
代表の本丸ロッジの何の変哲もないところから奇妙な感じで突如生えてきました。
草丈は1.5〜2.5mほどに成長し、勢いのある株では3mに達することもある初夏の空へと真っ直ぐに伸びる非常エネルギッシュな草本です。
太い直根が地中深くへと真っ直ぐに伸びる性質を持っているため、一度根付くとその場所でどっしりと構え、移植を極端に嫌うという芯の強さを持っています。
天に向かって垂直に伸びる茎は非常に太く、全体が星状毛(せいじょうもう)という細かい毛に覆われザラリとした力強い質感が特徴的です。
葉は大型で手のひらのように5〜7つに浅く裂けており、茎に対して互い違いにつく互生(ごせい)の姿が、その堂々とした佇まいをより際立たせています。

一番の見どころは、茎の上部に穂状に咲く直径6〜10cmもの大きな花で、下から上に向かって順番に咲き進んでいくという独特なリズムで開花を楽しむことができます。
花色も赤やピンク、黄、白からミステリアスな黒紫色までと驚くほど多彩で、一重や八重咲きといった豊かなバリエーションで華やかな表情を持っています。
葉がアオイ(葵)に似ていて茎が真っ直ぐ立つ姿から「タチアオイ」と言われ、梅雨入りの頃に咲き始めて頂上の花が咲き終わる頃に梅雨が明けると言われることから、季節を告げる指標となる「ツユアオイ(梅雨葵)」としても親しまれています。
花の後にはドーナツ状に並んだ種子を含むユニークな実をつけ、熟して乾燥するとパラパラと散ることで次世代へと命を繋いでいく、夏の訪れを象徴するパワフルな名花といえます。
学名:Alcearosea
分類:アオイ科タチアオイ属
開花時期:6〜8月

樹高は1〜2mほどに成長する落葉低木で2m超に達するものもあり、代表の本丸ロッジの庭で抜群の存在感を醸し出しています。
地下茎を伸ばし多数の芽を出し根元から何本もの茎が立ち上がる株立ち(かぶだち)という樹形でこんもりと生育します。
若い茎は緑色でビロード状の細かな毛に覆われていますが、年数を経た樹皮は黄褐色や灰褐色へと変化し縦に裂けて薄く剥がれ落ちる独特の質感が楽しめます。
枝の中心部には太い髄(ずい)が通っており、春から夏にかけて勢いよく成長し、冬には葉を落として休眠期に入ります。
最大の特徴は何といってもその大きな葉にあり、長さ・幅ともに6〜30cmに達する葉が茎を挟んで向かい合ってつく対生(たいせい)となります。
名前の由来は、この葉が柏(カシワ)の葉のように深く切れ込んだ形状をしていることにちなんでおり、秋には赤や深紅に美しく色づく見事な紅葉で目を楽しませてくれます。

枝先に15〜30cmほどの大きなピラミッド型の花(円錐状の花序)を形成し、一般的なアジサイとは一味違うダイナミックなシルエットを描き出します。
咲き始めの白や黄緑色から、時間の経過とともにピンクや緑へと色が変化していくグラデーションが美しく、一般的なアジサイとは異なり土壌のpH(酸性・アルカリ性)によって花色が変わることはありません。
花の後には水を蓄える小さなカップのような形をした実(蒴果:さくか)をつけ、この形状がアジサイ属の由来である「水の容器」に繋がっています。
学名の種小名にもオーク(カシワ)の葉という意味を持ち、豪華な花、個性的な葉、そして鮮やかな紅葉と、四季を通じて豊かな表情を見せてくれる北アメリカ原産の非常に魅力的な植物です。
学名:Hydrangea quercifolia
分類:アジサイ科アジサイ属
開花時期:5~7月

代表の本丸ロッジの庭でひっそりと育っています。
樹高は通常3~5mほどに成長する落葉小高木で、環境が良いと15mに達することもある非常に強健で日本の気候に馴染み深い樹木です。
若い茎は瑞々しい緑色をしていますが、触れるとわずかに角張った4稜(りょう)という独特の感触があり、成長すると灰褐色の樹皮に縦の網目模様が入る風格漂う姿へと変化します。
すっきりとした枝ぶりがその美しさを引き立て、葉は枝の節に2枚が向かい合ってつく対生(たいせい)で、秋には鮮やかに紅葉しますが、冬近くまで緑色のまま枝に残ることもあり季節の移ろいを長く楽しませてくれます。

