2025年8月30日 09:00
草丈は15~30cm程度と低く、地下茎を伸ばして地面を密に覆うことから、グランドカバーとして広く利用されます。
葉は長さ10~15cmほどの細長い楕円形で白や黄色や緑の縦縞が入りとても涼しげで、品種によっては葉に白い斑が入る「フイリチゴザサ(斑入り稚児笹)」があります。
日向から日陰まで幅広く適応しますが、葉の色を美しく保つには日当たりと水はけの良い場所が望ましく、特に斑入りの品種は日陰すぎると斑が薄くなることがあります。
代表のオフィスに自生しているものはとても良い環境のようで旺盛に広がりつつありますが、この場所での繁殖は期待していないので時機を見ながら剪定します。
草丈が低く小さな笹であることから「稚児(幼児)」に例えられて「チゴザサ」と名付けられました。
名前の通り「笹」の仲間でですが広い意味では「タケ」の仲間でもあります。
生命力が強く地下茎で増えるため一度植え付けると地面全体に広がりますが、繁殖力は本来の竹・笹ほどではなく、笹類の中では小型で生育の遅い部類です。
学名:Sasa pygmaea
分類:イネ科ササ属