるような迫力ある姿を見せてくれますが、生命力が非常に強いので剪定をしないと他の植物を締め付けてしまいます。
面白いのが「巻き方」で種類を見分ける重要なポイントになっていて、ノダフジは右巻き(時計回り)、ヤマフジは左巻き(反時計回り)と種類によって逆方向に巻き付きます。
葉は鳥の羽のような奇数羽状複葉(きすううじょうふくよう)で、ノダフジは11~19枚、ヤマフジは9~13枚の小葉が並びます。
最大の見どころである花は蝶のような形の花が連なる総状花序(そうじょうかじょ)で、ノダフジの花穂は20~100cm以上にもなり風に揺れる姿は本当に優雅です。
色は定番の藤色以外にも白や桃色などがあり、房の付け根から先端へ順に咲き進みます。
花の後には10~20cmほどのビロード状の毛に覆われた豆果(とうか)をつけますが、これには毒が含まれているので口にしないよう注意が必要です。
学名:Wisteria floribunda(ノダフジ)
:Wisteria brachybotrys(ヤマフジ)
分類:マメ科フジ属
開花時期:4月中旬~5月中旬