直径0.8cmほどのとても控えめな淡緑色の花を多数咲かせますが、雌雄異株(しゆういしゅ)の傾向があるため、実を楽しむには雌株を選びます。
四角く膨らんだ淡紅色の実が4つに裂け、中から鮮やかな赤橙色の種子が顔を出す姿はまるで木に宝石が実ったような華やかさです。
この実が割れる様子を繭(まゆ)に見立てて「繭実」と書く説もあり、その美しさに誘われて野鳥が集まりますが、人には毒性があるため誤食には注意が必要です。
「真実の弓の木」を意味する真弓(まゆみ)という名前は、その材が緻密で非常にしなやかな性質を持ち、古くから最高の弓の材料として重宝されたことに由来しています。
強靭な生命力と、秋を象徴する鮮烈な実の美しさを併せ持つ非常に魅力的な植物です。
学名:Euonymus sieboldianus
分類:ニシキギ科ニシキギ属
開花時期:5~6月

代表がオフィスの庭に実験用に植栽しています。
樹高は1〜3mほどに成長する常緑低木で原産地では3mを超えることもありますが、鉢植えでは数十cm〜1m程度に収まるため、身近なインテリアグリーンとして長く親しまれています。
多肉植物特有の浅く張る細い根を持ち、体内に水分を豊富に蓄えられるため乾燥には非常に強いですが、その反面、水のやりすぎによる根腐れには気をつける必要があります。
若い茎は瑞々しい緑色をしていますが、年月を重ねるごとに表面がコルクのように茶色く木質化し、中身に水分を蓄えたまま風格漂う低木のような姿へと成長していきます。
枝はよく分かれて上や横へと広がり表面に毛のないツルリとした質感の多肉質な枝葉が密に茂り、こんもりとしたボリュームのある樹形を作り出します。
ぽってりと肉厚な葉は、向かい合って交互に重なり合う「十字対生」という付き方をし、金属のような光沢のある緑色が冬の寒さや強い日差しに当たると鮮やかなワインレッドに縁取られ美しい変化を見せてくれます。
枝の先に直径1cmほどの小さな星型の花を房状にまとめ咲かせ、白や淡いピンク色の可憐な姿で冬から早春の景色に温もりを添えてくれます。
和名の「フチベニベンケイ(縁紅弁慶)」は、寒さで葉の縁が紅色に染まる特徴ともぎ取った葉や茎から簡単に根付く武蔵坊弁慶のようなたくましい生命力にちなんで名付けられました。
「金のなる木」や「成金草」という名前は、かつて新芽が小さいうちに5円玉の穴を通し成長した枝に硬貨が実っているように見せて販売したという遊び心あふれる由来から広まりました。
縁起の良い名前と季節ごとに表情を変える美しい葉、そして初心者でも育てやすい強健さを兼ね備えたまさに幸せを運んでくれそうな多肉植物です。
学名:Crassula ovata
分類:ベンケイソウ科クラッスラ属
開花時期:11〜3月

代表がオフィスの庭に実験的に植栽したものが根付いたようです。
草丈は10〜30cmほどですがつる(茎)の長さは1〜2m以上に達し地面を覆い尽くすように旺盛に広がる常緑の多年草です。
地面を這うように伸びる茎の節(ふし)から次々と根を出し確実に定着しながら四方へ広がっていく非常に頼もしい性質を持っています。
茎には横に広がって地面をカバーする「栄養茎」と、春に斜め上へと立ち上がって花を咲かせる「開花茎」の2種類があり役割を分担して成長します。
基部がわずかに木質化することもあり、分枝しながら密集した緑の絨毯を作り出します。
葉は光沢のある濃緑色をした卵形やハート型で茎の節に向かい合ってつく対生(たいせい)となり、縁に細かい毛があるので近縁種と見分けられます。
直径4〜5cmほどの青紫色の花を咲かせ、5つに裂けた花びらが同じ方向へねじれて風車のように見えるユニークで美しい形をしています。
実は日本の気候では滅多に見られませんが、その分つるを伸ばすエネルギーが強く圧倒的な生命力で成長を続けます。
名前の由来は、茎が蔓(つる)状に伸びることと花の形がキョウチクトウ科のニチニチソウ(日々草)に似ていることにちなんでいます。
日陰でも元気に育ち、一度植えれば一年中瑞々しい緑を保つグランドカバーの理想的な植物です。
学名:Vinca major
分類:キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属
開花時期:3〜7月